辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

1日1悪 センチュリースタンド ゲンコツが緩むのは訳がある

2021-09-26 16:08:17 | 撮影機材

撮影現場にあると便利な
センチュリースタンド 通称Cスタンド

撮影機材の中でも照明、フラッグなど
重量物を固定する縁の下の力持ち的な
重機材である。

15歳から業界入りして
ビデオでも写真でも撮影現場に出入りしていると
この様な光景を見かけます



気持ちはわかるが、さして、重量物でもないのに
支えの棒が必要になるのは
ゲンコツで締め付ける締め付け方向が
理にかなってないなぁーと感じてしまう

諸説あるかと思うけど、
正統派的な固定方向としては
この様な締め付け方向で用います



2つの写真、違いがわかりますか。。。

ゲンコツの締め付け方向が
吊り下げる重量物の重さが掛かる
方向と一致しているかです。

右ねじの法則、右回しにゲンコツのロックが
「締め付け」の方向となる。

ゲンコツの締め付けノブをそのままの位置で、
180度 向かって左側に重量物を掛けた場合
重さが掛かると左方向に下がり
ロックが緩んで、落下してしまいます。

と、簡単な原理でございます。

まぁ、撮影も国家資格もなく
「機材があれば、今日からプロ」と言う感じで
開業できてしまう世界ならではの光景

この右ルールに限らず、
原理原則を見極めて、無駄な動作を省いてこそ
プロの世界と申す私は悪魔でございます。

追伸として
無論 ウェイト を用いての
バランス取りも実行するのは
常識の範疇でございます