獅子ヶ鼻トレッキングコース2 歩行月日2013/10/6
歩行時間:6時間35分 休憩時間:1時間55分 延時間:8時間30分
出発時間:7時20分 到着時間:15時50分
歩 数: 36、240歩 GPS距離:23.9km
行程表
敷地駅 0:50> 上駐車場 0:15> 展望台 0:20> 蟻の戸渡り 0:30> サクラ台 0:25> 鐘石 0:35>
八畳岩 0:20> 上駐車場 1:25> 小国神社 1:00> 大洞院 0:55> 戸綿駅
木の根を利用した道祖神 浮石
蟻の戸渡りを渡らず少し戻ってから「浮石」に向かう。浮石と云うからにはゴロゴロした石が多く、歩きづらい
場所なのか?マーいずれにしても大した事はないだろう。
道は尾根から林の中を下ったり登ったりして行く。途中には木の根を利用した「道祖神」があった。
手作りの赤い鳥居に小さな賽銭箱。それに本物の「竃三柱犬神守護攸」と書かれたお札が置いてある。
道祖神に鳥居とは奇妙な組み合わせだがそれも面白いだろう。だが犬神と書かれたお札は何処の神社の物だろう。
犬神は狼のことなので、この辺りで狼が守護神なら水窪の山住神社だが、それにしては狼の絵が描かれていない。
西部地方には狼を守護神にしている神社が他にもあるのだろうか。
道祖神のすぐ上に岩が見えていたが気にしないで横を通り上に行くと、立札が「浮石」になっている。
その石をよく見れば大きな岩が見るからに不安定な形で止っていた。見る角度によって、その不安定感が違うようだ。
このような岩は中国にもあったような気がするが、確かあの岩にはお詣りの客が金箔を貼るので、岩が金色に輝いて
いたと思う。それにしてもこのコースは蟻の戸渡りにしても、この浮石にしても名前の付け方が面白いし合っている。
私の想像した浮石は、ゴロゴロ石の道と見当違いだったが、それで良かった。
次のポイントは「サクラ台」だが果たしてどんな所か。
サクラ台 ロープ場
サクラ台は尾根の部分の木を伐採して眺めを良くした場所だった。切株が椅子の替りになって丁度良い。
景色は東南の方向に袋井方面が望め、北の方には遠州の名前を知らない低山が連なっていた。
サクラ台名前の由来は分からなかったが、山頂部の木を伐採して視界を確保してくれた事に感謝したい。
何回かブログに書いたが大崩山塊の花沢山は以前は航空灯台が建っていて、今はJR大型反射板が2基建っている。
だが視界は反射板の横に開いる、わずかに隙間から富士山が見えているに過ぎない。
これで山頂部の杉の木や放置されている茶の木を伐採してくれれば、東は富士山と静岡の町並み、南は駿河湾と
伊豆半島。西は志太平野に焼津市街、北は高草山や満観峰が邪魔をしているが南アルプスが見えるだろう。
そうなれば大崩山塊随一の展望台になること間違いないのだが------
サクラ台から鐘掛岩に向かう岩山通りは、崩壊の危険があり通行禁止だったので、一般者向けの野鳥の小道を
鐘掛岩に向かって進む。今日は暑いのか小鳥の声は聞こえず何匹かの蝉が鳴いていた。
今年は猛暑で残暑も厳しいので蝉も10月に入っても鳴いていられるが、7年後頃に生まれてくるこの蝉の子孫は
どうなるのだろう? その年が冷夏だったら成虫にはなれないのだろうか。それとも気温によってもっと早く生まれて
くるのだろうか。
先を急ぐ必要もない今日は、のんびりくだらない事を考えながら歩くのも楽でいい。
またロープ場に出た。今度のロープ場は2ルートに分かれているが「どちらでも行けます」と書いてある。
ここは帰りも通るので、行に傾斜がきつい方を登ろうと近づいてみると、遠くより見るより近くで見た方が簡単に
登れそうだ。足を掛ける所も手で掴む所も十分ある。と余裕で登り出したが、結局ロープを掴んでしまった。
鐘豆岩 鐘掛岩
鐘掛岩(かんかけいわ)に到着。ここは名前から言って崖の上が前に迫り出している場所を想像していた。
ところが出た所はどうやら絶壁の上で、標識には「危険注意 落差133m」とある。
ようようの思いで前に行き写真を写したが、もうこれ以上は前に行くのは無理。○○がすくんでしまった。
それでも下を走っている道が見えますよね。
崖の左右には危険注意の立札があるが、よく行けたものだ。アレー 右の桧の上の方には何やら布を巻き
つけてある。あれは故意に付けたのか、それとも舞ってきた布なのか。
鐘掛岩の名前の元は結局分からなかったが、しかし怖い思いをするなら深く追求する気はない。
さっきのロープ場では少し自信を取り戻せたが、またもや高所恐怖症に戻ってしまっていた。
今日の予定はここまで、あとは一般向けの道を歩いて駐車場まで戻るだけだ。
八畳岩の入口 八畳岩
サクラ台入口で来た道と別れる一般向けの尾根道は、アップダウンが少なく歩きやすかった。
次のポイントは八畳岩だが、こんな名前なら大きな平らな岩だと想像できる。
案の定、岩の間の細い道を行った先にあった八畳岩は、平らな岩の眺めの良い所だった。
ここのコースはただ歩くだけではなく、所々にポイントやロープ場もあるので変化もあり。緊張感も緩まないで
いられる楽しいコースだ。静岡県西部の方は是非一度歩いてみてください。
沢桔梗 沢桔梗 擬宝珠(ぎぼうし)
駐車場に向かっているとき下の方で何かを眺めている人がいる。持ち前の好奇心から近寄ってみると花が咲いていた。
長靴を履いた地元の人が、花の名前を沢桔梗だと教えていた。次の白い花は私でも分かる擬宝珠(ぎぼうし)だった。
咲いていた場所は、アッそうだ長靴の叔父さんが「写真を写すのはいいが、他の人に場所は教えないでくれ」と言っていた。
何でも場所が知れると、すぐ盗掘されてしまうのだという。困った奴がいるもんだ。
11時40分に駐車場に到着。距離は敷地駅からも含め8.8km。駐車場から鐘掛岩往復なら5.2km程度だった。
これでは楽しかったが余りにも短かくて朝早く起きた甲斐が無い。そこで何時もの悪い癖が出て、距離を伸ばす
事にした。
ここから大茶園を通って小国神社に行き、小国神社からはさらに奥にある大洞院を回って戸綿駅に出てみよう。
戸綿駅に向かう森町の中には、氷結を売っている店があるかもしれない。もうこれで決定。
楽で楽しい低山歩きに満足した昼飯を食べ終わって12時。そこからは苦痛の歩きが始まった。
森町の大茶園
獅子ヶ鼻公園の東側は森町の大茶園がある。大茶園と言えば牧ノ原台地を思い浮かべるが、ここ森町にも
広い茶園がある事は余り知られていない。
丁度秋番茶の収穫時期なのか乗降式茶摘機?で茶狩?が行われていた。
新東名森PA付近 小国神社
大茶園から直接小国神社に行く道が分からず、出た所は新東名の森町PAの標識の所だった。
どの道か分からないが新東名から北に向かえば小国神社に出るだろうと、最初に出合った太い道を北上する。
大分歩いた所で県道の標識が立っていた。ウン これで大丈夫。
48℃を指す温度計 大洞院
暑い。新東名に出てからズート日向の道が続き体が茹だってくる。背中に付けている温度計を見ると。
ナント!ナント! 48℃を指していた。48度ですよ、48度。信じられない気温だ。
以前45℃を指していたことがあったが見間違いだと思ったので、今日は証拠写真を撮っておいた。
確かに温度計はザックの背中に付けているので直射日光が当たるだろう。だが私の後頭部も直射日光が当たって
いるから同じようなものだ。これでよく日射病に、いや熱中症にならないものだと我ながら感心する。
今年の夏はニュースで運動中の子供が熱中症で倒れたと、たびたび伝えていた。
学校では気温をマスコミや百葉箱から得るのではなく、温度計を直射日光のあたる運動場に設置すれば、先生方の
意識も変わるだろう。まさか48℃の中を走らせたりしなくなる。
最後のポイント大洞院にようやく到着。木陰の多い境内は温まった体を冷ましてくれた。
当りまえだが大洞院の紅葉はまだ始まっていない。この辺りの紅葉は11月下旬頃なのか。フーそれにしても暑かった。
大洞院から森町には八形山の尾根道は止めて車道経由で行く事にした。何しろここまでの距離はまだ20kmだ。
少しでも距離を稼がないと。そうやって遠回りして距離を稼いでも戸綿駅まで23.9kmしかなかった。
そうそう氷結は思惑通りに森町の中で無事手に入れる事ができました。
歩行時間:6時間35分 休憩時間:1時間55分 延時間:8時間30分
出発時間:7時20分 到着時間:15時50分
歩 数: 36、240歩 GPS距離:23.9km
行程表
敷地駅 0:50> 上駐車場 0:15> 展望台 0:20> 蟻の戸渡り 0:30> サクラ台 0:25> 鐘石 0:35>
八畳岩 0:20> 上駐車場 1:25> 小国神社 1:00> 大洞院 0:55> 戸綿駅
木の根を利用した道祖神 浮石
蟻の戸渡りを渡らず少し戻ってから「浮石」に向かう。浮石と云うからにはゴロゴロした石が多く、歩きづらい
場所なのか?マーいずれにしても大した事はないだろう。
道は尾根から林の中を下ったり登ったりして行く。途中には木の根を利用した「道祖神」があった。
手作りの赤い鳥居に小さな賽銭箱。それに本物の「竃三柱犬神守護攸」と書かれたお札が置いてある。
道祖神に鳥居とは奇妙な組み合わせだがそれも面白いだろう。だが犬神と書かれたお札は何処の神社の物だろう。
犬神は狼のことなので、この辺りで狼が守護神なら水窪の山住神社だが、それにしては狼の絵が描かれていない。
西部地方には狼を守護神にしている神社が他にもあるのだろうか。
道祖神のすぐ上に岩が見えていたが気にしないで横を通り上に行くと、立札が「浮石」になっている。
その石をよく見れば大きな岩が見るからに不安定な形で止っていた。見る角度によって、その不安定感が違うようだ。
このような岩は中国にもあったような気がするが、確かあの岩にはお詣りの客が金箔を貼るので、岩が金色に輝いて
いたと思う。それにしてもこのコースは蟻の戸渡りにしても、この浮石にしても名前の付け方が面白いし合っている。
私の想像した浮石は、ゴロゴロ石の道と見当違いだったが、それで良かった。
次のポイントは「サクラ台」だが果たしてどんな所か。
サクラ台 ロープ場
サクラ台は尾根の部分の木を伐採して眺めを良くした場所だった。切株が椅子の替りになって丁度良い。
景色は東南の方向に袋井方面が望め、北の方には遠州の名前を知らない低山が連なっていた。
サクラ台名前の由来は分からなかったが、山頂部の木を伐採して視界を確保してくれた事に感謝したい。
何回かブログに書いたが大崩山塊の花沢山は以前は航空灯台が建っていて、今はJR大型反射板が2基建っている。
だが視界は反射板の横に開いる、わずかに隙間から富士山が見えているに過ぎない。
これで山頂部の杉の木や放置されている茶の木を伐採してくれれば、東は富士山と静岡の町並み、南は駿河湾と
伊豆半島。西は志太平野に焼津市街、北は高草山や満観峰が邪魔をしているが南アルプスが見えるだろう。
そうなれば大崩山塊随一の展望台になること間違いないのだが------
サクラ台から鐘掛岩に向かう岩山通りは、崩壊の危険があり通行禁止だったので、一般者向けの野鳥の小道を
鐘掛岩に向かって進む。今日は暑いのか小鳥の声は聞こえず何匹かの蝉が鳴いていた。
今年は猛暑で残暑も厳しいので蝉も10月に入っても鳴いていられるが、7年後頃に生まれてくるこの蝉の子孫は
どうなるのだろう? その年が冷夏だったら成虫にはなれないのだろうか。それとも気温によってもっと早く生まれて
くるのだろうか。
先を急ぐ必要もない今日は、のんびりくだらない事を考えながら歩くのも楽でいい。
またロープ場に出た。今度のロープ場は2ルートに分かれているが「どちらでも行けます」と書いてある。
ここは帰りも通るので、行に傾斜がきつい方を登ろうと近づいてみると、遠くより見るより近くで見た方が簡単に
登れそうだ。足を掛ける所も手で掴む所も十分ある。と余裕で登り出したが、結局ロープを掴んでしまった。
鐘豆岩 鐘掛岩
鐘掛岩(かんかけいわ)に到着。ここは名前から言って崖の上が前に迫り出している場所を想像していた。
ところが出た所はどうやら絶壁の上で、標識には「危険注意 落差133m」とある。
ようようの思いで前に行き写真を写したが、もうこれ以上は前に行くのは無理。○○がすくんでしまった。
それでも下を走っている道が見えますよね。
崖の左右には危険注意の立札があるが、よく行けたものだ。アレー 右の桧の上の方には何やら布を巻き
つけてある。あれは故意に付けたのか、それとも舞ってきた布なのか。
鐘掛岩の名前の元は結局分からなかったが、しかし怖い思いをするなら深く追求する気はない。
さっきのロープ場では少し自信を取り戻せたが、またもや高所恐怖症に戻ってしまっていた。
今日の予定はここまで、あとは一般向けの道を歩いて駐車場まで戻るだけだ。
八畳岩の入口 八畳岩
サクラ台入口で来た道と別れる一般向けの尾根道は、アップダウンが少なく歩きやすかった。
次のポイントは八畳岩だが、こんな名前なら大きな平らな岩だと想像できる。
案の定、岩の間の細い道を行った先にあった八畳岩は、平らな岩の眺めの良い所だった。
ここのコースはただ歩くだけではなく、所々にポイントやロープ場もあるので変化もあり。緊張感も緩まないで
いられる楽しいコースだ。静岡県西部の方は是非一度歩いてみてください。
沢桔梗 沢桔梗 擬宝珠(ぎぼうし)
駐車場に向かっているとき下の方で何かを眺めている人がいる。持ち前の好奇心から近寄ってみると花が咲いていた。
長靴を履いた地元の人が、花の名前を沢桔梗だと教えていた。次の白い花は私でも分かる擬宝珠(ぎぼうし)だった。
咲いていた場所は、アッそうだ長靴の叔父さんが「写真を写すのはいいが、他の人に場所は教えないでくれ」と言っていた。
何でも場所が知れると、すぐ盗掘されてしまうのだという。困った奴がいるもんだ。
11時40分に駐車場に到着。距離は敷地駅からも含め8.8km。駐車場から鐘掛岩往復なら5.2km程度だった。
これでは楽しかったが余りにも短かくて朝早く起きた甲斐が無い。そこで何時もの悪い癖が出て、距離を伸ばす
事にした。
ここから大茶園を通って小国神社に行き、小国神社からはさらに奥にある大洞院を回って戸綿駅に出てみよう。
戸綿駅に向かう森町の中には、氷結を売っている店があるかもしれない。もうこれで決定。
楽で楽しい低山歩きに満足した昼飯を食べ終わって12時。そこからは苦痛の歩きが始まった。
森町の大茶園
獅子ヶ鼻公園の東側は森町の大茶園がある。大茶園と言えば牧ノ原台地を思い浮かべるが、ここ森町にも
広い茶園がある事は余り知られていない。
丁度秋番茶の収穫時期なのか乗降式茶摘機?で茶狩?が行われていた。
新東名森PA付近 小国神社
大茶園から直接小国神社に行く道が分からず、出た所は新東名の森町PAの標識の所だった。
どの道か分からないが新東名から北に向かえば小国神社に出るだろうと、最初に出合った太い道を北上する。
大分歩いた所で県道の標識が立っていた。ウン これで大丈夫。
48℃を指す温度計 大洞院
暑い。新東名に出てからズート日向の道が続き体が茹だってくる。背中に付けている温度計を見ると。
ナント!ナント! 48℃を指していた。48度ですよ、48度。信じられない気温だ。
以前45℃を指していたことがあったが見間違いだと思ったので、今日は証拠写真を撮っておいた。
確かに温度計はザックの背中に付けているので直射日光が当たるだろう。だが私の後頭部も直射日光が当たって
いるから同じようなものだ。これでよく日射病に、いや熱中症にならないものだと我ながら感心する。
今年の夏はニュースで運動中の子供が熱中症で倒れたと、たびたび伝えていた。
学校では気温をマスコミや百葉箱から得るのではなく、温度計を直射日光のあたる運動場に設置すれば、先生方の
意識も変わるだろう。まさか48℃の中を走らせたりしなくなる。
最後のポイント大洞院にようやく到着。木陰の多い境内は温まった体を冷ましてくれた。
当りまえだが大洞院の紅葉はまだ始まっていない。この辺りの紅葉は11月下旬頃なのか。フーそれにしても暑かった。
大洞院から森町には八形山の尾根道は止めて車道経由で行く事にした。何しろここまでの距離はまだ20kmだ。
少しでも距離を稼がないと。そうやって遠回りして距離を稼いでも戸綿駅まで23.9kmしかなかった。
そうそう氷結は思惑通りに森町の中で無事手に入れる事ができました。
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