最近ギターを良く弾いている。年末にギターの師匠(?私が勝手にそう思っているだけかもしれないが)の演奏を聴く機会があり、それに影響されたようだ。
ギターの師匠Gちゃんとの付き合いは長い。18歳で中国・福建省・厦門大学に留学した時に出合ってから、26年位になる。
厦門の街の楽器屋でギターを選んでもらい、その日からコードの押さえ方を教わり、早速弾いた。それまでギターを弾くということを考えたこともなく、弾けるとも思っていなかった。Gちゃんはギターを弾くことが難しいとも簡単だとも言わず、ただいつも隣で弾き方を見せてくれた。彼のその自然体の中で、私は不安を感じることも無く、下手なりに、少しづつできるようになっていった。ギターを数時間弾くことは練習ではなく、喜びだった。
その後いろいろなことがあった。大勢の人の前で歌って喜ばれたり、大失敗して落ち込んだり(詳細はまたいつか)。現在は家で弾き語っているだけだが、何時かは人の前で歌いたいと思っている。
Gちゃんは素晴らしい師匠だ。何も言わず、ただ歌うだけで弟子の意欲に火を灯すのだから。