猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

人相はその人の考え方や経験があらわれる

2007年12月20日 | Weblog
「人相」はその人の考え方とか経験とか性格などで形成されているので、大変よくあたるといわれています。

例えば猜疑心の強い人は上目遣いで見るということや、笑顔を絶やさない人は円満な人だとよく言われます。
そういうような顔つきになるのは根拠があるのです。

例えば上目遣いにみる人は、相手の言葉をすぐには信用しない性格なので、一歩引いて受け止めるため、どうしても眼つきも真正面から見るのではなく斜めに構えてみるという癖があるのです。
笑顔を絶やさない人は、家や職場の環境がなに言うことなく円満なので、顔つきも緩んでくるのです。
注意しなければいけないのは、一見にこやかな人でも、瞬間的にくら~い顔になる人は、笑顔で過ごそうとする気持ちがあっても、深刻な悩みを抱えているので腹の底から笑えない人です。

そういう生活習慣を続けると、恐ろしいことに顔の筋肉とか眼つきが固まってきます。
要は生き方や環境で人相が変わるということです。

今まで多くの人との出会いがありましたが、最初に出合うと瞬間的にその人の性格が判断できる場合が多かったです。
暫く話していると話しっぷりとかで、自信のなさとか頭の良さなどがおおよそわかる例が多かったようです。

しかし、人相から本人の性格や経験が判断できないことがまれにありました。

恐ろしいことには、顔つき・動作・話しっぷり・姿勢・声等はその人の人柄とか性格そして生活状況が表れてしまうようです。
そういうことから言えば、人相は自分で作りあげることも出来るのです。
まさに「顔つきは自分の責任」であるということではないでしょうか?