インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

今のところ、インプラントの歯根部はチタン製が主流

2020年12月05日 | 日記
今のところ、インプラントの歯根部はチタン製が主流です。


特長として、骨に埋め込んだとき調和性が高く、アレルギーも起こりにくいとされています。


インプラント治療が可能かどうか、頭部CTの他、レントゲン、口腔内検査など検査を綿密に行い、その上で治療方針を決めて治療に取りかかるため患者も納得し、安心して治療を開始できます。


それから、治療後には、メンテナンスを積極的に患者が歯科医と連携しながら行っていけば安全で、快適な使用が続くことを期待できます。


最近よく聞くようになったインプラント。


差し歯とはどう違うのか見てみましょう。


まず、差し歯というのは、歯や歯根の一部が残っている場合に、その上に金属の土台を埋め込むものです。


ですから、抜歯してしまって歯がない場合は利用することは不可能です。


では、インプラントの場合はどうでしょうか。


インプラントは、チタンでできた人工の歯根を顎の骨の中に埋め込んで、そこに義歯を被せるという手順で施術が行われます。


差し歯と比べて高額なのは悩み所ですが、抜歯などで歯を失っている場合にも利用できるのがインプラントの強みです。


歯科医でインプラント治療を勧められた方もいるでしょうが、それは歯を抜いた、あるいは抜けた後で、代わりにあごの骨に埋め込んだ義歯と人工歯根のことです。


ブリッジや入れ歯が使えないケースでも、インプラントならば歯根からあごの骨に埋め込んでいるので違和感が比較的少なく、メンテナンスが十分であればかなり長く使えます。


ただし、インプラント治療は完全に保険適用外なので治療費がかかってしまうことも知っておきましょう。


入れ歯や差し歯に代わる新たな技術と言われるインプラント。


使用年数はちゃんと使っていれば一生持つと言われるのですが、実際のところは、施術の完了後も欠かさずメンテナンスを行えるかどうかや、担当歯科医の治療テクニックにも掛かっています。


毎日欠かさず歯磨きをするなどのケアを怠ると、わずか数年で使い物にならなくなることもあるのです。


ケアを怠ると歯槽膿漏などの罹患の可能性もありますし、そうすると人工歯根の土台となっているアゴの骨も弱ってしまい、その分、人工歯の寿命も短くなってしまいます。


インプラント治療の大きな問題は、高額な負担を覚悟しなくてはならないことでしょう。


保険適用外のケースが圧倒的多数で、当然のように全て自由診療になってしまうのでインプラントは何本埋め込むのか、失った歯何本分か、義歯などの材料は、などの要因で一概に費用を決められませんし、どの歯科医院を選ぶかによっても思いの外費用は違ってきます。


加えて、治療後のメンテナンスにもお金がかかることも念頭に置きましょう。