気を感じながら暮らす

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「透明の世界」を創る

2023-11-25 07:21:22 | 「立つ」健康法
 
 「透明」のイメージを通して創り出す「透明の世界」は、日常とは違うから、もう一つの世界と言うこともできます。と言っても霊界や四次元のように、現今の世界と明らかに違う世界ではなく、まったく同じ景色を持った世界です。同じものを、違う基準で見るから、違う世界になるだけです。
 恋愛をしている人の見ている世界は、そうでない人と比べて、少し明るく、幸福な世界だと思います。ただし恋愛は感情を必要としますが、透明の世界に感情は必要ありません。むしろ感情をなくして淡々とイメージをするからこそ、周りとつながることができるのです。感情は移ろいやすく、信じるには不安定です。もしすべてのモノモノに対して、感情を絡めて付き合おうとすれば、とても疲れてしまうのではないでしょうか。

 「透明の世界」は、二つあります(二つの方法で創り出すことができます)。形をもった具象の世界と形を持たない抽象の世界。具象の方が想像しやすく、抽象の方がより深い透明の世界を想像することができます。具象のイメージは、たとえば札幌雪まつりの雪像のように、すべてのモノモノが透明でできているように想像します。もちろん自分も透明人間として想像します。輪郭が残ってしまうのがこの方法のデメリットですが、それでも身心は変わります。抽象の方は、「透明」という言葉の持っている概念が広がり、結果的にすべてがつながって来ます。
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