Takの山行記録

私が登った山やアウトドア活動の記録です

北海道で山スキー たけのこ山と前十勝

2024-02-18 08:09:00 | 日記
先週は北海道の山の先輩(ToshiさんとMotoさんです)に誘ってもらい、富良野で山スキー(バックカントリースキーとも言う)に行って来ました。

初日の金曜日は南富良野は幾寅のたけのこ山(1,000mくらい?)。7年前に初めての山スキーで登っています。

札幌は朝猛吹雪でしたが、ちょうど東西の分水嶺に当たる(?)この地域に来るとまさかの晴れ。

先輩たちの「相変わらず晴れ男」ぶりを目の当たりにします。

最近は冬に入山するスキーヤー、ボーダーが増えたらしいのですが、この日も10人ほどのアメリカ人スキーヤーが入山していました。ガイドなし、車もレンタカーを借りて来ていました。滑りも相当なので、オレゴンか何処かのチームなのでしょうか?いずれにしても、ここまで外国から来るほど北海道、いや、日本の雪は良いのです。

翌日は前十勝(1,736m)です。天気は2日続けての晴れ。しかしこの日、僕は辛い「山スキー」をしっかり味わうことになります。

吹上温泉の白銀荘を出発。昔、雨の中をスキー履いて登った三段山を眺めながら楽しく登ります。

しかし、楽しい登りはすぐに終わり、ハイマツ地獄、岩嵐に突入!


岩とハイマツの上はツボ足で。


ハイマツに呑まれ、スキーで岩の上を歩き(板よ、ゴメン)、登れなくなると板を脱いでツボ足でもがく。先輩はこれを見て、我々のはスキーでなく、ピークを目指す山スキーですからー、とニヤニヤ。地獄と嵐を脱出すると、もうクタクタです!
こんな顔にもなります。
山頂はガスに巻かれているため、少し下から滑り始めることに。

板もストックも何故か土まみれ。苦闘の跡がしのばれます。今年は積雪量が少ないようで、白銀荘から前十勝の直登ルートは上部では特に雪が足りません。

夏道横の昭和火口も噴煙。上見ても、横見ても噴火口。十勝岳にまだ登っていないあなた、早く登ったほうが良いかもしれません。

前十勝は噴火口(大正火口、62-IIなど)に囲まれ、山頂付近は火山性ガスにいつも巻かれています。夏の登山道もない訳です



一息入れた後、雪が吹き溜まった谷側を滑ります。しかし、雪が重くて板が回らん!助けてー、と言う感じでさらに疲れる。四苦八苦してスタート地点に戻った時には、全身疲労困憊状態でした。尚、雪不足はこの下りでも同様で、Toshiさん岩に当ててボードを損傷!痛い!雪の少ない山スキーでの下りは危険。

白銀荘で温泉に入ったら、十勝連峰を眺めながら帰りましょう。右から富良野岳、上ホロカメットク、十勝岳。十勝岳の手前に見えるのが三段山と前十勝岳。

十勝岳の左は美瑛岳と美瑛富士山、さらに石垣山。

右から美瑛岳、石垣山、ベベツ岳、オプタテシケ山。


芦別岳と富良野西岳


登山中も下山後も、最高の景色を有難うございました。
札幌名物、布袋のザンギ定食。

山スキーだけでは勿体無いからとゲレンデスキーもやろうと3日前乗りで札幌にやって来ました。雪まつりも終わり、きっと北海道は空いているだろうと思ったら、今年は旧正月!迂闊でした。
イカの刺身は山ワサビでどうぞ!


ウニ・イクラ丼は定番ですが、高いお金を払いあっという間に食べ終わると言う、刹那的喜びを好む方向け

札幌からのスキーバスは予約取れず、有名ラーメン店は長蛇の列。


僕の好きなすみれ(純連)ススキノ店は見たこともない大行列

スキーに行けず、ゴールデンカムイと瞳を閉じて、のまさかの映画をハシゴ。インバウンドの回復と円安、世界的な雪不足は、日本の観光、特にスキー場にとって大助かりです。ただし、地元の日本人にはいろんな意味で対策が必要ですが。
以上、素敵な北海道でした。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
また遊びましょう! (Toshi)
2024-02-22 20:29:14
Takさん風のブログだなぁ~とにやにやして観ていました。
同じところを登ったり下ったりしていても表現が違うとこうも変わって面白い・・

こんどは日本海ですよ
Unknown (Tak)
2024-02-23 08:46:34
行くたびに楽しい北海道。それは、良い先輩たちがいるからなんですねー。自分だけでは決してこんなに楽しめません。これからもヨロシクお願いします🙇

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