インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

近年、インプラントの治療件数が増えてきま

2017年02月19日 | 日記
近年、インプラントの治療件数が増えてきました。


これは歯がまるごと抜けてしまった後で、代わりにあごの骨に埋め込んだ人工の歯を作ることだと考えてください。


インプラントはブリッジや入れ歯とは全く違う治療法です。


インプラントだと歯の根元が骨に埋まっているので違和感が比較的少なく、手入れ次第で、長期間問題なく使うことも可能です。


インプラント治療を受けようとすると、全て自費なので治療費がかかってしまうことも知っておきましょう。


他の歯科治療と、インプラント治療が大きく異なるのはもしも、失敗したとき、全く同じ治療をやり直すことはまず不可能という点です。


他の入れ歯やブリッジ、クラウンといった義歯と違う点として、人工歯根とあごの骨は、周辺組織で完全に結びつかなくてはならないので万が一、人工歯根があごの骨に定着せずインプラントが定着しなければ再手術を迫られ、骨を深く削る大がかりなことになってしまいます。


埋入するのもリスクがあって、周辺の神経を損傷する危険性もあります。


インプラント治療を始める前には、これまでの歯科や口腔外科での病歴を見直し、あごの骨が治療に耐えられるかどうか調べてください。


これまでに歯周病とか顎関節症の経験があれば、治療以前にそちらの病気を完全に治す問題が生じます。


美容整形で、骨を削ってあごのラインを変えた方にもインプラント治療のリスクが増大します。


最新の技術を用いれば、これらの病歴だけで治療できないといわれる可能性は低いため歯科医とよく話し合うことを心がけましょう。


どうにかして、インプラントについての高い技術を備えた歯科医でないとできないなら、どこの国までも治療を受けに行くことも十分あり得ます。


インプラントに関しては、北欧諸国が技術的に優れており、世界各国の歯科医が、腕を磨くために訪れています。


困難な条件に負けず、一生使える歯を求めるなら安易に妥協せず、できるだけ幅広く情報収集するしかありません。


インプラントの定着には長い時間がかかりますが、それが終わっても、それで終わりと思って油断するのは禁物です。


義歯を劣化させず長持ちさせるのは、定着後の口内ケアにかかっているといえます。


歯磨きにも正しい仕方があります。


歯科で指導してもらえるはずですから、毎日欠かさず行うようにしましょう。


治療技術が進歩しても、結局大事なのは自分自身でのケアなのです。


さらに、インプラントにした部分には当然、自前の神経はないですので、口の中で何か異変が起きていても、なかなか気付きづらくなっています。


ですから、必ず歯医者さんで言われた通りの頻度で検診に通いましょう。