すきゃったどろわーず

「ひきだしバラバラ」~mici_konによる、美術展レビューとか音楽や身辺雑記です。

インフルエンザ予防接種

2007-11-30 21:47:33 | ヘルス&ビューティ
今年は受験生は家にいないのですけれど、
インフルエンザの予防接種を受けてきました。

午後の診療開始直前に近所の医院のドアを開けると、
既に同じ目的の人々が7~8人。
入園まえ位の小さな子から、小学生を連れた親子連れ、
そろいの作業着姿の会社ぐるみで来ている風のオジサマ方など年齢も多様。
問診票に記入する人、体温を測る人、皆神妙な面持ちでした。

この医院、実はいつものかかりつけではなく、二番目に近い内科なのですけれど、
隣の区だからなのかどうなのか、最寄の医院より千円安い料金で接種できると口コミ情報で、初めて訪れたのです。

それほど待つことも無く、手馴れた様子のドクターとナースの方々に会って、
サクサクと済ませることが出来ました。

今、流行っているようですね。
電車に乗っても、風邪っぴきと思われる人が増えつつあるように感じます。
関東地方、ここに来て急に寒くなってきたし、流行のピークが既に来ているとの情報もあって、皆さん敏感に反応しているようです。

電車やバスに乗っているときに、ノーマスク、ノーハンカチのまま
クシャミや咳をする人も最近多くなっているので、防御のマスクが必須の季節です。
だって空気感染、コワいよぉ~。

数年を外国で過ごした後帰国して、最初の冬にインフルエンザで一家総倒れになった、
1998年の苦い経験はもう繰り返したくありません。
(多分、数年分の免疫が無くてイチコロだったんでしょうね)

明日の朝一番でオットーが接種に行くと言ってます。
残りはトンジですが、「期末試験終わってからでいい」と言い張って聞きません。
頑固者モードに突入して、私が何を言っても建設的な方向に話が行かないので、
2冊の本で脅かしてやろうと企てています。

一つは、『ナショナルジオグラフィック 11月号』(この秋から定期購読はじめました)
サブ特集が、「人と動物を襲う感染症」で、写真と図版が豊富。

あと一つが、今日「尼ぞん」から届いた新書、
『H5N1型ウィルス襲来 新型インフルエンザから家族を守れ!』
(岡田晴恵著 角川SSC新書 ¥720+税)

早速パラパラとつまみ読みしましたが、現状を知って背すじが寒くなり、
最悪の事態想定のシュミレーションに落ち込みそうになりながらも、
「では具体的に個人でどう身を守るか、どう行動すれば生き延びられるか」まで
記されているので、これは家族で回し読みしようと思います。

予習として

2007-11-29 20:08:13 | Weblog
何の予習かというと、「川中島の合戦」。
あと数回のみの放映となったNHK大河ドラマの、これからのクライマックスです。

実は細かい所まであまり把握してなかったりするので、このサイトを知ったときにはブラボーでした。

長野市が運営している風林火山特設サイトらしいです。

→ www.furin-kazan.jp/nagano/index.php

フラッシュアニメで、武田・上杉両軍の動きが時系列でよく判るようになっています。
これを見て予習して、日曜日の放映に備えるとしよう。

それにしてもガクト謙信、前回オンエアのラストの出陣シーンの衣装が、
どうみてもヨーロッパ風で(時代的にこういうのが日本に入っていても不思議じゃないけど)
「あなたどこのシャルル3世(←適当です)?」と思いました。

・・・と突っ込みを入れつつも、近日発売のガクトの謙信コスプレ写真集(?)は、
是非店頭でチェック入れてみたいと思う今日この頃です。
頼むからフィルムで覆わないでね本屋さん。

しかし毎回充実していて見ごたえ満点の大河です。

◇ ◇ ◇ ◇

エイジアの来日に関して、チケット手配する前に何か情報ないかなと思い、
某巨大掲示板のプログレ板を覗いたのですが、
ウェットン、心臓バイパスの手術したの?大丈夫なの?
それで来年のライブ出来るの?ファンの皆さん心配してます。

チケットに関しては、プロモーターの先行予約に急いで飛びつくより、
ぴ○の先行予約の方が良い席が取れるらしいです。
ま、急がないでもいいかな?

エビフライと台湾ラーメン

2007-11-28 21:53:15 | なごやのおもいで
先週末のことでしたか、中部国際空港を取り上げたTV番組で、
レストラン街の映像を何気なく見ていて、目に飛び込んできた見覚えのあるロゴ。
丸の中に「は」の字、まるはマーク!

アレか?アノ店が入ってるのか?

名古屋人なら知らない人は居ない、エビフライで有名なお店です。
知多半島の先端近く、南知多道路を終点で降りると、すぐに現れる
まるはマークの案内板(親切にも目的地まで続く)を懐かしく思い出しました。

「まるは食堂」さんです。→ www.maruha-net.co.jp

以前は海辺に大きな食堂だけありましたが、サイトで見てみると
今は温泉を掘って、旅館も併設されているようですね。商売繁盛で何よりです。

名古屋市内からもわざわざ食べに行くくらいの、巨大エビフライ。
これを食べずしてエビフライを語るなかれ。(大袈裟だってば)
今では、中部国際空港セントレアの4階「ちょうちん横丁」のお店でも食べられるんですね。

そういえば、この前映画を観た帰りに覗いた、チネチッタの中にある
バラエティ本屋さん「ヴィレッジ・バンガード」(ここも名古屋資本)の店先にも
一見黄色いモップにも見える「エビフライぬいぐるみ」が積んであったなあ。(爆)
どういう層が買っていくんでしょうか?

セントレアのサイトをチェックしていてついでに見つけたのが、
これも名古屋発グルメの一つ、ピリ辛「台湾ラーメン」のお店。

「味仙(みせん)」さんです。 → ttp://misen.cc/index.html

↑これは私らが通っていた、東名名古屋インター近くの「藤が丘店」のサイトですが、
名古屋の池袋的な繁華街「今池」にもお店があります。

ランチタイムは閉まっていて、夕方5時ごろから夜中までやっているお店でした。
土曜の晩にオットーとよく出かけたものですが、だみ声のオバチャンが仕切っていて、
大変に活気のあるお店でした。ガチャガチャしてるけど美味い。
季節によっては「俺らこれから走りに行くモンね~」風のお兄ちゃん達が腹ごしらえしていたりしましたねぇ。

「MAP」のリンクを開いて、かつてのテリトリーの地図に思わずセンチメンタルモードです。

そぼろ肉とニラと唐辛子の味がガツンと刺激的な、忘れられない味です。
うーん、エビフライと台湾ラーメンに「ひつまぶし」「味噌煮込みうどん」をくっつけて、
新幹線に乗ってグルメツアー組んでみたい気分になってきました。

◇ ◇ ◇ ◇

ケーブルテレビのチャンネルガイドが送ってきたので確認したら、
先日記事にした「オープンカレッジin北京」のドキュメンタリー番組、

12月2日(日) BS朝日の夜9時からでした。午前ではなかったです。

ウチの契約じゃ見られないですが、そのうち事務局に映像が回ってくることを期待します。
多分、「AKB48」(Bチーム)さんのライブ映像も少し入っていると思います。

やはり、また来る(待ってたよ)

2007-11-27 20:39:48 | ミュージック
朝、バタバタが落ち着いてようやく拡げる事が出来た新聞。
社会面の下段に見つけたライブの広告。

やった!来年もまた来てくれるよエイジア。
予想が当たって嬉しいなあ。

来年5月です。
5/8(木)福岡、5/9(金)大阪、5/11(日)名古屋、
そして 5/12(月)に東京。
東京国際フォーラムのホールAで、19時開演。

・・・丁度「ラ・フォル・ジュルネ」の一週間後ですね。
S席¥8500、A席¥7500
まあ、妥当なお値段だと思います。

今度は、かなり行く気満々。
すでに今日から、プロモーターのウドーのサイトではネット先行予約が開始されてます。

→ www.udo.jp/

この後すぐに予約に行きたい気分ですが、ちょっと時間を置いてみます。
ちなみに一般発売は12月15日(土)から。
便乗したいライブ友達の皆さん、もしいらしたら手を挙げてみてね。
「おひとりさま」でも行きます多分。

広告に使われている写真を見た感想。(わかる人だけ笑ってください) 

ジョン・ウェットンがグレッグ・レイクにしか見えない。
ジェフ・ダウンズが秋川「千の風」様に見えてしまう。
スティーヴ・ハウ先生、ウェットンにお肉分けてもらってください。
カール・パーマーは、70年代あんなに美青年だったのに、丸眼鏡をかけたら神田山陽さんじゃないか!

でも、変わらず聴衆を楽しませてくれる貴方たちが大好きです。
生ウェットンの声に聞き惚れに、是非足を運びたいと思います。

◇ ◇ ◇ ◇

ひっさしぶりにお手伝いバイトに出かけました。
受付のお姉さんが、「しばらくいらっしゃらないのでどうしたかなと思ってましたよ。」と言ってくれました。
ありがとう~。何だか嬉しいです。

ゴキゲン斜めのコピー機と格闘しながら(勝手に「エリカ」と命名したいくらい)
いろいろと細かな仕事を片付け、早めに上がって帰り道に東京駅のエキナカをチェック。

いやはや大変な賑わいようでした。
中央コンコースのワンフロア下に、丸の内と八重洲を結ぶ便利な通路が出来て何よりです。
昔はずーっと北よりに一本あっただけですものね。

広々とした通路の両脇に、デパ地下と羽田空港のガレリアを合体させたようなショッピングモール。
こだわりのお店が多く、お値段は決して安くないですが、
旅行時のちょっと特別なお弁当や手土産をゲットするには良さそうです。

お酢のドリンクスタンドや、プチサイズの手ぬぐい&和菓子のお店など、
次の機会にじっくり買い物したいお店も多くありました。

バージョンアップした「銀の鈴」周りには旅行者が大勢。
非常に込み合っているので、インフルエンザ流行期にはマスク必須かな?

シナン

2007-11-26 19:51:00 | 本・絵本
図書館から借りて、貸出期間延長を重ねつつ、
空き時間に少しずつ読んだ本です。作者は夢枕獏さん。
中央公論社からハードカバーが上下巻で出ています。

16世紀、オスマン・トルコ全盛期に「壮麗王」スレイマンに仕えた、
イェニチェリ(徴用された元キリスト教徒の親衛隊)出身の偉大な建築家シナンの物語。
(「スレイマン」が、「ソロモン」のトルコ語読みだと、初めて知りました)

もともとイスラム建築には関心があって、子どもの頃から写真やTVの映像を見ては、
「美しいな」と思い続けていました。
ブルーが基調のタイルとか、アラベスク模様とか、細部の装飾とか、文字をデザインした文様とか、
偶像を飾れないだけに、そういうところに注がれた情熱の深いこと。

幼い頃から一風変わった子シナンが、都イスタンブールで入った聖ソフィア寺院の威容に打たれ、
多くの人々とのかかわりを経て、偉大な建築家として活躍していく様が、
当時の世界情勢、オスマン帝国の習俗、文化を織り交ぜながら、
獏さんお得意の簡潔で明快な文体と会話のやりとりで語られていきます。

世界史でやった用語や、断片的に仕入れた知識しかなかった世界が、
鮮やかに五感を通して知覚できるかのように蘇ってくるひとときでした。
創作だとは思いますが、主人公とあのミケランジェロがヴェネチアで出会い、
言葉を交わすくだりは、良かったなあ。

物語の冒頭と結末が見事に呼応して、しかも色彩鮮やかなシーンで彩られていたのもお気に入りポイントです。
イスラム世界に対する認識が変わる作品です。
夏に見たフランスのアニメ『アズールとアスマール』と、おそらくはほぼ同時代の物語ですね。
(あちらは地中海のずっと西、マグレブ地方でしたが)

読み終えて、「やっぱり一度はトルコを旅してみたい」と強く思うようになりました。
ばーさんになったら是非決行したいです。(笑)
シナンの手がけた建物めぐりに、パムッカレの白い景色にカッパドキアの奇観、
イスタンブールの漁港の鯖サンドイッチも忘れちゃいけないな。

オヤジの底力

2007-11-25 14:31:24 | ミュージック
一昨日のことです。
祝日のお昼を食べ終えて、何気なくTVをつけたら、
NHKで面白そうな番組が丁度始まった所でした。

「第11回 熱血!オヤジバトル」

主に40代以上の社会人バンドの全国コンテストです。
NHK福岡放送局の制作で、1997年から行われているとか。(さすが音楽の盛んな土地柄だね)
実際見るのは今回が初めてでした。

決勝大会の模様が放映されましたが、およそ一時間半、飽きずに楽しく過ごせました。
北海道から鹿児島まで、各地の予選を勝ち抜いてきたオヤジたち。
若い頃からヤンチャ者だった人々、固い仕事をしながらのアツイ音楽活動をする人々---

中高年ともなれば、それぞれのバンド、またメンバー一人一人にストーリーがあって、
その紹介コーナーにもらい泣きしたり爆笑したりでした。
画像保存しなかった事を軽く後悔しましたが、再放送予定があります。

12月31日(月) BS-2 午後3:00~4:29 です。
かつて学生時代にバンドやってたアナタ、今もやってるアナタ、やってみたいと思ってるアナタ、
どれにも当てはまらないけれど、恐いもの見たさのアナタ、
大掃除やおせち作りの合間にチェックしてみてはどうでしょう。

公式のサイトが→ www.nhk.or.jp/fukuoka/oyaji/ です。

演奏される音楽は、ブルースからフォーク系まで、実にさまざまなジャンルで、
演奏技術もさすがに高く、非常に聴き応え、見ごたえありました。
(でも流石にプログレは居なかったなぁ。演ってるオヤジバンドも居るんだけどね。)

岐阜代表の「メイドインジャパン」というバンドのマスコットガール(??)が、
私としては激しく心動かされた存在感あふれる方でした。

◇ ◇ ◇ ◇

ここ数日の気持ちよいお天気には、アコースティックギターの音が聴きたくなって、
家事のBGMは、エグベルト・ジスモンチだったり村治香織さんだったり、
ジェイク・シマブクロだったりしてます。

この後はゴンチチでもかけよう。
(男二人はサッカーの練習試合&その観戦でお留守です)

「ロッキー階段」のある美術館

2007-11-24 17:44:43 | アート
それが、フィラデルフィア美術館です。
登りきった所にハリウッドみたいにロッキーの足型や銅像まであるそうです。
「フィラデルフィア美術館展」会場内で流れていた映像でもしっかり紹介されていました。

パウル・クレー「魚の魔術」を目当てに足を運びました。
日本人好みのラインナップが来ているため、時間をずらして。
JR上野駅公園口改札内のチケットブースでわかった事・・・

実は、今一番込み合っているのはこの展覧会ではなく、
東京国立博物館で開催中の「大徳川展」のようです。
寒かったこの日も、入場まで40分待ち。時間帯によっては入場制限がかかるとか。
名古屋の徳川美術館がおなじみの寄り道スポットだったので、これはパスしよ。

午後2時ちょっと前に入館。
チケットブースもほとんど列が無い。問題なくスムーズに会場内へ。

印象に残ったのは、
*クールベの描く女性像が実はとても魅力的なこと(多分当時は物議をかもしたに違いない。生々しいとかで)
*モネの色彩はやっぱり格別だ。特に#16「アンティーブの朝」
*ルノワール描く#19「ルグラン嬢」の透明感のある愛らしさ。
*初めて知ったホアキン・ソローリャ。#30「幼い両生類たち」・・・なるほどそうだ(笑)!
*キュビスム部屋。かなり豪勢な壁面でした。
*クレー「魚の魔術」を見るなり「これ好き~!」「色が綺麗だよね」と笑顔一杯になる女子高生たち。
貴女たちの楽しみ方が一番自然で良いねv 無駄な予備知識なし、先入観なし。
*シャガールの自画像。「いわゆるシャガール」とはかなり違う。意表をつかれます。
*みっしりと密度の濃い画面のミロと、空間をたっぷり取ったミロ。
*ドロテア・タニングのゴシックな雰囲気漂う不思議な作品。以前浦和の美術館で見た作品とはかなり趣が違います。
(この方、マックス・エルンストの奥さんですね)
*ロダンの、格闘技のようなキスと、ブランクーシのほんわかしたキスの対比。

つらつらと並べましたが、系統的に展示してある点と、
アメリカ美術のコーナーが自分としてはとても興味深く観る事が出来た点、
予想以上に充実した展示だったと思います。

中途半端な時間(昼食は家で食べてきた)ため、正門近くに出ていたワゴンで
「フィリーチーズステーキサンド」¥500を買うのはできませんでした。
会期中(~12/24)にムンク展かロボット博を見に来て、そのときにでもトライしようかな。

木枯らし吹く、所によりクサい上野のお山でした。(銀杏最盛期)
紅葉、黄葉と、風に舞う落ち葉はとても風情がありましたが。


支えたコトの成果

2007-11-24 09:15:14 | Weblog
フィラデルフィア美術館の話をする前に・・・

開催から早くも一週間が過ぎた、エンジン01のオープンカレッジin新潟、
どんな風だったか、頭の隅で気になっていました。
来週事務局に顔を出したら、専任の方たちから話を聞けたり、写真を見たり出来るのですが、
「ひょっとしたら」と思い、サイト持ちの会員さんの所を見てみたら果たしてあった!

あのお二人ならレポしてくださると思ってました。
それ以外の部分も、読んでとても面白いのでご紹介します。

茂木健一郎さんのブログ「クオリア日記」→ ttp://kenmogi.cocolog-nifty.com/
(11月17日と19日のエントリに言及があります。写真も)

伊藤穣一さんのサイト「Joi Ito's Web」→ ttp://joi.ito.com/jp/
(写真がたくさんあります。ここはかなりインターナショナルなところ)

地元新潟の皆様も、聴衆として参加した方々も、会員の方々もそれぞれに
とても楽しい有意義な時間を過ごされたようで何よりであります。
世の中の為になることの隅っこの隅っこを支えることが出来たのね、今年後半は。

もうひとつ、9月に開催された北京のオープンカレッジ。
テレ朝さんが密着取材していたそうで、それが近々放映されるとか。
私は見る環境にないのですが、
12月2日(日) BS朝日 9:00~ の日時で、50分のドキュメンタリーが放映予定だそうです。

お時間と興味のある方はチェックしてみてくださいね。

寄り道天国

2007-11-23 19:57:42 | お出かけ
昨日の午後は、上野の東京都美術館に行ってました。
いつもは美術館には朝の10時半~11時くらいに入るスケジュールで動くのですが、
お目当ての「フィラデルフィア美術館展」は混雑しているので、
午後2時くらいに入るのが一番余裕を持って見られるとの情報に基づいての行動。

先にムンク展@国立西洋美術館を観て、その半券で100円オフでチケット買おうかと、
最初にチラッと思ったのですが、家事が押してしまったので無理はしない事にしました。

美術展に付いては、明日また詳しく記事にしようと思います。
足を運んだ甲斐があった展覧会でした。
見終えたのが午後3時過ぎ。
トンジのかかっている整形外科の予約が午後5時。
この日は、偏平足矯正足底板を作ってくれる装具士さんと会う予定でした。

朝送り出すときに、「4時半ころにクリニックの待合室現地集合」と決めていたので、
このまままっすぐ大船まで行くと少し早すぎます。

というわけで、上野で乗った京浜東北線を、いつもの東京駅で降りずに
そのまま品川まで乗り、品川駅の「エキナカ」で寄り道してみました。

最近あちこちのJR駅で、めざましい進出をしつつある、改札の中のショッピングモール。
ついこの前、東京駅に大規模なものが登場したばかりで、チェックしてみたいと思いつつ、
バイト帰りには帰宅を急ぐあまり、ずっと寄れずにいたりしてました。

品川駅を先にチェックです。
「エキュート品川」
博多名物「おきゅうと」(海藻が原料のトコロテンの親戚みたいな食べ物)みたいな響きだ。

改札の中だというのに、まるでデパートのようなテナントの充実振りです。
数フロアにまたがっています。
主に食品を扱うお店が入っていて、これから長旅に出る人にとっては嬉しいですね。

一度試してみたかった、カスピ海ヨーグルトのお店が入っているというので、味見味見。
家でカスピ海ヨーグルトを作る種菌や容器、持ち帰り用のボトルなどのほかに、
その場でオーダーして飲めるコーナーもありました。
プレーンのほか、バナナ味やブルーベリー味など数種が選べます。
オヤツ代わりに、ミックスベリー味を楽しみました。

このお店「カスピーネ」は、カスピ海ヨーグルトのオフィシャルショップだそうです。
日本では、フジッコさんがオフィシャルに扱っておられるようで、こんなサイトが。
→ www.caspia.jp/

そういえば、同じ方面に「ケフィア」という発酵乳の食品がありますが、
あれとは別物だそうです。
トンジが腹の中に居た頃に、スーパーで種菌を買ってケフィアを飲んでいた事がありますが、
その製品を作っているところのサイトも参考までにご紹介しておきます。
→ www.nakagaki.co.jp/

まあ、発酵食品は体に良いということです。

そこからフッと奥を見やると、なにやら美味そうなオーラが漂ってきたので、
フラフラと引き寄せられて、上海名物「焼小籠包」をお土産に買ってしまいました。
帰宅後すぐに出せるものが一品必要だったので。

これから、出かけたついでに時間の余裕がある時には、
積極的に寄り道しちゃおうと決意しましたワ。
来週2日だけ助っ人バイトに出ることになったのですが、
無理やり早めに上がって、今度は東京駅エキナカをチェックしてみたい気分です。

ティツィアーノ二題

2007-11-22 19:53:35 | アート
ティツィアーノ、かなり好きなんです。
ヴェネツィア派の中では、ジョルジョーネと並んで大好き。

そのティツィアーノの作品を、混んでいない環境でじっくり鑑賞できるスポットがあるとの情報を仕入れました。

大日本印刷さんが、ルーヴルから借りてきた「うさぎの聖母」が、
西五反田の「ルーヴル--西五反田DNPミュージアムラボ」に来ています。

ここでは、ルーヴル美術館の所蔵品を半年間ずつ借りて展示し、
大日本印刷の最新技術による鑑賞システムも体験できるそうです。
今来ているティツィアーノ作品は、来年の3月1日まで観覧できます。

入場は完全予約制。ここが、じっくり鑑賞できるポイントですね。
時間帯が平日は夕方~、土曜は午前11時~なので、どちらかというと
仕事帰りに寄る美術ファン向けという感じかな?

公式サイトで予約できます。私は土曜を狙おう。
→ www.museumlab.jp/

次に、鬼が大笑いする来年の話ですが、
日本初公開、ウフッツィ美術館の至宝「ウルビーノのヴィーナス」がやって来ます。

☆「ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜」展
  
 2008年3月4日(火)~5月18日(日) @国立西洋美術館(上野)
 
今年のダ・ヴィンチ「受胎告知」に続いて、何と云う気前の良さでしょうウフィッツイ!
グラッツエであります。

公式サイトはこちら→ www.venus2008.jp

今日出掛けた美術展で特大サイズのパンフを貰ってきました。
セクスィーでありつつも、品のよさを漂わせる彼女に対面するのが楽しみです。

◇ ◇ ◇ ◇

早めに書いておかないと、まだチェックしてない友人に伝わらないので取り急ぎ。

コミック「もやしもん」6巻が、この冬(いつ頃だろ?)に発売だそうですが、
初回限定版のノベルティが、A・オリゼーの縫いぐるみだそうな。
これの予約申込締切が、三日後の11月25日(日)です。
私も、とっとと予約に行かなきゃ。