打倒!破廉恥学園(改)

ブログのお引っ越しです。旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと書き散らかすブログです。

『スーパーサラリーマン左江内氏』第一話感想

2017-01-15 17:49:34 | 徒然
藤子・F・不二雄原作ということと、ヨシヒコシリーズの人が監督・脚本ということで観てみました。

よくもわるくもヨシヒコ臭のするドラマでした。ムロツヨシと佐藤二朗を出さないとこの監督は落ち着かないみたいです。それだけ二人を信頼してるってことですな。奥さんが悪妻すぎるところを除けば、ひっかかる所なく観れました。主人公の扱いが『ダメおやじ』チックなのは、そういう狙いなんでしょうね。原作は奥さんと子どもたちのキャラがそれほど立っていないので、味付けをしたんでしょう。しかし1クールドラマでやるには、一話にしてネタを出し尽くしてしまった気がするけど大丈夫なのかな?

原作の左江内氏。かなりおじさんなんですが、きっと堤真一の52歳よりも若い設定なんだろうなあ。スーパーマンスーツから出る電波で記憶がなくなる設定ですが、ドラマではすぐ記憶が消える設定に変わっていました。原作では5分は保ったはず。現代はスマホで撮影されたりしちゃうからな……とか思ったけど、テレビにバッチリと左江内氏が映されていましたね。写真やビデオのような記録媒体からも抹消されちゃう設定なんでしょう。

さえないサラリーマンがスーパーマンになるというこのお話。同じ作者の『パーマン』を思い出します。この二作には「ヒーローは正体を気づかれずとも正義のために働くべし」というテーマを私は感じます。左江内氏は大人雑誌の連載でしたからスーパーマンでも解決できない問題に幾度もぶち当たります。そこがF先生のシニカルさだなあ、と感じ入ったり。

あと笹野高史演じるキャラ。原作のキャラにビジュアルがよく似ています。黒いグラサンかけさせたら本当に顔そっくり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする