辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

5Dで音を録る ヘッドアンプの代わりにPCMレコーダーLS-14を使う方法

2016-12-03 16:12:12 | 撮影機材
キャノン 5Dマーク3で、インタビューを録音する場合、
カメラマイクでは、タッチノイズが激しいし、埋蔵マイクに指向性が
ないのでSNも悪く音に芯がない。

とりわけ、SNが悪いのでホワイトノイズ的な、
「シー」音がかなり気になる。

編集ソフトによっては、フィルターで消す事もできるらしいけど
そこは、編集に頼らず、高価なミキサーを介さず
手軽なPCMレコーダーを用いた方法を紹介してみます。

まず、なぜ5D単体ではSNが改善されないのか。。。
詳しい事はわかりませんが、内臓のヘッドアンプの
仕様だと思う。



録音レベルは、オートとマニュアルがあり、
内蔵マイクで音が聴けるレベルにしている
「マニュアル」レベルでも、録音されている音の根底に
「シー」とノイズが気になる。
また、DSLR用のガンマイクを用いても、完全に解決されている感じが薄く
オートでもマニュアルでも、「シー」音が気になる。

インタビューでは、イマイチ、物足りないのである。

で、5Dの録音レベルをマニュアルにして下げていくと
ほとんど、「ゼロ」に近い、位置でSNが一気に向上する。

レベルの位置的には、「ゼロ」から2段階か3段階上げた位置ではあるが、
私の考えとしては、この5Dの録音レベルで、適度に増幅した音声信号を
送る事ができれば、クリアーな録音ができると考えた。

そこで、オリンパス社のPCMレコーダー LS-14を中間に入れる事を
思いついたのである。

5DとLS-14の接続は、ミニジャックでお互いを接続、
5Dレベルと、LS-14の録音レベル、ヘッドフォンレベルの相関は
写真の通りである。







ただ、このLS-14の入力は、ステレオミニジャックのみなので
有線ピンマイクなどのXLR仕様のマイクを接続する場合は
XLRからミニジャックに変換するケーブルが必要である。

また、アンバランスでの変換になるので、例えば、有線ピンマイクを
1チャンネル分に録音する場合、もう一方の2チャンネルに何も接続しない
オープンで置いておくと、ハムノイズが出る事があるので。
1本の有線ピンマイクの信号を、両チャンネルに分配するYケーブルのような
仕組みが必要である。

まぁ、1チャネルは相手、2チャネルは話の聞き手と、
有線ピンを2本、使うのであればそんな振り分けは必要ないし、
もちろん、独立して2チャンネルの音が録音できる。

そして、話し手の声量と比較しながら
LS−14の「録音レベル」をピークで割れない程度に設定。

その後、LS−14のヘッドフォン出力を写真のレベルくらいに上げる。

最終的に、5Dの録音レベルを確認しつつ、
LS-14の出力(出し)と、5Dの録音レベル(受け)で
お互いを調整する。

この時に、5Dのレベルを「オート」にしていると
SNが一気に悪くなるし、「マニュアル」でも
レベルの入りが中間間近では、あまり意味がない。

5Dのレベルは、あくまでも「セロ」から
2つ目、3つ目付近が一番、SNが良い。

とりわけ、簡易的なギミックだと笑われてしまうが、
C100やC300など、シネマカメラが使えない予算の場合で
インタビューを同録したい場合は有効である。

もちろん、随時、ヘッドフォンで確認できるので
しっかり、モニタリングすべきではある。

まぁ、今後の課題としては、
PCMレコーダーを、XLR入力があるタイプにしても
同様な手順で対応できると思うし、
ワイヤレスマイクの場合、レシーバーに
モニターアウトが有って、バリアブルに可変できれば
同様の収録がワイヤレスでできる。

私は、ソニーの業務機種のワイヤレス
UWP-C1を持っているが、なかなか、SNもよく同録できる。



理想を見ればキリがないが、
無いならないなりに、やりくりで切り抜ける。
でも、クオリティーは上位機種と同等なレベルをキープするのは
絶対条件だと感じます。

Aロール編集を検証する。 皆さん、お騒がせしました。

2016-12-03 10:19:01 | ビデオ制作
知っているつもりで作業をしていたが、以外と、自身の勘違いもあり
お騒がせしてしまいました。

そこで、確認の意味も含めて、改めて、作業内容の確認をしてみました。

振り返りとして、過去の条件を再び確認すると、こうである。

素材はひとつ、ワンカットのシーケンスの中で、急に変わった色味を
編集で徐々に変わるように見せたい。

このような感じに、、、

https://youtu.be/RJVwe0-1Lx0

過去、FCP7の1トラックのシーケンスで、色が変わるポイントにて
「カミソリツール」で切断して同じトラック同士で「ディゾルブ」をかけ
ゆっくり色が変わっていたと錯覚していた。結果、勘違いではあったけどね。。。

トラックとしてはこんな感じ



同じトラックの中間で切ってディゾルブをかけている。

しかし、見落としていた事があった。

実は、スームレスに変わっているかのように見えているが、
検証すると、カミソリツールでカットする以前の1本のタイムラインの状態で、
FCPの「色補正」を掛けていたのである。さらに、その状態を「カミソリツール」で切り、
二つに分かれていたうちの、最初のカット、もしくは後半のカットのどちらかを
「色補正」にて、極端に色補正をしていたのである。

結果として、1本のタイムライン上の任意の場所でディゾルブを掛けると
あたかも、前後の画の乗り替わりが、ゆったり色味が変わるという事になる。

つまり、当初、カメラで撮影する段階で、ホワイトバランスのスイッチで急激に変わった
ホワイトバランスを編集で変えていたのではなく、何らかの意思で、「色補正」を掛けた
前後のカットと勘違いしていたのである。

ちょっと、おバカな勘違いである。

そして、元々の課題である。
1つのタイムラインで、急に変わった色味をディゾルブしたい場合は
編集のセオリーにある、のりしろがあれば可能であるが、
以下の条件が必要である。

1、三脚でフィックス(固定)
2、人物などの動くものが画に入っては見苦しい
3、前後のカットで乗り替わる、のりしろが必要

といった、感じである。

つまり、こんな感じ

https://youtu.be/BxGHLgxKZeY

動かない背景は、ゆっくり色味が変わるが、
ディゾルブを掛ける分、のりしろを必要とするので
途中の尺を詰める、すると、動いている人物がチグハグになるので
画のようにダブってしまう、といった具合である。

しかも、尺を詰める必要があるので、このような事をすると
全体的に尺も数秒詰まる。

このような感じである。

何で勘違いしてしまったのか、反省すべき点ではありますが、
普段、慣れてしまった事を再確認できた事件だと感じてます。

今回は、編集に関する事でしたが、
撮影、音の収録と慣れでしている事もあるかもしれない。

まぁ、それが致命的になる前に、再確認してさらに的確な
「映像制作」に繋げていけたらと思っています。

なかなか、奥深い経験ができました。



アマゾンのネット販売も便利です。でも、店舗での買い物も心を揺さぶれれる。

2016-12-03 06:46:27 | 日本の情景
日頃、仕事をしていると、ゆっくり品定めをしている時間もなく
ついつい、欲しい商品の詳細が解らなくても
アマゾンで購入する事が多い。インプレッションを頼りに
購入するけどね。。。

まぁ、最近は、1万円の液晶モニターを購入しました。

本来なら、モニターなので、表記される色味の具合とか
明るさ、コントラスト、などモニターとしての
機能を確認するのが本質だと思う。

買う側の割り切りだと思うが、
1万円で購入できるなら、実機を確認しなくとも
いいかなぁーと、私は思うし、
ある程度、インプレッションも当てになるので
その辺りは、おまかせっていう感じです。

でも、結構、自分の中ではいい感じだった。

とかく、昔では考えられなかった買い物の仕方である。

やはり店舗で実際に欲しいものを手にとって
考えて買い物する感覚も好きである。

小さなパーツなんか、同じ役目をするけど
些細ところに相違点があって、それで、倍近く単価が高かったり、
安かったりして、自分なりの着目点で、妥協できるか否かを
判断して購入する。

そんな買い物をだから、ついつい、予定になかったものを
購入してしまう事も少なくない。

「あれ あったら便利だなぁー」
「値段も高くないし、買っておく」

なども結構ある。

秋葉原のパーツ屋に行くと、時間が経つのを忘れて
1日中、散策をしている。

それでも、秋葉原のパーツ屋は激減したので、
新品でもジャンクでも行くところは限られる。