インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

ブリッジや入れ歯に比べ、インプラントでは

2020年10月11日 | 日記
ブリッジや入れ歯に比べ、インプラントではしっかりと噛むことができ、歯が取れる心配をせずにガムを噛めるのも、この治療の良さでもあります。


自分の歯の上から人工歯をかぶせたブリッジや入れ歯と異なり、あごの骨に根元を埋め込む形で人工歯を作ったのでガムを噛んでも歯がポロッと取れることはありません。


人工歯全体もどれほどガムを噛んでも傷まないほど頑丈です。


どんなガムでも、もちろんキシリトールガムも平気で噛めます。


成功すれば満足感が大きいインプラント治療ですが、そのマイナス面も知らなければなりません。


全ての患者に関わるのは、高額な費用です。


治療の内容や、インプラントの材質によっては数十万円かかることもあり得ます。


加えて、治療が失敗して起こった問題は、相当深刻化する可能性があるという重大な問題もあります。


障害を負うにとどまらず、手術後の死亡例もあります。


インプラントの特徴として当然、虫歯にはなりませんが、歯茎やあごの骨が炎症を起こす可能性はあります。


インプラント治療は、治療そのものよりその後のケアが重要で、歯周病を予防するために、毎日のセルフケアと定期検診が必ず求められます。


けれども、万が一歯茎が腫れたり、インプラントの周りで出血があったりすればそれはインプラント周囲炎の可能性があります。


放置すると炎症が広がるので至急歯科医にかからなければなりません。


最近話題になることも多いインプラント。


しかし、この治療法も決して万能ではなく、難点もあるということに気を付けてください。


それは、誰にでも適用できる治療法ではないという事実です。


糠喜びにならないためにも知っておきましょう。


どういう方が治療を受けられないか簡単にご説明しますと、糖尿病や心臓病を抱えていて免疫力・抵抗力に難のある方や、顎の骨の強度に問題があったり、既に骨がなくなっているなどの方も、残念ながらインプラントは利用できないとの判断になる場合があることに留意してください。


人工歯根をあごの骨に埋め込む手術をして、骨になじませるのがインプラント治療です。


ほとんどの患者さんは、手術後、違和感を感じるといわれています。


腫れが引いた頃には慣れてきますので、腫れが気になっても、舌などで触るのは止めて歯みがきも気をつけてください。


もしも、十日以上経っても浮いた感じが治まらない場合や、痛み、腫れ、出血、発熱など他の症状も続く場合、原因がどこにあるのか探り、適切な対応をすることが必要です。


急患でも診療を受けることが必要です。