Takの山行記録

私が登った山やアウトドア活動の記録です

メトロポリタン美術館

2018-12-31 07:29:29 | Life in USA by Tak

ニューヨークに来たら必ず行け、と言われるメトロポリタン美術館に初めて行って来ました。雪のちらつく凍てつく朝、開場前30分ですがこの行列です。何が凄いか。

レンブランド

フェルメール

モディリアーニ

ピカソ

シャガール

ボナール

マティス

ミレー

ドガ

ルノアール

ゴッホ

ゴーギャン

セザンヌ

モネ

世界の有名画家の名前を一気に思い出させてくれました。これらの近現代絵画が展示されている区画は、広い美術館のごく一部で、じっくり全て見るには一週間は必要でしょうか。今日は6時間の滞在中、ほとんどの時間をこのコーナーで過ごしましたが、駆け足でした。古代エジプト、ギリシャ、ローマ文明、中国、アフリカ、イスラムなどは、またの機会に是非来て、見てみたいと思います。週末の夜に、ここで過ごすことのできるニューヨーカーは幸せです。

今は、東海岸時間で12月31日8:20amですが、日本はもうすぐ年明けですね。今年は、怪我したり、アメリカ駐在になったり、慌ただしく、お騒がせな一年でした。お付き合いいただき、ありがとうございました。来年は、元気に野外活動にいそしむべく、頑張ります。引き続きよろしくお願いします。では、良いお年を!

クジラ

2018-12-26 23:06:49 | Life in USA by Tak


日本のクジラ問題は、このように報道されています。日本政府がIWCからの脱退を宣言して直ぐに、ウォールストリートジャーナル電子版ではトップニュースで報道されました。
Takは、子供の頃からクジラの肉を食べていました。大和煮の缶詰や、生姜焼きは、懐かしい食べ物のトップバッターかもしれません。今では、全くと言っていいほど、食べていませんが。(白状すると、実は去年、大阪ではりはり鍋、を食べました)
イルカ漁と共に、日本の文化の一部である事は分かりますが、どうしても食べたいですか?と言われれば、ノーですね。どちらかといえば、貧しい頃の日本の思い出なので、記憶は残したいが、食べるのはやめたい。どちらかといえば、

ラッセンの絵のイメージが今では濃いです。クジラを食べる文化の無い国の人からは、日本という国の、謎の一つになりつつあります。
アメリカが、なんで日本にその昔やって来たか?クジラを獲って、ランプの脂にする為だったことは、今のアメリカ人は知りませんし、その捕鯨の中継基地として日本の開国を求めたことを、日本人も忘れかけています。
世の中、張って良い意地と、忘れて良い意地があると思う。

Trump!

2018-12-25 15:07:10 | Life in USA by Tak

ニューヨークのセントラルパーク、南東端にトランプ大統領の居所でもあるトランプタワーが聳える。今日はご本人がいないため警備も簡単で、中まですぐに入れます。このお騒がせ大統領ですが、アメリカ人の本音、をわかりやすく教えてくれます。アメリカファースト=アメリカの白人が一番さ!、メキシコ国境の壁=ならず者は来るな!、シリア、アフガニスタンからの撤退=そんなところでアメリカ人の血を流すな!、数々のスキャンダル=人種差別的、女性蔑視、お金儲けが大事。彼の言動や行いは、少しでも教養のあると言われているアメリカ人にとっては、本来あってはならないもの、と言われています。でも、なぜトランプ人気は衰えず、中間選挙でも負けなかったのでしょう?やはり、彼はアメリカ人の本音の部分を代弁しているからでしょう。正確には代弁しているふりをしているだけでですが。何故なら、あたかも、中核をなすアメリカ人労働者の味方のようですが、減税や健康保険制度への対応は全く逆に庶民の敵、格差の拡大を助長するものです。民主党がいくら理屈で攻めても、本音で攻められると弱い。ここに、今のアメリカの悩みがあるのだと思います。かつてのダントツの経済力と軍事力を持てた頃は、まだ、心に余裕があったから、建前の正義が優先されていたかもしれないが、今は違う。長期的な利益よりも、目先の幸せを求める世の中が、政治を動かしているのは、アメリカばかりでは無い。

トランプタワーの斜向かいには、1985年、貿易赤字に苦しむアメリカがドル高を是正するため、プラザ合意が取り交わされたプラザホテルがあります。1ドル250円が3年後には120円と現在のレベルまで円高が進み、その後のバブル、経済の長期低迷の原因とも言われる、今思えば、日本の30年を決めた、重大な会議が開かれた場所です。
セントラルパーク前より、対照的な2つのビルを前にして。


Christmas in New York!

2018-12-23 22:04:56 | Life in USA by Tak

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーです。この横には、冬場限定、スケートリンクのできるあの場所です。

やって来ました、今年のクリスマス連休はニューヨークで過ごします。タイムズスクエアもこんなに賑わっています。この時期、アメリカはクリスマスと年末年始を合わせて長期休暇を取る人が多いです。ニューヨークの住人は、西海岸やフロリダへ脱出、入れ替わりに我々のような外国人や他の地域のアメリカ人がワンサカ観光にやってきます。

エンパイアステートビルでは、今が一年で最も忙しいシーズンと言われました。ビルの上に上がる料金も、ハイシーズンは高い!

でも上から見る眺めは変わらず素晴らしい!南方面、あの、9.11のあった、グラウンドゼロ方面を望む。跡地には、新しい、ワン-ワールドトレードセンターができました。昔のトレードセンタービルは2棟あったため、ワン、1がビルの名前に加えられました。他にも、アメリカはひとつ、という意味もあります。写真の一番高いビルがそれです。右には、自由の女神像が小さく見えています。同時多発テロにあっても、あっという間に再建する、アメリカの底力を、垣間見ます。

現場には、無くなった方全員のネームプレート。

国連本部のモニュメント。戦争やテロは封じ込めるのか?

お休みだい1日目、あちこち行きましたが、いかがでしたか?まだまだ旅は続きます。

その男、Ricardo Miguel

2018-12-15 21:25:25 | Life in USA by Tak

その男の名は、Ricardo Miguelと言う。リカルドと呼ぼう。母親はシカゴ生まれのアメリカ人、父親はブラジル人。母親の母、おばあちゃんはまだシカゴで健在で、齢107歳とか。リカルドは23年日本で育ち、日本人を娶った。二人の間には一男一女を授かり、兄21歳、妹19歳で、二人とも日本国籍、横浜の大学で学んでいる。妻の実家は会津若松で、実家はラーメン店を営み、繁盛しているそうだ。リカルドは日本で空手を学び、プロの格闘家として活動、46歳となった今も、プロの仕事をしながら、ブラジルのサンパウロでハイヤーのドライバーとして稼いでいる。見事な国際派家族だ。おそらくお父さんは日本に出稼ぎに出かけ、その際、リカルドを伴って行ったのだろう。馴染めない日本の生活の中で、支えは空手だった。もともと素晴らしい体格の持ち主であり、メキメキと力を付けたに違いない。さて、ブラジルにはこうした国際派が多い。実に多い。もともとの国の成り立ちからしてアメリカと同様にヨーロッパからの、それもいろいろな国からの移民、現地のインディオ、アフリカからの移民、日系人など、世界中からの移民で成り立っているわけで、国際結婚にも抵抗がないのだろう。昨日会った人も、一人はドイツからの移民の子孫、もう一人の奥さんは日系人と、もう、日本では考えられない多民族国家。日系人の数は、正確には分からないが最大で200万人とも言われているが、実は、日系人社会は意外と閉鎖的で、結婚も日系人同士が多いんだそう。先の日系人と結婚した彼は珍しい。リカルドは、日系人ではなく、日本人と結婚したのであり、これはよくあるケースのようです。
サンパウロで出会った、オモロイ、リカルドのお話でした。