Takの山行記録

私が登った山やアウトドア活動の記録です

蘇武岳(そぶがだけ)1,074m

2020-11-15 18:19:00 | 関西の山

11月15日は、植村直己と加藤文太郎ゆかりの但馬の名峰、蘇武岳に登りました!


ここにあります。大阪から120kmぐらい、2時間と少しの距離です。先月はこの山の西に位置する、これも孤高の人ゆかりの氷ノ山に登りました。今週末は南の高気圧が張り出し、11月とは思えない暖かい快晴となりました。これから冬を迎える日本海側の山に登る、今年最後のチャンスでしょう。


6時半、駐車場(道の駅神鍋)を出発、蘇武岳の連なる山並みにはまだ日が差していませんがご覧の快晴。


この一帯は神鍋高原と呼ばれるアウトドアリゾートとなっています。蘇武岳側にも3カ所のスキー場があり、今は閉鎖されている名色(なしき)スキー場から取りつきます。手前には万場スキー場がありますが、このロゴ、万座と苗場を足して2で割ったような感じです。関東のスキーヤー、ボーダーの方なら分かってくれると思います。


最初は作業道を辿りましたが、やがて消滅。


とりあえずリフトの終点の方向を目指して急坂に取りつきます。


備前岳(797m)のピークにたどり着くと、リフトはすでに撤去され、ハングライダーかパラセイルのランニングバーン(?発射台?)となっていました。東の方、遠くには雲海が。


目指す蘇武岳。


ここから蘇武岳へはしばらく林道(あるのだ!)をたどるのですが、どんどん降るのでここも尾根に取りつきショートカット。


無事登山道出合に。


ここからは落ち葉の絨毯を踏みながら、見晴らしの良い尾根筋のアップダウンを繰り返します。


登山道出合から1時間ほどで山頂直下に。


9時山頂。横向きに意味なし。たまたま。山頂まで誰もいない、孤独を満喫できる登りでした。

西に氷ノ山。


東の雲海はまだしっかり残っていますね。


お二方ともにこのあたりの産だったのですね。


下りは蘇武林道をしばらく辿ります。この林道は蘇武岳の西側を南北に走っています。山頂のすぐ下にあるのを見るとガッカリですが、下りはこの方が楽。


林道から奥神鍋スキー場を降ります。実は、地図ではこの先にもスキー場出合があり、そこを下ることになっていたため、気持ちよくこれを通過、林道をどんどん降ること20分、スキー場には出合わない。林道はそのまま進んでも最終的には麓に戻れるが、甚だしくオーバーランとなります。ガイドブックの地図ではやはりダメでした。渋々林道を登り返して戻りました。45分のアルバイト、でした。


雪の無いスキー場を下ることはあまりありませんが、このスキー場は草丈も短く、凹凸も無い素晴らしい斜面でした。


こんな鄙びた、と言っても、寂れた、ではなく、昔ながらの温泉スキー場の雰囲気を残し、表現が難しいですが、懐かしい気持ちにさせてくれる、場所が残っていたのですね。


こんな感じです。この一帯は、小規模な農家が多く、見かける農家の方もお年寄りばかりです。ですが見事に景観を保ち、農地も整備されているように感じました。山間のこの一帯は、昔から狭い土地を大切に耕してきたのでしょう。もはや、農業をやりながら国土保全活動をやっていると言えます。後継が心配です。


農道をひたすら走り、11時半に駐車場に到着。冬直前の但馬で、素晴らしい山歩きを楽しめました。またまた、何かのスイッチが入ったかも。道迷い、アルバイト込みで5時間、17km、累積標高差1,053mプラスアルファ、でした。
では、また次回。




















最近の関西

2020-11-08 13:11:00 | 旅行
こんにちは。先週、今週は秋の関西を旅しましたのでご紹介します。11月8日は快晴で、紅葉の始まった大阪城公園を走ってきました。

少しずつですがスピードも上がってきました。シーズンなのか、大勢のランナーがグループで、個人で走っています。

紅葉が始まったせいなのか、Go to Travalのおかげなのか、今年初めて大型観光バスが駐車場に10台ほど、止まっていました。

7日土曜日は松葉蟹が解禁となり、親がに丼を食べにいざ、鳥取へ!砂丘は、やや残念、でしたが、蟹↓は、絶品!でした。



10月31日は淡路島へ。夕景の鳴門大橋で、渦潮が発生するタイミングでしたが残念ながらこの日は上手く巻いてくれませんでした。淡路島は魚、肉(淡路牛)、野菜(玉ねぎ)、果物が美味く、大阪から2時間足らずでいける手軽さもあり、良い観光地になっていました。パソナの本社が淡路島に引っ越しましたが、自然豊か、食べ物美味く、大阪近い、となんとなく、社員も納得するのかな、と思いました。まあ、働き方改革で、みんなが淡路島に移住、というのはおかしな話ではありますが。先週、今週は我らがマッチンがご来訪で、サービスさせていただきました。