ヨーロッパに恋して

ヨーロッパが大好き。でもなかなか旅行に行けず。
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スーパーで鮭の白子を購入

2010-09-06 | 日記
「秋サケ」の季節ですね。筋子(イクラ)が並び始めますが、それよりも安くて体にいい鮭の白子がスーパーで売られてたので買ってみました。

白子は癖がなく柔らかいので何にでも使える。北海道の一部地域では、サケの白子を使った寿司もあるそうです。安くて、癖がなくて、クリーミーで、体にいい食材です。

【選び方】
うーん、調べたけど良く分からない。
いくらだと、粒が大きくて、大きさが均一で皮の薄いものですが
タラの白子だと・・・色は白くなめらかで形のしっかりし、ヒダがしっかりしているもの。透明なもの,赤いものは未熟な白子なんですが。

さて、鮭の場合は? 張りがあって、大きめの選んでみました。


【効果】
サケ白子(精巣)には何万、何億というサケの精子が蓄えられています。そのひとつの精子の頭部に核たんぱくが収納されています。この核たんぱくは、DNA(核酸)と塩基性たんぱく質(ヒストンおよびプロタミン)が結合した物質に含まれている核酸ですが、
DNAの塩基のバランスが魚の白子の中で一番良いそうです。

詳細はこちらのリンクをごらんください。

-- 核酸の働き---
・悪酔い防止効果
・細胞新陳代謝促進。
・壊れた細胞やDNAを修復。

鮭の白子を毎日、食べ続けると肌のしわが無くなってくると言われているほど美肌効果も期待できます。

・プロタミンというたんぱく質は、脂肪の吸収を防止する作用があり、ダイエットにとても効果的。
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核酸を最も多く含む食材としてダントツです。成分が壊れにくく、加熱殺菌してもほとんど効果が減退しないので、火を通してもOKですが、火を通しすぎると白子自体固くなりすぎます。




【下ごしらえ】
① 軽く水洗いして、血管部分の筋をが付いたままの時は、血管の筋を包丁の先で通していって、指で引っ張り出せば取れます。
 血管と白子を切ってしまわないようにしてください。

 そのあと海水と同じ濃度の塩水に1時間冷蔵庫で漬けて血抜きして、水気を拭き取るのでもOK

② 煮つけ以外は、軽く塩を振り、30分程度 塩を馴染ませます。
鮭の腹から出した白子は、薄く塩をふって馴染ませると、火を通す時に溶け出さず、形よく仕上がるとか。

④ 煮付け以外は、海水程度(塩分30%)の湯を沸かして、切り分けた白子を30秒ほどくぐらして8割火を通し、一口大に切って使う。
(こうしてカットすると形が崩れません。)


【煮付け】
醤油、みりんを煮立て、煮付け魚の要領で煮付けに。冷めても美味しい。煮付けのときは、白子には塩をしてないで使う。煮過ぎに注意!


【みそ汁】
熱い出汁に入れ、豆腐やねぎなど共に一煮立ちさせ、味噌を溶くだけ。


【けんちん汁】
熱い出汁に入れ、豆腐やねぎなど共に一煮立ちさせ、醤油で味を調え片栗粉で とろみを付ける。


【噌漬け】
下ごしらえした白子をガーゼに包んで「魚の味噌漬け」と同じ味噌分量で1~1.5日くらい冷蔵庫で漬け込みんだものを弱火で焼く。



【ムニエル バルサミコソース】
一口大に切り分けた白子に、軽く塩コショウして、小麦粉をまぶし、フライパンで両面をこんがり焼けたら、最後にバター加え合える。

白子を取り出して、取り出したフライパンにバルサミコを50cc程入れて、煮詰めて掛ける。レモンを添えて完成。


バターの代わりにニンニク醤油焼にしても美味しい:D


【白子のディップ】
①白子200gに薄く塩をしてして冷蔵庫で30分~1時間おく。
②白ワインを適当に振り掛け皿ごと中火で1-5分蒸して、荒熱を取る。
 火が通っていない状態だと、つまんだ時に、「フニヤッ」とする。弾力があればOK。
 
③生クリーム50cc加えて、ヌードミキサーに掛け裏ごしする。
 生クリーム50ccとクリームチーズ50cc(好みの堅さ調整)、好みの香辛料、香草/ディル/大葉、塩こしょう、ニンニクのすりおろし少々を加える。
 レモン汁を少々加え、お好みで一味/黒コショウを振りかけて完成。



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