打倒!破廉恥学園(改)

ブログのお引っ越しです。旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと書き散らかすブログです。

明晰夢の末路

2017-08-14 10:43:49 | 徒然
私は小学生の頃、夏休み・冬休みになるといつも親の田舎に長期で遊びにいっていました。そこには同じくらいの年の従兄弟がいたので、とても楽しかったです。その頃の夢をみました。しかも自分がはっきりと夢を見ているという認識の元で。すなわち明晰夢です。

夢の中の私は10歳くらい。夢の最初は夢を気づかずに普通に従兄弟と従兄弟の兄弟たちと一緒に遊んでいたのですが、テレビでね。CMが流れていたのです。スマホゲームのCMでした。ここで私はおや?となりました。スマホゲームが当時あるわけもなく、そもそもなぜ自分がスマホゲームなどというものを知っているのだろう。

そうだこれは夢だ!!!

私は従兄弟の弟(当時2歳くらい)を抱き上げて「ねえ(従兄弟)くん。(従兄弟の弟)ちゃんって何歳だっけ?」と訊ねました。すると従兄弟は「25歳くらいじゃない?」と返してきたのです。この変なやりとり、夢に間違いない。ははーん、やっぱり夢だな。従兄弟の弟はキャッキャと楽しそうに私に笑顔を見せています。君は現在自衛官のはずだよ。赤ちゃんじゃない。

私は今自分がいる世界が全て夢であるということに、奇妙な興奮と寂しさを覚えました。どこまでいっても夢。私は従兄弟の弟を下ろすと、夢の世界がどうなっているのか知りたくなり、家の外に出ました。従兄弟も従兄弟の弟も私は止めようともしませんでした。私も振り向かず縁側から表に出たのです。

進めど進めど、どこまでも記憶通りの世界。すれ違う人もみんな知っている人たち。お互い軽く会釈をしながらすれ違っていきます。なんというおそるべき違和感。面白いもので夢だと気づくと道端の草に触れた感触も偽物っぽくなってきます。草はこんなにザラっとしていないもんな。

そんなことをしていたら目が醒めました。最後、銃を持った怖い連中に追いかけられた気がしたのですが、あれはもしかしたら夢を夢と気付いた者を懲罰する夢世界の住人なのかもしれない……なーんちゃってアハアハ。

夢ってのはとにかく不思議なもんですねえ。
コメント
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