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今日は、というか今日から毎月、月末金曜日は
プレミアムフライデー、ということになったらしい。
>個人が幸せや楽しさを感じられる体験(買物や家族との外食、観光等)や、
>そのための時間の創出を促すことで、
>(1) 充実感・満足感を実感できる生活スタイルの変革への機会になる
>(2) 地域等のコミュニティ機能強化や一体感の醸成につながる
>(3)(単なる安売りではなく)デフレ的傾向を変えていくきっかけとなる
>といった効果につなげていく取組です。
まあ、何でも言った者勝ちというか、打ち上げるのは自由だけど、
という気がするが、ロゴマークも何カ所かで見かけたのでどうなるか。
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ただ、いくら国が旗を振ったところで、実際に早く帰れるかどうかは
所属する組織の勤務時間の仕組みや、組織文化によるところも大きい。
ちなみに厚生労働省「就労条件総合調査」(2015年)によると、
フレックスタイム制を導入している企業の割合はわずかに4.3%、
何らかの変形労働時間制を採用している企業の割合でも52.8%らしい。
上記のような制度がない企業で、月末金曜日に有休が取れるかというと
むしろ月締めなどの繁忙期の可能性もあるし、難しいのではないだろうか。
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個人的には、決められた日に皆が一斉に休むような仕組みよりも
各自が好きな時期に、自由に休みが取れる社会の方がありがたい。
そういう意味では、フレックスタイム制はもちろん、各自の仕事の
繁閑に合わせて年休以外に(!)2週間連続休暇を毎年取得できた、
前職のかつての制度は非常に先進的で、素晴らしい取組だったと思う。
#その後、2週間のうち1週間はお盆の一斉休暇になってしまった
いろいろなところで働き方改革などと言われているが、自由な休みどころか
皆が一斉に休むという仕組みすらなかなか進まない現状で、何が出来るだろうか。
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あの休暇制度は本当に良かったな(-_-;