明日から、京都で開催される展覧会情報です。
「奥田元宋回顧展 小由女(さゆめ)とともに」
2/23~3/6 京都高島屋
3年前に90歳で鬼籍に入られた日本画家、奥田元宋氏と
その奥様で人形作家の小由女さんの作品が見られます。
昨秋、横浜の高島屋で観たものが巡回しているようです。
今年、奥田氏の故郷、広島県三次市に「奥田元宋・小由女美術館」がオープンするので、そのPRも兼ねているのでしょう。
買い物のついでに、軽い気持ちで展示室に入って、圧倒されました。
「元宋の赤」として名高いその燃え上がる色彩と、迫り来る風景の力に。
チケットのデザインにも使われている「紅嶺」という作品と、山へんに鬼と書いて「カイ」と読ませるタイトルの作品が特に素晴らしかったです。
もうひとつ、「寂静」という、桜の木の絵・・・タカヤサン・・・(暗号みたいですね)
奥様の作品も、それは優美で美しい色彩で、これって、ミュシャが好きな人は必ず気に入ると思います。
公式サイトがありますので、ご紹介します。画像が沢山見られます。
www.okudagensou-sayume.com/
クリムゾンと蜃気楼が好きな私には美味しい展覧会でした。
「奥田元宋回顧展 小由女(さゆめ)とともに」
2/23~3/6 京都高島屋
3年前に90歳で鬼籍に入られた日本画家、奥田元宋氏と
その奥様で人形作家の小由女さんの作品が見られます。
昨秋、横浜の高島屋で観たものが巡回しているようです。
今年、奥田氏の故郷、広島県三次市に「奥田元宋・小由女美術館」がオープンするので、そのPRも兼ねているのでしょう。
買い物のついでに、軽い気持ちで展示室に入って、圧倒されました。
「元宋の赤」として名高いその燃え上がる色彩と、迫り来る風景の力に。
チケットのデザインにも使われている「紅嶺」という作品と、山へんに鬼と書いて「カイ」と読ませるタイトルの作品が特に素晴らしかったです。
もうひとつ、「寂静」という、桜の木の絵・・・タカヤサン・・・(暗号みたいですね)
奥様の作品も、それは優美で美しい色彩で、これって、ミュシャが好きな人は必ず気に入ると思います。
公式サイトがありますので、ご紹介します。画像が沢山見られます。
www.okudagensou-sayume.com/
クリムゾンと蜃気楼が好きな私には美味しい展覧会でした。
日本絵の具って膠水で溶いて...って扱いが大変そうだし色によって値段がピンきりだってきいたことあるけど、凄いネ(汗)
俄然興味を持ったけど京都ですか...っ!機会があったらホンモノを拝みたいですv
岩絵の具の棚って、美味しそうで眺めてて気持ちいいですね。
そういえばはるか昔、ご一緒に谷中から上野にかけて歩いた時、ゲイ大の裏手あたりに岩絵の具屋さんがありましたね。アノ当時トドラーだった若殿もすっかり立派になられて・・・(家老の気分です)
以前、東山魁夷さんにスポットをあてた国営放送の番組で、絵の具を膠で溶くまさにその作業を取り上げていたのを思い出します。
日本画の彩色って、途方も無い根気が要るんですね・・・それでかなりのご高齢で大作をものにされるとは、「創りだす」情熱って凄いとおもいます。
画材の値段で連想したのは、フェルメールの青に使われていたラピスラズリ。金と同様かさらに高い値段だったそうですね。(これに関してはまたレビューで触れますね~)