Takの山行記録

私が登った山やアウトドア活動の記録です

Great Smokey mountains national park

2019-08-25 19:02:17 | Life in USA by Tak

サバンナは相変わらず35度を超える蒸し暑い日々が続いています。週末は、暑さを逃れてノースカロライナとテネシーの間に広がるグレートスモーキー国立公園に行ってきました。

アメリカの東海岸には、南のジョージア州から北はメイン州まで連なるアパラチア山脈があります。最高でも2,000mクラスで高い山はありませんが、3,300kmほども続く、広大な山塊です。

今日のグレートスモーキー国立公園は、アパラチアトレイル南部のハイライト的な場所です。今回は前泊で、テネシー、ノースカロライナ州境にあるニューファンドギャップから、公園最高峰のMt.Kephart(1,865m)を目指します。

土曜朝10時にサバンナを出発、一旦ニューファンドギャップを下見して、夕方6時にスモークマウントキャンプ場に到着。例によって、600kmのロングドライブでした。適当な駐車場で車中泊をしようと考えていましたが、やはりおっかないので安全なキャンプ場に泊まることにしました。たまたま空いていて本当に良かったです。テン場、ベンチ、駐車場、焚き火用コンロ(?)ワンセットで25ドル、約2,700円は安く、一人ではもったいない。

日曜日朝、時差の関係で夜明けの遅いニューファンドギャップを7時に出発。残念ながら、ガスがかかって最後まで晴れることはありませんでした。

たまに視界が効きそうな場所もこの通り。

My.Kephartはどこだ?この分岐のあたりと思っていたが、実は山頂までの道は無く、地図上にその名が刻まれているだけなのでした。

山頂はこの奥。

さて、このグレートスモーキー国立公園は、あのクマのぷー🧸さん、のモデル、アメリカンブラックベアの聖地でもあります。こんな◯ンチや獣臭なんでしょうか、生臭い匂いも頻繁にします。まさか、こんな公園のど真ん中にいるわけ無い、とたかをくくって歩いていると、まず、叫びながら歩く人に出会い、そして、そこにクマが!、と立ち止まっている二人連れに出会います。

みなさん、見えますか?この辺りにいたそうです。残念ながらTakには見えませんでした。ブラックベアとは、日本でいうツキノワグマです。ヒグマとは違い、あのぷーさんの様に愛されているようですね。でも、トレイルといい、キャンプ場もそうですが、ここはクマのテリトリー、と明確に謳われています。事故の話は聞きませが、山中に分けいる人はきちんとこの共生を認識しているようですね。キャンプ場の係りの方からは、食ゴミは絶対放置してはいけないと念を押されました。勿論、クマが接近するのを防ぐためです。そして、キャンプ場のゴミ箱にはキマが開けられないような細工もしてありました。おかげでTakも開けられなかったとさ!

往復1,200km、山歩きたった2時間の旅も無事終了しました。時間の割には、初めてのキャンプ場車中泊、クマとのニアミスなど、なかなか楽しい経験もできました。アパラチアトレイルの旅はまだまだ続く。

塔ノ岳 29回目

2019-08-04 11:59:38 | 日記

皆さん、お暑うございます!Takは現在一時帰国中で神奈川の自宅におります。この週末、実に一年半ぶりに塔ノ岳に登りました。梅雨もやっとあけたそうで、今日の神奈川県は最高気温も31度と猛暑もひと段落したようです。

5時過ぎのいつもの大倉ですが、結構湿っぽく、薄く雲も出ています。登って降りてくるまでの天気は問題なさそうで、水分と食べ物だけを持って行きます。格好はトレランシューズに短パン、Tシャツとさながらランナーのようですが、塔ノ岳ではこれで十分。

5:42、大倉山の家を出発!もっと早く、暗く涼しいうちにスタートしたかったのですが、残念、起きることが出来ませんでした。

1年半ぶりの日本の登山はどうだったのか?29回目の塔ノ岳、登り2時間0分50秒(惜しい!)、下り1時間25分(まあまあ)と、だいたい、元の状態を維持できているという感じでした。ただ、タイムが示すように、登りの筋力と、バランス感覚に衰えが。やはり、登り続けることが最大のトレーニングですね。

台風の影響で湿った西風が入り、晴れてはいるものの、全体的にもやっとした感じで遠くは見通せません。

山頂の尊仏山荘は、猫のミー君はもう居ませんが、変わらずあります。暑い8月ですが、今日も多くの方が登ってきます。あの4000回男の畠山さんも元気に30kgくらい背負って登ってきました。トレラン風の人の割合が増えているようです。もはや、塔ノ岳、大倉尾根は登山道というより、トレーニングコースです。

今日は雲の上がりが早いようです。8時前には降り始めます。久しぶりに体の芯から汗を絞り出し、ポカリとコーラてファミマのサンドイッチを流し込む。あー、快感。登りでは脚の筋肉がふるえましたが、降りは快調、走りを入れつつ、久しぶりの登山は無事終了しました。今日は涼しいとは言え、全身汗だくでしたが、残念ながらこの辺りには温泉はありません。車でパンツまで着替えてTakの湯、に向かいました。