猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

私の三丁目の夕日

2007年12月06日 | Weblog
ブログ「コニタン日記」に三丁目の夕日について書いてあったので、インターネットで映画の紹介をみましたよ。

いやいや驚きました。
地図で探索してみたら、なんと自分の住んでいた周辺がそのままの姿であるんですから。
自宅を出てまっすぐ行くと、自転車屋の「やまもくさん」だ、その隣は駄菓子屋の「みやまさん」で、そこをまっすぐ行くと乾物屋さんがあって、その横が八百屋の「おこうさん」・・・。
郷土学者の息子の「りきちゃん」はガキ大将で、いつも家来を数人引き連れていたな~。彼に従わないと遊んでもらえないので、命令されて裏山のがけを歯を喰いしばってよじ登ったり、チョット可愛い女の子をからかったりしたものですよ。

そうそう、テレビを始めてみたのは、お兄さんが電気屋だった「やっちゃん」の家だったな~。
テレビにはビロードの幕が垂れ下がっていて、時間が来るとやっちゃんのお兄ちゃんの「ゆうちゃん」がおもむろに幕を上げてスイッチを入れていたのを、今もはっきり覚えていますよ。
「力道山のプロレス実況」「金語楼や水の江滝子のジェスチャー」などを夢中になってみていましたよ。

映画の登場人物の紹介をみていたら、子供の頃の友達や近所のお兄ちゃんたちと重なってしまって、目頭が熱くなってきましたね。
また、この映画の音楽もいいね。いろいろなことを思い出させてくれるんですよ。

映画を観たら、きっと涙がとまらないと思うのでみないで置こう。
自分の頭の中での「三丁目の夕日」を楽しむことにしよう。

それにしてもみんなどうしているのかな?
みんなどうしているのかな?