J's日誌

中小企業診断士、経営管理修士(MBA)、事業再生士補、AFP。某NPO法人フットサル連盟副理事長。

私の履歴書(14)職業選択と就職活動

2007-06-14 07:08:46 | Autobiography
職業選択のきっかけになったのはこの本

高校時代の友人のが都市工学の分野で日本有数の
教授だった縁で、バブルの残る当時、地域計画など
地域に関わる仕事に漠然とした興味を持っていた。

ただ、地域への関わり方は職種的にも業種的にも様々。
その中で、シンクタンクとかコンサルタントという
仕事に興味を持ったのは、次のような理由からだ。



どうせ仕事をやるなら、喜びを感じられる仕事がいい。
まあ、簡単に言えばヤリガイってやつなのだが。。。

で、自分はどういう時に喜びを感じる人間なのか?
を真面目に考えてみたところ、どうやら、何かの
問題が起きているとき、自分が得られる情報網を
使っていろいろ調べたり、自分なりに解決策を
考えて、それを問題の当事者に教えてあげる。

それが良い結果につながれば、相手から感謝される。
相手に感謝された時、自分の満足も非常に高くなる。


自分はそういう人間なんじゃないか、と就職を
控えた学生の時点では自己分析していたのだった。



たまたまかもしれないが、その考えは就職活動を
進めていくうち、確信に近くなっていった。

まだ景気も良い頃だったが、500社近くに資料請求の
ハガキを出し(ネットなんてない頃だ)、70社以上の
OBと会って話をしたが、希望する業界のOBとは話が
弾むのだ。そしてその他の業界とは明らかに合わない。

多分、希望する業界こそ天職なのだろう、と思った。



しかし、それだけで決まるほど就職活動は甘くない。

何社かから内定をもらい、第2志望の会社からも
もうすぐ最終だ、と思っていたが連絡が途絶えた。

実は、しばらく待っているうちに同じゼミの学生が
先に内定を取ってしまい、同じゼミに2人も内定は
出せないということで自分の方はペンディングに
なってしまったのだ。

そうはいってもこちらも待ってられないので、
決断を急いたところ「残念ながら。。。」とのこと。



ただ、立ち止まっているわけにもいかないので、
第1志望に連絡してダメだったら別の道を探そう、
と電話をかけたところ、「明日来てくれ」と言う。

どうやら、最終面接のリストに残っていたらしい。
自分から駄目元で動いて、何とか内々定をもらった。

翌日、他人より早く内定をもらったメンバーで集まり、
リクルートスーツを脱ぎ捨ててTシャツと短パン、
サンダルで明るいうちから上野のビアガーデンで飲んだ。

そうして、3ヶ月弱の就職活動が終わったのだった。(続く)
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