歩行記録 H27-11-3(火)
歩行時間:6時間35分 休憩時間:1時間00分 延時間:7時間35分
出発時刻:7時15分 到着時刻:14時50分
歩 数: 14、951歩(推定距離10.5km) GPS距離8.6km
行程表
山神社P 0:40(45)> 富士見峠 0:25(25)> 黒岳 0:25>(20) 富士見峠 1:15(1:15)> 富士見台 0:20(25)> 越前岳
1:00>(60) 呼子岳 0:15>(15) 割石峠 0:10> 蓬莱山 0:10> 割石峠 1:45>(1:30) 林道出合 0:10>(20) 山神社P
※:()内は山と高原地図(昭文社)の表示タイム ・・・・・ 合計タイム 7時間15分(蓬莱山往復含まず)
愛鷹山系・黒岳-越前-呼子-割石周回ルート観歩記
昨日(2日)当地は寒い雨の日だったので、富士山はきっと雪で7合目以上は冠雪しただろうと思いながら夕方の天気予報を
見ていると、明日3日文化の日は晴マークだった。
ヨシそれならそろそろ紅葉がお終いになる愛鷹山に行ってみようと急遽電車やバスの時間を調べる事に。
朝一番の愛鷹登山口は9時着で帰りのバスは4時50分があった。正味7時間50分の余裕があるが、コースの予定時間は
バス停-越前岳が4時間、越前岳-割石峠が1時間、割石-バス停が2時間で計7時間とみた。
根拠は特にないが、昨年 “海から剣ヶ峰” を歩いている途中、十里木で富士山を断念して愛鷹の越前岳に登った事がある。
その時は体調不良でフラフラの状態で歩いて、越前岳からバス停まで3時間15分で下っていた。ならば例え上りでも30分も
加算すれば大丈夫だろう。越前岳から先の時間はそれこそヤマ勘だが左程違いはないと思う。
それに4時台のバスに間に合わなくても6時時代のバスもあるので何とかなる。時間が余れば須山まで歩いてもいい。
だが布団に入り少々不安になってきた。久し振りの愛鷹なのでコースを外れる黒岳や鋸岳の入口までは行ってみたい。
確かに6時のバスはあるが割石峠からの林道出合までの沢道は道が分かりにくいだろう。昨年越前岳であった人が
「山神社から割石峠は草が生茂っていて分かりにくいので歩く人は少ない」 と言っていた。
今は5時には薄暗くなるが、山の林の中では4時頃から薄暗くなりケルンや目印が見難くなるだろう。
一度不安な事を考えだすと中々治まらなくなり、結局電車は止めて車で行く事にした。ゴール後の乾杯はできなくて残念だが・・・・
山神社Pと登山口 越前岳・黒岳登山口
愛鷹・山神社駐車場の場所
途中通った十里木の越前登山口Pには既に10代以上の車は停まっていたが、山神社のPには1台停まっていただけだった。
電車で来ればこの駐車場(越前登山口)には9時20分頃着く予定だったのが、2時間以上早い7時10分には着いてしまった。
これなら今日は黒岳も鋸岳入口にも行っても途中はゆっくり歩く事が出来るだろう。
写真の案内板前が駐車場で30台は駐車できそうです。黒岳と越前岳の登山口は右に見える白く写った所です。
割石峠にはこの林道を終点まで行きます。
天子の階段(黒岳中腹)
期待していた富士山は車で走っていて一度も見る事が出来なかった。それだけでなく黒岳中腹もガスの流れも速く天子の
階段もクッキリしている。これは富士山が見える前兆なのか、それとも見えなくなる前兆なのか。
黒岳展望広場より
ヤッター! 黒岳手前の展望広場から富士山が見えていた。だが宝永山から上には雪を被っていると思ったのに。
雪は御殿場側の8合目から上の辺りに、それこそ薄っすらと縦に帯状にあるだけだった。
ナンで? 昨日地元で降った雨は富士山には降らなかったのか?
黒岳山頂 箱根連山
黒岳山頂から富士山は見えないが雲海の上に箱根連山が顔を出していた。この夏、火山情報で騒がしかったが、今は落ち着いて
きて警戒レベル2の火口周辺規制になっている。その元凶の大涌谷噴煙が見えていた。(写真中央の山間の白い煙)
帰りに通った展望広場からの富士山は雲の中に隠れてしまっていた。
鋸岳展望地から わずかに紅葉が
どれが3枚目の刃なのだろうか? いかにも鋸の葉の如くギザギザが多く見え判断がつかない。今日行く予定の鋸岳の
入口すら何処がそうか分からなかった。
あの鋸岳で遊んだのはもう半世紀以上も前の事だが、今は刃渡り何て思っただけでゾーとするし巻道だって歩けるかどうかだ。
今日一番の楽しみは富士山を眺める事もさることながら、あの鋸岳を間近に見る事なので車で来て良かった。
紅葉は既に終りで殆どの木は落葉し、その中で唯一展望地近くに赤い葉が残っていた。
富士見台 五十銭紙幣
富士見台では10人ほどの人が富士山からガスが取れるのを待っていた。
「富士見台と岡田紅葉 富士山の撮影に一生を捧げた岡田紅葉は、戦前戦後を通じて幾度か当地へ撮影に来ています。
越前岳から展望する富士山は、三ツ峠や天子ヶ岳と共にそのすばらしさはよく知られています。
昭和13年に発行された50銭紙幣の図案に採用された富士山は、この富士見台から撮影された富士山ですです。」
と紹介されているが、そのすばらしい雄姿は見る事が出来なかった。
案内板横の櫓は富士山の展望台ではなく、一番上にカメラを置いて写真を写す台のようです。
昨年写した富士見台からの富士山 今年写した天子ヶ岳からの富士山
ではここで昨年写した写真を紹介します。残念ながらこの時も富士山は厚い帯で半分以上隠れていました。
一方天子ヶ岳からの写真はバッチリでしたが、何故か私には好きになれなのは美術的センスが無い証拠か。
越前岳山頂 山頂から南方面(駿河湾が見える)
越前岳の山頂には30人ほどの登山者がいた。満観峰や浜石岳と同じように富士山の眺めが良いという事で人気があるようだ。
今日山神社から歩いて来て、ここまで追い越した人はいなかったが、2組3人に追い越されただけだ。そうしてみるとここに居る
大部分の人は十里木登山口からのピストンなのだろう。
上空は青空だが丁度富士山の方角が雲が厚くなっている。一方南の方角は上空に雲はあるもの駿河湾が見えていた。
写真の左にギザギザした山が見えるが鋸岳なのか? 鋸は標高が低いので見えないと思うのだがな?
山神社の駐車場から越前岳まで約3時間20分掛かったが、マー私としては至極順調だ。
しかし中には健脚の人もいて、大人の遠足(旧)のあやさんなんて越前から黒岳をピストンで歩いていながら、黒岳~越前の上りを
1時間30分で歩いている。そこを私は2時間15分で歩くのだからあやさんのタイムは参考にもなりはしない。
でも家に戻り引っ張り出した山と高原の地図のタイムと比較すると、ほぼ同タイムだった。
老いたりとはいえマダマダ捨てたものではない。と、自画自賛。
山頂でいくら待っても富士山は見えそうもない。それに混んでいて座る所も無いので昼飯は呼子山頂にしよう。
歩行時間:6時間35分 休憩時間:1時間00分 延時間:7時間35分
出発時刻:7時15分 到着時刻:14時50分
歩 数: 14、951歩(推定距離10.5km) GPS距離8.6km
行程表
山神社P 0:40(45)> 富士見峠 0:25(25)> 黒岳 0:25>(20) 富士見峠 1:15(1:15)> 富士見台 0:20(25)> 越前岳
1:00>(60) 呼子岳 0:15>(15) 割石峠 0:10> 蓬莱山 0:10> 割石峠 1:45>(1:30) 林道出合 0:10>(20) 山神社P
※:()内は山と高原地図(昭文社)の表示タイム ・・・・・ 合計タイム 7時間15分(蓬莱山往復含まず)
愛鷹山系・黒岳-越前-呼子-割石周回ルート観歩記
昨日(2日)当地は寒い雨の日だったので、富士山はきっと雪で7合目以上は冠雪しただろうと思いながら夕方の天気予報を
見ていると、明日3日文化の日は晴マークだった。
ヨシそれならそろそろ紅葉がお終いになる愛鷹山に行ってみようと急遽電車やバスの時間を調べる事に。
朝一番の愛鷹登山口は9時着で帰りのバスは4時50分があった。正味7時間50分の余裕があるが、コースの予定時間は
バス停-越前岳が4時間、越前岳-割石峠が1時間、割石-バス停が2時間で計7時間とみた。
根拠は特にないが、昨年 “海から剣ヶ峰” を歩いている途中、十里木で富士山を断念して愛鷹の越前岳に登った事がある。
その時は体調不良でフラフラの状態で歩いて、越前岳からバス停まで3時間15分で下っていた。ならば例え上りでも30分も
加算すれば大丈夫だろう。越前岳から先の時間はそれこそヤマ勘だが左程違いはないと思う。
それに4時台のバスに間に合わなくても6時時代のバスもあるので何とかなる。時間が余れば須山まで歩いてもいい。
だが布団に入り少々不安になってきた。久し振りの愛鷹なのでコースを外れる黒岳や鋸岳の入口までは行ってみたい。
確かに6時のバスはあるが割石峠からの林道出合までの沢道は道が分かりにくいだろう。昨年越前岳であった人が
「山神社から割石峠は草が生茂っていて分かりにくいので歩く人は少ない」 と言っていた。
今は5時には薄暗くなるが、山の林の中では4時頃から薄暗くなりケルンや目印が見難くなるだろう。
一度不安な事を考えだすと中々治まらなくなり、結局電車は止めて車で行く事にした。ゴール後の乾杯はできなくて残念だが・・・・
山神社Pと登山口 越前岳・黒岳登山口
愛鷹・山神社駐車場の場所
途中通った十里木の越前登山口Pには既に10代以上の車は停まっていたが、山神社のPには1台停まっていただけだった。
電車で来ればこの駐車場(越前登山口)には9時20分頃着く予定だったのが、2時間以上早い7時10分には着いてしまった。
これなら今日は黒岳も鋸岳入口にも行っても途中はゆっくり歩く事が出来るだろう。
写真の案内板前が駐車場で30台は駐車できそうです。黒岳と越前岳の登山口は右に見える白く写った所です。
割石峠にはこの林道を終点まで行きます。
天子の階段(黒岳中腹)
期待していた富士山は車で走っていて一度も見る事が出来なかった。それだけでなく黒岳中腹もガスの流れも速く天子の
階段もクッキリしている。これは富士山が見える前兆なのか、それとも見えなくなる前兆なのか。
黒岳展望広場より
ヤッター! 黒岳手前の展望広場から富士山が見えていた。だが宝永山から上には雪を被っていると思ったのに。
雪は御殿場側の8合目から上の辺りに、それこそ薄っすらと縦に帯状にあるだけだった。
ナンで? 昨日地元で降った雨は富士山には降らなかったのか?
黒岳山頂 箱根連山
黒岳山頂から富士山は見えないが雲海の上に箱根連山が顔を出していた。この夏、火山情報で騒がしかったが、今は落ち着いて
きて警戒レベル2の火口周辺規制になっている。その元凶の大涌谷噴煙が見えていた。(写真中央の山間の白い煙)
帰りに通った展望広場からの富士山は雲の中に隠れてしまっていた。
鋸岳展望地から わずかに紅葉が
どれが3枚目の刃なのだろうか? いかにも鋸の葉の如くギザギザが多く見え判断がつかない。今日行く予定の鋸岳の
入口すら何処がそうか分からなかった。
あの鋸岳で遊んだのはもう半世紀以上も前の事だが、今は刃渡り何て思っただけでゾーとするし巻道だって歩けるかどうかだ。
今日一番の楽しみは富士山を眺める事もさることながら、あの鋸岳を間近に見る事なので車で来て良かった。
紅葉は既に終りで殆どの木は落葉し、その中で唯一展望地近くに赤い葉が残っていた。
富士見台 五十銭紙幣
富士見台では10人ほどの人が富士山からガスが取れるのを待っていた。
「富士見台と岡田紅葉 富士山の撮影に一生を捧げた岡田紅葉は、戦前戦後を通じて幾度か当地へ撮影に来ています。
越前岳から展望する富士山は、三ツ峠や天子ヶ岳と共にそのすばらしさはよく知られています。
昭和13年に発行された50銭紙幣の図案に採用された富士山は、この富士見台から撮影された富士山ですです。」
と紹介されているが、そのすばらしい雄姿は見る事が出来なかった。
案内板横の櫓は富士山の展望台ではなく、一番上にカメラを置いて写真を写す台のようです。
昨年写した富士見台からの富士山 今年写した天子ヶ岳からの富士山
ではここで昨年写した写真を紹介します。残念ながらこの時も富士山は厚い帯で半分以上隠れていました。
一方天子ヶ岳からの写真はバッチリでしたが、何故か私には好きになれなのは美術的センスが無い証拠か。
越前岳山頂 山頂から南方面(駿河湾が見える)
越前岳の山頂には30人ほどの登山者がいた。満観峰や浜石岳と同じように富士山の眺めが良いという事で人気があるようだ。
今日山神社から歩いて来て、ここまで追い越した人はいなかったが、2組3人に追い越されただけだ。そうしてみるとここに居る
大部分の人は十里木登山口からのピストンなのだろう。
上空は青空だが丁度富士山の方角が雲が厚くなっている。一方南の方角は上空に雲はあるもの駿河湾が見えていた。
写真の左にギザギザした山が見えるが鋸岳なのか? 鋸は標高が低いので見えないと思うのだがな?
山神社の駐車場から越前岳まで約3時間20分掛かったが、マー私としては至極順調だ。
しかし中には健脚の人もいて、大人の遠足(旧)のあやさんなんて越前から黒岳をピストンで歩いていながら、黒岳~越前の上りを
1時間30分で歩いている。そこを私は2時間15分で歩くのだからあやさんのタイムは参考にもなりはしない。
でも家に戻り引っ張り出した山と高原の地図のタイムと比較すると、ほぼ同タイムだった。
老いたりとはいえマダマダ捨てたものではない。と、自画自賛。
山頂でいくら待っても富士山は見えそうもない。それに混んでいて座る所も無いので昼飯は呼子山頂にしよう。
はぐれさんに影響されて、「無理せず楽せず程々に」と「観歩」が私の山歩きの基本になりつつあります。
私がちゃっちゃっと歩いてしまったのは、あの日は濃霧で5m先の視界もきかず、観るべきものがなぁ~んにもなかったからです。
天気が良くて観るべきものがたくさんある場合は、「観歩」です!!
天候に恵まれた常念は、すばらしい穂高の眺めを満喫するために、10歩歩いては立ち止まるの繰り返しで、コースタイムなどまるで無視。
暗くなる前に下山できればいいやーって感じで、ゆったりと楽しみました。
そんなわけで、私の歩きにはムラがあるので参考にはなりません(笑)
「観歩」しながら歩けば、よりその地を知る事ができ、増々興味を感じ親しみも増してきます。(エヘン
その点あやさんには植物に関しては合格証を与えましょう(笑
しかし「無理せず楽せず程々に」の実践はできていませんね。
よってこちらは不合格です(笑
>私の歩きにはムラがあるので参考にはなりません。
おしゃる通り、これからは参考にしないようにします。
(参考にしたくても、とても追いつけませ~ん)