
2014/01/05 第33回神奈川県社会人サッカー選手権 1次トーナメント1回戦 11:15KО(40分ハーフ) 会場:日本工学院G 観衆:30人(目測) | ||||
SANNО FC | 1 | 0-0 | 1 | Jクラブ |
1-1 | ||||
得点者 51番 | 時間 52分 62分 PK戦 2-4 | 得点者 25番 |
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SANNO FC スタメン 4-4-2
72 41
66 52
48 49
51 59 45 71
43
SANNO FC 選手交代
41分 71 → 8
55分 52 → 62
SANNO FC 警告・退場
なし
シュート 9(前3後6)
ゴールキック 3(前0後3)
直接FK 11(前7後4)
間接FK 3(前2後1)
オフサイド 6(前2後4)
PK 0
CK 4(前0後4)
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Jクラブ スタメン 4-4-2
7 14
11 8
25 21
5 10 13 2
20
Jクラブ 選手交代
41分 2 → 33
Jクラブ 警告・退場
56分 33(警告)
シュート 9(前3後6)
ゴールキック 9(前5後4)
直接FK 19(前9後10)
間接FK 6(前2後4)
オフサイド 3(前2後1)
PK 0
CK 1(前1後0)
*記録は管理人独自集計による(間違い等ありましたら、ご指摘お願いします)
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第1試合に引き続いて行われたのが、この日もっとも注目を集めた(?)であろう
SANNO FC vs Jクラブの1戦。
白のユニフォーム・SANNO FCはその名の通り産業能率大学サッカー部の下級生が
主体となったチームと思われ。選手の顔はまだあどけなさが残り背番号もかなり大きな数字が目に付く。
青のユニフォーム・Jクラブは昨年の同大会以来の拝見。今年はユニが新しく(?)なり
鮮やかなブルーに。
今年からJ3発足に付き、神奈川にはJクラブが6つに・・・という報道が出ていますが
神奈川にはJクラブは7つあると、改めて当ブログでは注釈を付けておきたいですね。
では試合。
下馬評(?)では、恐らく学生チームのSANNO有利と見られていたこのゲーム。
しかし蓋を開けてみると、社会人のJクラブが学生相手にも堂々とした試合ぶりを見せる。
確かにパスのタッチや大きなサイドチェンジなど技術面ではSANNOの方が全体的に上手い。
だが、JクラブもFWの7番、MF25番、CB10番と要所に能力の高い選手がおり
彼らがチームを引き締めるキーマンとして機能していた。
前半の見所は19分にJクラブ7番がPA内で倒されるもノーホイッスル
21分にSANNOの右クロスから66番がヘディングシュートを狙うがGKがファインセーブ、
25分、Jクラブ8番のシュートがGK正面に向かったところか。
全体的にSANNOから見て左サイドでの裏の取り合いの攻防が目立つ流れであったが
前半はお互いシュート数が3本ずつと意外と少ない本数のままスコアレスで折り返し。
後半に入るとSANNOは71番に変わり8番を投入。恐らく産能大レギュラークラスの選手と思われ。
この選手交代でSANNOはシステムを3-4-2-1にシフトする。
後半からのSANNOの布陣はこんな感じ。
41
51 72
66 48 8 52
59 49 45
43
対するJクラブは前半右サイドを崩されかけていたことから右SB2番から33番に交代させている。

後半もお互い五分五分の展開だったが、同12分(52分)SANNOは51番が
PA外付近から豪快なミドルシュートを突き刺し先制点を挙げる。
これは誰もが見間違えることのない、見事なゴラッソ。
しかしSANNOイレブンは先制したというのに、やけに落ち着いた祝福ぶりを見せる。
社会人相手にこれくらいは出来て当たり前というような反応は、ちょっとそんな印象を
抱かせるゴール後の光景だった。
しかしJクラブも先制されて黙ってはいなかった。
後半20分、DFのパスをカットしたJクラブ11番がシュートを放つもバーの上を越えるが
良い雰囲気を作り出すと、続く同22分(62分)、セットプレーからの2次攻撃からの
こぼれ球を最後は25番が思い切り左足を振りぬくとボールは弧を描きながらSANNOゴールへ突き刺さる。
これまた素晴らしいJクラブの意地のゴラッソが生まれ試合は振り出しに。
その後はSANNOも攻めるが、前半飛ばし過ぎたのか、やや前半の勢いが削がれてきたのと
Jクラブの粘り強い守備(ATでのJクラブGKは神セーブで凌ぎ切る)もあって同点のまま前後半が終了。
試合は大会規定により延長なしのPK戦へ。
(動画はJクラブ4人目から)
Jクラブ ○○○×○ 4
SANNO ××○○ 2
先攻のJクラブは3人目までは順調に成功。
後攻SANNOは1人目2人目とポストを直撃し失敗。
Jクラブ4人目は相手GKがストップするも5人目が決め
PK戦はトータル2-4でJクラブが勝利。
今大会最初の番狂わせはJクラブが演じることとなった。
しかしながらこの試合は前後半を通じ、とても県3部とは思えないほどの
スピーディーで見応えある攻防を観れたのは本当に良い収穫でした。
勝ったJクラブの次の相手は横高OB。こちらも熱戦が期待できそうです。


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