猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

19年一緒に暮らした猫のサンボの死

2007年12月19日 | Weblog
19年飼っていた家猫が、今日老衰で死にました。
名前をサンボという黒の雌猫でした。
生まれたばかりの子猫が捨てられていたのを、娘が拾ってきたのです。
これまで病気など一つもせず、本当に世話の掛からない猫でした。

長いこと一緒に暮らしていると、情が移って家族同様な存在でした。
彼女くらい猫らしい猫は居ないといってよいくらい、威厳があって気品があり、ちっとやそっとではなついてくることはありませんでした。

そういう彼女の最後は、食事も出来ず身体が動かなくなっても、決められた場所で用をたそうとしていたのか、寝ている場所からトイレに移動する途中で、倒れ息が途絶えていました。

女性としてのプライドを持ち続けた素晴らしい猫でした。
もう家の中にばかり居なくていいから、自由に飛び回って遊んできてください。