江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

京都は 若緑にに包まれ美しい

2018年05月20日 09時46分29秒 | タウンウォッチング
5月13日から1週間、京都に滞在。

 この時期は本当若緑が美しく、青紅葉ともいえよう。青紅葉は俳句の季語にもあらず、服装の色一種であるが、「青紅葉」の表現が京都には似合うようだ。同じような緑でも、東京都は色が微妙に違うように感じられる。この季節にはこの季節の京として、「見るべきほどのもの」 は多い。

 だから私も含めて老人の京都旅が多いように見受けられた。もちろん外国人も若い女性も修学旅行生も、多種多様な人が1000年の都に思いをはせるのだろうか。

 1週間もいたらあちこち出かけますワな。興味のわくままに、順不同で若干を紹介します。

1、5月15日と言うと、葵祭。以前もみたから2回目で、余裕をもって午後3時過ぎに上賀茂神社で見たよ。
 それは朝の10時半に御所を出発して、下鴨神社を経由して、15時半ごろ上賀茂神社に到着・終了となる行列だから、2回目の知恵で、



その間、新撰組の鳥羽伏見の戦い跡を見に、淀駅・京都競馬場まで行きました。淀城は石垣がのこっているだけ、近くの西国街道 千本松原の激戦地は競馬場に刈り取られ昔の面影は一切ない。近くの文相寺も昔の在のお寺で、戦闘による大量の死骸を急きょ埋めたのかな と想像させるだけ。    淀城で入城を拒否された新撰組は、伏見から負け戦をしながら、大阪城まで落ち延びた。

 淀では京都競馬場が大きすぎて、ほかは何もないのが現状。で、電車ですぐ先の 石清水八幡宮に登りました。徒然草の「仁和寺の法師」に成らぬようケーブルカーで登りました。そのかわり下の放生池などは見なかったな。

 この後、伏見まで行き、お香宮神社で「香り高いお水(伏見の酒の原料水)」をいただき、街を歩くと、坂本龍馬とお登勢の寺田屋がありました。ここは坂本龍馬が襲撃に逃げた話ばかりで、薩摩藩の攘夷決行組と鎮撫派との争いで7-8名が殺されているのに、あまり言及しないのはいかがと。

 あと、伏見の造り酒屋がやっている「鳥せい本店」で昼間から原酒を飲みながら、焼き鳥。これが安くてうまいんだな。ほんと、伏見はいいところだ。こうして、京の南の端から、北の端の上賀茂神社まで、行ったわけです。


2、その他、1週間もいるとたくさんある。あとは皆さんで京都をいろいろ見物されるがよろしかろう。

ちなみに我輩は、 ①兵庫県川西市の 多田神社、②長岡京跡 ③宇治平等院と黄檗宗万福寺、④鞍馬山、⑤三十三間堂、豊国神社、方広寺、六道珍皇寺、⑥上賀茂神社の社家の街と太田神社の皐月、出町柳の商店街、⑦上御霊神社の還幸祭の神輿と鉾の行列(18日12時半出発)、⑧大徳寺真如庵から今宮神社(ここも、13日に還幸祭があったが、雨のため、見物できず)⑨嵐山の苔寺[予約制]でダメ、十三参りの「法輪寺」、千光寺大悲閣、天龍寺などなど 行きました。懐が深く、選択の幅が広いのは多様性があるということ。⑩真如堂・金戒光明寺はホテルの近く。そして、「法勝寺」の名前が残る白河上皇の別荘地の跡などなど。

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連休が終わりましたネ。疲れた!

2018年05月07日 21時01分11秒 | Weblog
ゴールデンウイークの連休が終わりました。 疲れましたよね。皆さんどうしました?

 退屈御家人がどう、連休を過ごしたか、気にはならないが、まあ あのバカ何していたのかな? 誰も他人の行動なんか、気にする奴はいない。お互いさま。

 わが退屈御家人も、長い長い、毎日が日曜日。

    人生は死ぬまでの暇つぶし!     という言葉を聞いたことがある。

 今年の結論は、①時間をかけず、 ②運賃を安く、 ③体力を消耗させず、④楽しいことを何度でも、リピートを、 ⑤楽しいことだと enjoy し生きている喜びを感じる。
  こういうことかと、本年は考えたね。 来年も楽しめる保証はないからね。


 1、イタリア映画祭。有楽町の朝日ホールを見に行きました。「いつだって辞められる―名誉学位」という映画。去年もイタリア映画祭を見たが、今年もだ。
 
映画の評論は吾輩のするところでないが、有楽町の「朝日ホール」=阪急デパートが、今回閑古鳥が鳴いているのを見たね。この理由は、近くに「日比谷ミッドタウン」ができ、新しい映画村を作っているのだから、朝日ホールの落ち目が、銘々白々、文化というより、経済戦争を見たね。そういえば昨年以前から、日比谷のテニスコートから、日比谷ミッドタウンなるビルが建ち上がっていくのを眺めていたが、あれはなんじゃいな? と思っていたがそれを今回初めて、行って見たというわけ。

 2、神田淡路町での「ワテラス」とい地域再開発ビルの広場で、「JAZZ auditoria」ワテラスという JAZZフェステイバル を見に行きましたよ。ブルーノート東京オールスター・ジャズオーケストラ の演奏もあったが、これは吾輩の酔っ払いもあり、見逃した。だが、こういう世界があるのを発見したね。吾輩がいかに、狭い世界に住んでいたか、思い知らされたね。

 3、お台場 では 肉フェスタ・ODAIBA OkutberFest をやっていましたよ。
 広いお台場の敷地では、あちこちでフェスタフェスタ、人集めに大わらわ。東京都はいいとい土地を埋め立て、大地主になったのだとは、ご同慶の至りだ。

若い人たちの若い感性で、新しい文化をやっている。決して、B級グルメ大会とは言わないが、若い人が若い人の財布を開けさせる仕掛けをしているのを見たネ。これが経済のサービス化だ。
 
 4.有楽町の「ラ・フォル・ジュルネ・東京」音楽祭があったね。これももう十年来やっているので、去年も今年も見に行きましたよ。三菱村もこの音楽祭に関与しているのだ。

 5、神田神保町の岩波ホールで、「マルクスとエンゲルス」という映画をやっていたが、これを見るべく、その前に、古書会館2階の 「ボンデイ」 という有名なカレーライス屋で食べましたが、何しろ、12時前に行ったのに1時間以上並んで待たされ、結局、映画はあきらめました。

以上が連休前半。近場で金をかけず、体力を温蔵するのが おじさんの知恵というものだ。



 連休後半は、

 6、東上線、東松山の 箭弓神社(やきゅう神社と読む)の 「ボタンまつり」を見に行きました。結論的には、今年の天候のせいで 牡丹の花も もう終わってしまっていました。唯一残った 牡丹 。
 藤棚も 枯れた後の 残骸を。

 
 箭弓神社(やきゅう神社と読む)は名前から野球関係者の神社であるようで、多くの願い事がかけられていた。またここは、日本史に関心ある人なら、「1031年 平忠常 の乱」をこの地で夜襲で破った、源頼信がこの神社を再建したとか。確かに立派な神社だ。


 7、その次は、府中の「暗闇まつり」武蔵の国府 の祭り。夕方から夜にかけて、総社に属する各神社の神輿と大太鼓が お旅所 まで値霊上げるという伝統的なもので、今年はなんか記念まつりになったとかで、小池百合子都知事も挨拶に来ていたね。


 8、最後は、四谷の 「蟻んこ」というシャンソンクラブで、ここのプロの演奏ライブでなく、連休中に、ここで個人レッスン・グループレッスンを受けている おばさん たちの発表会を見に行きました。 着飾ったドレスのおばさんパワーはすごい。これぞ 日本の文化だ。
 
カメラが別で写真がないのが悲しい。

 こういう風に、貧乏人の 退屈御家人は 時間をつぶすのでした、 おしまい。








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