江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

大人の遠足 東京ビッグサイト エコプロ展

2017年12月07日 20時37分46秒 | Weblog
12月7日、お台場の東京ビッグサイトで、エコプロ2017年展なるものを見に行きました。 まあ、大人の遠足だね。お台場はいいね。






 エコプロとは何ぞや?「持続可能な社会の実現に向けて」というサステイナビイリテイ社会の実現に向けての一種の啓発運動だな。

SUSTAINABUBLE DEVEROPCMENT という国連の SDGsという運動の 17項目すなわち、
①貧困をなくそう、②飢饉をゼロに、③すべての人に健康と福祉を、④質の高い教育をみんなに、⑤)安全な水とトイレを世界中に、等等17項目の国連的目標である。日本とはマッチしないがね。

 この国連的動きに、経産省的知恵者や業界団体、マスコミや学校が、これに乗り、日本的新しいビジネスモデル・収益を得られる産業に道幅を広げようとする魂胆が窺える。

 こんなものが日本の次の産業構造になりうるか、大いに疑問だが、各社や団体がまじめに取り組んでいる分野はそれなりに面白かったね。

例えば、JCOL という昔の石炭協会の末裔があり、これがかっての経営の悪かった石炭各社を吸収し、「一般財団法人 石炭エネルギーセンター」 という名で、「昔の名前で出ています」だった。吾輩もかって現役時代、石炭特別委のキャップとして北炭夕張の163名の死亡事故を視察に行った覚えがある。

 石炭業界は、エネルギーの変遷にもろに巻き込まれ、大変な時代の変遷を味わった業界である。例えば、日露戦争の日本海海戦で、戦艦三笠は当時甲板にまで満載していた石炭を海上に投棄し、身軽になって戦艦の戦闘速度一杯でバルチック艦隊に襲いかかった筈だ。

 その後、あっという間に全世界的に原油というエネルギー革命がおこり、あっという間に石炭燃料が駆逐された。

今では、万能の石油と、原子力が、水素エネルギーやバッテリーエネルギーにドラステイックに変換していて、トヨタを含め自動車業界が明日に生き残れるか、大変なサーバイバルの途上であることは、皆様ご承知の通りだ。

 いずれにせよ、大小各社や業界団体、学校の学部等が、時代の大きな方針がわからないままに、試行錯誤しながら、飯の種を探しているようで、面白く、個人としては、時代を読むのに、ためになったね。






コメント
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