祝ブログ開設 5555日目＼(^o^)／

ブログ《多聞月記》をスタートして今日でどうやら5555日目のようです＼(^o^)／
次にぞろ目になるのは1111日後なので特にこれといったことはないので書いちゃいました．
ちなみに毎日どころか毎月更新もしてないこともあるんで，とくに日数に価値はないんですけどね．
しかし。。。約15年前。。。大学の4年生か院生1年生のころからスタートしたブログでした．
当時と今じゃ書いてる内容も，実際の行動も全然違いますが，まあ根本は変わってないような気もします．
人生90年と考えると1/6だからまあそこそこの歴史かな“人”って単位では．
そんな歴史っていう意味で実は最近，ちょっと昔ながらの雑技を描いたものをゲットしたんです！
そらがこちら↓

はい！切手です！
以前，雑技が描かれたタバコの箱を紹介したと思いますが
やはりというか雑技もあったんですね．
見つけたときにめーーーーーーっちゃテンションあがって即落札しちゃいました．
ちなみに切手に書かれてる年は“1974年”ってあります．私が生まれる7年も前なんですね．
こういった昔のもの，自分が出会えるはずがなかったものとも，家にいて出会える世界になっているのは嬉しいですね．
あまり出かけられない状態ですが
こんな宝探しを楽しんだりしてます．

さ～次は6666日目を目指すぞ～～～

ポップサーカスからのメッセージ動画が公開されました～！ からの雑技団の話

木下大サーカス

 

ポップサーカス

 

ハッピードリームサーカス

 

日本の3つのサーカス全てが公演を延期している状況ですが，
そんな中，公式Youtubeチャンネルを持つポップサーカスがこんな動画をアップしてくれました！
ポップサーカスより皆さまへメッセージ｜～いま、サーカスから伝えたいこと～／Japan Circus message POPCIRCUS

これはファンにはきっと嬉しいでしょうね．
公演が中止になってみんなどうしているんだろうか，海外から来られている方はどうしてるんだろうかって思っても
なかなか情報が公開されることもないですし，またメディアが全国区で取り上げてくれることもないですから．
そんな中でこうやってメッセージ動画をあげてくれるのは嬉しいですね．
ただ。。。
チャンネル登録者数が少ない～～～～～～～( ；∀；)
まあポップサーカス自身もそこまで力をいれてる。。。というか入れ続けてる感じがしないんですけどね～
ただ才能の無駄遣い動画とかおもしろい企画もあるんです！
是非こういう時だからこそ，Youtubeチャンネルの方も育てていってくれたらな～なんて思います．
さてそんな普通の話をしてきましたが，
この動画の演者さんで2番目に出てくる中国人の方に注目したいと思います．
こちらの方は，正確に情報を得ているわけじゃないので，違う可能性もあるんですが
四川省の德阳市杂技团という雑技団出身の方のようです．
演目がこれまた私好みの演目で，
《晃板跷碗》というローラーバランスをしながら，板の先端に置いたお椀を板の反動で投げ上げて頭の上にのっけていくっていう
世界のサーカスを謡うポップサーカスが中国パートとして選ぶに相応しい，中国らしさがある演目なんです．
もう一つのパートの蹬鼓もなんですが，この演目だから雑技を呼びましたっていうのがはっきりしている演目なのが
雑技ファンとして嬉しいポイントになってます．
と，話が逸れましたが，今回は少しだけ德阳市杂技团を紹介したいと思います．
こちらの雑技団は1972年に四川省の名物ともいわれる川劇をする団体が第二グループとして雑技をメインにしたチームを作ったのが起源になっています．
そこから7人でスタートした団体は村などで公演をしながら名前を数度変えつつ公演を重ね，1988年にはロシア公演を実現します．
1991年には《中国大篷车资阳杂技团》としてと全国公演を行い，1992年に德阳市杂技团で行った公演が好評だったことをきっかけに
市政府に招かれる形で，正式に《德阳市杂技团》となります．
ですのに，
ある劇団の一部門⇒民間の雑技団⇒全国ツアーができるまで成長⇒市政府の目に留まり，市の雑技団になる
こんな歴史を歩む雑技団です．（なお現在は有限会社です）
なので，実績ベースでいうと，華やかな，たとえばモンテカルロサーカスフェスティバルでゴールデンクラン！！というような実績はありません．
ただ，これはいうなれば，それだけ地道に単独でやってきた証でもあります．
もちろん国際舞台での活躍は実績を謡うにはいいんですが，ただそれがお金になるかっていうとそうじゃない．
やはり雑技芸術が生きていくうえで必要なことは，雑技をみせて，お金をもらうこと．その上で存続できるかっていう争いは
ある意味，国際大会のようなものよりもよっぽど厳しい戦いかもしれません．文工団系の雑技団とはまさに真逆の戦いを勝ち抜いた雑技団かもしれません．
さて，華やかなっていう言い方をしてしまいましたが，実はある意味，国際大会よりすごい実績がこの雑技団にはあります．
そしてある年代の方で中国の北京に旅行に行かれた方ならひょっとしたら彼らの雑技に触れてるかもしれないのです．
そう，この雑技団の一番の実績はなにかというと，北京で外国人が雑技をみるとなると真っ先に名前があがる《朝陽劇場》
こちらの劇場での公演を2008年5月～2012年まで行っていたんです．また同じ北京でのカンフーと雑技を合わせたショーをやっていたり
とにかく一般公開されている公演ベースでの実績が豊富な雑技団なんです．
なお7名からスタートした雑技団は，今や230名の演者やスタッフを抱え，外国籍も約50名，そして4500平米の宿舎に800平米の練習場，
さらに300平米の動物の飼育場がある大きな会社に成長しています．
ちなみにポップサーカスとは2003年から5年契約で一度なんらかのつながりがあったみたいです．
なかなか日本でサーカスをみているだけだどなじみがない雑技団の名前だったかもしれませんが
意外と身近な存在かもしれませんね．

イベント休止が相次ぐなかでの嬉しいサービス！

春節休みが中国では一週間延長されたみたいですね．
延長っていっても，思うに旧正月から最初の満月，元宵节までが本当は正月休みなんじゃない？とか思うんですが
まあそのあたりのことは詳しくないので置いといて。。。
昨日は済南雑技団と上海雑技団の現在の環境での取り組みを紹介しましたが
コロナウィルス騒動の中で別の角度からのサービスがありました！
イベントが基本的にほぼすべてが中止になり，その上で外出を基本的に控えましょうと雰囲気．
どういう問題があるのか。。。
退屈！！！
そりゃそうですよね．
いくら休みがあっても出かけないなんてね．
そんな中，浙江省の文化和旅游庁が粋なサービスを初めてくれました！
それがこちら↓

省に属している文芸院団体から22の舞台ショーをネットで無料公開してくれます＼(^o^)／
これは嬉しいですね．
家でも舞台ショーが楽しめるっていうことですから．
例えるなら，新型インフルエンザが大流行して，家で楽しく過ごせるように宝塚歌劇団がネットで無料で公演を公開します！みたいなもの．
昨日公開されたのは《越劇》編ということで6つのショーが公開されていますが
今後，雑技の公演も公開されるのかどうか，めっちゃ期待しちゃいます！！
浙江省といえば。。。
浙江曲芸雑技総団に杭州市雑技総団がありますからね．
期待して待ちたいと思います．
新型コロナウィルスっていうことで，発表される対応策も消毒とか防疫とかあまり明るい感じの言葉じゃなかったんですが
こういうふうに，家でも楽しめるようにって取り組みを初めてくれたのは心が少し明るくなりますね．

あけましておめでとうございます！

多聞月記をたまに覗いたりしてくださっている皆様．
あけましてほめでとうございます．
2019年は12月は全く更新できずに“月”記にすらならなかったです．
いろいろバタバタとしていて，ただ“いいこと”なので落ち着いたらさらっと書きます．
サーカスや雑技に全く関係ないんですけどね(笑)
2020年中にはいろいろときちんと形を整えたいと思ってやってます．

さて11月からのサーカスや雑技ですが，ほとんど何も書かなかったんですが
何気にネタにすべきビックニュースも多かったんです．
一番はこちら↓

中国の上海のすぐ近くにある都市“無錫市”でフランクドラグーヌが手掛ける新しい常設ショー
“太湖秀”
が12月。。。22だったかな。。。そのあたりの日曜日に開演したことですね．
中国では澳門でのHouse of Dancing Water，武漢でのHan Show，西双版納でのDai Showに続く4つ目のショー．
中国がいくら広いとはいえ，一国の中でドラグーヌのショーが4つもあるなんてすごいですよね．
まあ一国といっても私に言わせれば武漢と無錫はともかくその他の二つは距離的には海外ですけどね．
ただアメリカでシルクのショーを巡ったりされる方にとっては近距離なんじゃないでしょうか．いうても時差ないしね．

他にも

毎年広東省の珠海で開催されている国際サーカスフェスティバルでは日本人が，大活躍！
イエス！ドリームサーカスのあの二人ですよ～
あのクラウドファンディングをやってた2人です．
しかしあのクラウドファンディングでのリターンが未だに連絡も無ければ届いてもないわけだけど。。。いつ届くんかな．
まあそれはそうとして
蹬人という演目は中国だけでなく日本でも本来伝統芸的に得意にしてた演目なだけに
それが日本で再び復活し，海外で評価を得ているのが嬉しいですね．
あのファミリーにはもっと日本の子供がいるんで，早く他の子供もデビューしていって欲しいところです．

他にも戦士戦旗芸術団での動き，サルーンを見に行った話などなど，
毎日更新するほどではないけど，だからって一ヶ月も二か月もほっとくと書けなくなってしまうぐらいにはニュースがあったので
2020年はいろいろ落ち着いてきたらまた更新頻度をあげていきたいと思います．

なお，おそらく私自身が中国に足を運ぶ回数は激減する予定です．
今もこうして日本にいちゃうんですよね～
それでも充実した日々を送れている，そんな感じです．

それでは2020年が皆様そして雑技団，サーカス団，雑技サーカス業界にとって明るい一年になるように祈っています．

国庆节快乐！ 国慶節おめでとうございます！

今日は国慶節，新しい中国が成立して70周年！！
中国の皆さん，国慶節おめでとうございます！！
中国各地にあった演目をまとめあげて，雑技という一つの形に仕上がっていったのは
まさにこの新しい中国の時代に入ってからのこと．そして数々の演目が世界各地に伝えられ
その地域で成長し，さらに中国に逆輸入され磨かれたりと本当に世界におけるサーカスにおける演技の発展にも
大きな役割を果たしたのが今の中国だと思います．私はこの国のすべてが好きなわけじゃないですが
やはり雑技ファン，サーカスファンとして功績部分を決して忘れないし，トータルでみて大好きな国だと発信したいと思ってます．
本当におめでとうございます！さらなる中国と雑技の発展を祈っています！
それでは最後に私も大好きな曲《我和我的祖国》の雑技バージョンがあったので動画をはりつけてお祝いします＼(^o^)／

中秋节快乐！！

せっかくなので開演して最初の中秋節を迎える《X 绮幻之境》の中秋節です．
月餅付きのこんなのもあるみたい

お土産にいいかもしれないですね，
ただ普通に売ってるというよりは，事前に問い合わせせなあかんのかな。。。
書いてあることよう分かりませんでした(笑)
ま、どうあれ
皆さんきれいな月と一緒に素敵な中秋節からの3連休をお過ごしください．

速報!ＴＯＴＥＭでユニサイクル ウィズ ボウルが好きだった日と必見!

ＴＯＴＥＭの日本公演で『ユニサイクル　ウィズ　ボウル』が好きだった〜っていう人必見の告知です。
告知といってももう数時間後っていう超直前ですいません。
上に貼った内モンゴル雑技団による公演でユニサイクルウィズボウルが演じられます!
しかも日本公演のメンバーも参加してます!
中国の雑技団から来てる場合は、雑技団の一員として活動するので
中々シルクを離れたあとの演技を見ることが難しいのですが、今回は貴重なそれができる回です!
日本時間の今夜9時から
こちらのサイトで生配信されます!
ファンの方はお見逃しなく!!!

いよいよ明日、杭州に向けて出発!

台風9号が台湾省、浙江省とまさに中国に向かっているのに合わせて私も浙江省に向かうという状況です(^_^;)

さらに週明けから体調を少し崩してて必死に回復中。
ぶっちゃけ普段はいいんです。
体調悪くても会社行ってればいいんだから。
サラリーマン　会社に居るだけ　丸儲け
なんて川柳をいうぐらいの思想なんで、普段の風邪はいい。
が、休みは全力やからあかんのです!
頑張れ私の免疫力〜〜〜(^^)/

杭州ではもちろん開演したばかりの
X 绮幻之境　
を見ます。
チケットを劇場に現地支払いで予約してもらったら
なんと直前に確認メッセージまでくれるありがたさ。
素晴らしい〜〜〜
ただこれ以外にも
印象西湖　という水上のナイトショーや
宋城千古情　というテーマパークのショー
そして西湖之夜という劇場ショーなどなど
見たいものもたくさんあるので。。。
台風さん、できればそこでUターンして頂けると嬉しいです（笑）

どうあれ明日から夏休み〜＼(^o^)／
よい夏休みを皆さんお過ごしください。

第10回全国雑技展演 19日と20日の公演は 《岩石上的太阳-银川艺术剧院》 こちらもシルクドゥソレイユとちょっとした繋がりが

第10回全国雑技展演で今日と明日（19日と20日）披露されるショーはこちら银川艺术剧院による《岩石上的太阳》です．
この银川艺术剧院というのは前身が1958年に生まれた银川市雑技団という団体で，この時は中国雑技団，鉄道兵文工団，天津雑技団から人が集まって作られました．
《岩石上的太阳》は国家芸術基金プロジェクトの一環で作られたショーで，監督は李西宁さんということで
あのフラッグサーカス（战旗杂技团）の元団長で，シルクドゥソレイユ，ドラリオンを作り出すにあたって，雑技側の中心人物として参加された方です．
中国の伝統的な雑技芸術と雑技団がある银川市にもなじみがある贺兰山の岩画の世界を融合させた作品になっているそうです．








ドラリオンの生みの親の一人である李西宁さんがどのようなショーを作ったのが見てみたいですね．


ちなみに出陣式の時の写真のようです↑
加油！！

香港復帰22周年記念公演 今年は青海省演芸集団

7月2日と3日に香港の香港红磡体育场（香港コロシアム）で香港復帰22周年を祝う記念公演が行われたみたいです．
民族舞劇《唐卡》という青海省園芸集団による公演だったようです．
雑技団ではないですが青海省演芸集団のもとに
・民族楽楽団
・京劇団
・平弦劇団
などなどとともに青海雑技団も存在していて，それらが6つの団体が集まった団体です．
内モンゴル雑技団とかも今はこういう形をとっていますね．
今回の公演に雑技団が参加しているかは残念ながら分かりませんでした．
ただ雑技団は雑技団で公演を行っている現役の団体なので，私はこの団体の公式WeChatをフォローしてます．
せっかくなので公演の様子を見ときましょう！





舞劇というだけあって，たぶんほぼ民族舞踊なんでしょうね，
気を引いたのはこちら

真ん中の2人，雑技のワンシーンでもありそうなんですが，正直これだけじゃなんとも言えないです．
ただそのバック．
よく思うんですが，こんぐらいロープを張り巡らせた中での演技，ロープからロープに移ったり
空中を自由自在に舞うように飛べたりしないんかな～なんて妄想しちゃいます．
スラックラインってそれだけじゃ全然魅力を感じませんが，こう張り巡らせて
斜めに張ったロープからロープ
いうなればめっちゃ細いトランポリンがいろんな角度で設置されたような感じ．
そういうのだったら，舞台全体を使った演技になるのにな～なんて思ってるんです．
そうそう！
ワンピースのドフラミンゴの能力が実現した感じだ！
あったら面白そうですよね．
と，香港とは全く違う，今日はむしろ妄想話だったのでした．