辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

アツデン DSLRガンマイク SMX−15の改造 非改造を聴き比べる。

2017-09-12 12:33:29 | 映像
日本人なら日本のメーカーを使いたいというのが
心のどこかにある。


必要に迫られて、ステレオタイプのSMX-30と15を購入
インタビュー撮りを含めて出番が多いマイクである。

音質的には、筐体が樹脂なので不安はあるものの
以外と音質に癖も少なく、声を収録するマイクとして
自分は合格点をあげられるマイクだ。

で、ゲインアップ機能もあるので
SN改善に役立つが、さらに欲張って
+30dBならさらに改善されるのでは? と思ったので
アツデンさんを巻き込んで、
正式に+30dBの出力ができる「特注品」を依頼しました。


本当、どうやったら、比較しやすいか考えた挙句、
自分が静かな部屋で喋って、それを収録してみた。

収録条件は同じで
カメラ キャノン 5D マーク3
    
録音レベル マニュアル

SMX-15に関しては、ローカットなし
出力ゲインを、ノーマルバージョンの+20dBと
改造品の+30dBとの比較となる。

非改造の音はこちらをクリック!!
録音レベルは、目盛り1くらい




+30dbバージョンはこちらをクリック!!
録音レベルは、ほぼゼロに近く、ゼロより2目盛り分に設定


実際のところ、あまり大差は感じられなかった。

今回、あえて、マイクゲインの0dBバージョンは収録しませんでしたが
+20dBまで上げれば、さほど大差が無かったということなのかもしれませんが、
今回、マイクと口の位置が30センチなので音源も近く
SNが気持ち良く収録できたと思います。

普通、音源とマイクは1メートル以上は離れるので
+30dBというレベルは、ある意味、万能ではないものの
声が小さい人の収録には有効なのかもしれない。

まぁ、基本的には
このマイクはカメラにつけるのですが、
私の場合、延長ケーブルでマイクスタンドに乗せて
被写体の口元まで接近させることをしている
延長も1メートルくらい伸ばしている。

アンバランス接続なので、ハムノイズには弱いけど
注意深くモニターしている。

予算有り、予算無しに関わらず、
シンプルにインタビュー撮りしたいときにも
オンマイクで、SN良く録音できればと
日々考える。