インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

ブリッジや入れ歯に比べ、インプラントでは安定

2017年09月17日 | 日記
ブリッジや入れ歯に比べ、インプラントでは安定した使用感が得られ、どんなガムでも安定した噛み心地なのはありがたみを実感する点です。


ブリッジのように、上から人工歯をかぶせているのではなくインプラントの根元はあごの骨の中にしっかり入っています。


だから歯が取れる心配をすることなく、安心してガムを噛めます。


ガムを噛んだ程度では、インプラント全体は全く影響を受けないほどにしっかりした構造になっています。


もう、こわごわキシリトールガムを噛むこともないのです。


歯科医でインプラント治療を勧められた方もいるでしょうが、それは自分の歯を何らかの原因で失った後、その歯の代わりにあごの骨に埋め込んだ人工歯根と、その上の義歯作りの治療です。


ブリッジや入れ歯との根本的な違いとして、インプラントは人工歯根とあごの骨がしっかり結びつくので自分の歯と同じような強度があり、他の歯に負担をかけずに、長く使い続けられます。


ただし、インプラント治療は完全に保険適用外なので治療費がかかってしまうことも知っておきましょう。


様々な条件によって、インプラント適用になるとは限らず、検査の段階で断られることもあります。


でも、断った理由として「あごの骨の強度や厚さが十分でない」だの「インプラントを埋入し、義歯を支えるだけの骨の幅がない」であったとするなら決してあきらめる必要はありません。


歯科医が最新の技術を駆使できるだけの設備があれば従来はできないといわれていた症例でも相当数が治療できるようになってきました。


よく調べて、最先端の治療が受けられる歯科医院を十分調べてください。


もし、インプラント治療前に歯科や口腔外科のの既往症があればあごの骨が治療に耐えられるかどうか調べてください。


既往症に歯周病、顎関節症があるとすれば、治療開始前にそちらの病気を完全に治すのは必須です。


さらに、美容整形を受けてあごの骨を削った患者さんも事故を引き起こす可能性が増します。


ただし、これらの既往症があっても絶対治療できないとは言えません。


まずは歯科医に全て話しておきましょう。


この治療のメインとなるインプラント埋入手術では、もちろん部分麻酔が使われますが、入院して手術することはまれです。


糖尿病や心疾患などの既往症があるケースでは入院設備が整ったところで手術する必要もあります。


また、インプラントを支えるだけの強度を持った骨がないとすれば、まず骨を形成する手術が必要です。


腸骨など自分の骨を削り出し、移植する場合、入院することや、複数の病院で手術することもあります。


自分が当てはまるという方は、治療が他よりも長い期間にわたることを知っておくべきです。