歩行記録 H28-3-29(火)
歩行時間:8時間00分 休憩時間:1時間05分 延時間:9時間05分
出発時刻:7時30分 到着時刻:16時35分
歩 数: 25、611歩(推定距離18.17km) GPS距離13.2km
行程
原木駅 1:10> 日守山 1:35> 大平山 0:50> 鷲頭山 0:10> 小鷲頭山 0:40> 志下山 0:45> 徳倉山 0:40>
横 山 1:00> 香貫山 1:10> 沼津駅
沼津アルプス1回目
沼津アルプス(大平山から徳倉山)
大平山の三角点? 奥沼アの案内板
今日の第一目標は奥沼アを歩く事で、その後は出来れば香貫山まで縦走して、このコースと静焼アルプスの比較をしたいと
思っていた。しかしそこはそこで “無理せず程々に” にのモットーもある事から、疲れたら途中の峠から下ってもよいと思っている。
しかしそれはあくまでも建前で、心の底には “何としても縦走したい” 気持ちが強かった。
大平山までの想定時間は原木駅から2時間ぐらいだろうと勝手に思っていたが、実際は3時間かかってしまった。
残りの沼アは前回登山口から6時間ほど掛かっているので、今の時刻は10時半だから遅くても4時半には沼津駅に着ける。
ならまだ明るいし電車もラッシュ前なので空いているだろうと、都合よく考えた。
視界の効かない大平山山頂だが木陰から海や淡島らしき島影も見える。その山頂広場の中央に三角点の標石が埋まっていた。
普通の三角点なら三角点の文字の上に等級が横書きされてるのだが、大平山の三角点の標石にはその等級が書かれていない。
近くにある筈の白い杭もない。何の三角点か地理院の “基準点成果等閲覧” で調べたが大平山には何の記載もなかった。
マーそれを調べたおかげで日守山の標高に違いが分かったのだからヨシとしよう。
多比口峠 ウバメガシ 岩肌に掘った階段
大平山に到着した時、丁度お年寄り夫婦と山ガールの2人組が出発するところだった。更に多比口峠に向かって下りだすと
何組かのハイカーに出会った。流石人気の沼アだけの事はあって平日でも登る人が多い。
しかし嫌だな~ 後から来た人たちにズンズン抜かれるのは。矢張り私には歩く人の少ない静焼アの方が合っているなどと
思いながら下って行くと、峠に着かない前に老夫婦に追いついた。
マーこれは当然だろう。彼らは私より随分歳も多そうなのだから。
多比口峠は沼アの玄関口で、私も前回歩いた時は多比バス停から多比口峠に来て大平山を往復していた。
その玄関口に建つ標識は沼ア独特の物だが分かりやすくて非常にいい。この標識が沼ア7山5峠とも、7山5峠とも呼ばれる
沼アの各所に建っているので、道の心配は香貫山の下までは全然しないで済む。
こんな事も沼ア人気の下支えになっているのだろうか。
沼ア縦走で一番のハイライトは、この多比口峠と次の多比峠間だと思う。木の根の絡まった尾根道、ウバメガシに挟まれた
狭い道。かと思えば直接岩肌を刻んだ階段などがあり興味がつきない。
アレー何だろう山ガールの2人組が休んでいる。私が早いわけはないので、彼女たちが遅いのか。
それにしては山ガールの恰好が決まり過ぎているように感じるが。
鷲頭山山頂
もう少し桜が咲いていれば最高の写真になるのだが・・・・
このとき偶然写真に写っていた女性は、この後も香貫山の下までは常に私の先でチラホラ見えていた。
香貫山では見かけなかったが、何と沼津駅で見かけた。アーァ山で話しかけておけば良かった・・・・なんて思いませんよ。
この辺りで一番標高の高い鷲頭山には、文政3年の年号の入った常夜灯がある。きっと麓の守り神だったたのだろう。
小鷲頭山 ロープ場
小鷲頭山の山頂からは沼津方面が見えていたが、既に富士山は雲の中。それでもこのコースは海や平野などが見えるので
飽きることなく歩く事ができる。ここの眺めは視界零の徳願寺の尾根では喧嘩のしようもない。
沼アにはロープ場は沢山あるが、特に急なのは鷲頭山から小鷲頭山にかけてと、小鷲頭山から中将さんの隠れ家にかけての
下りだ。中でも小鷲頭山からの下りは厳しく、前回はここでロープに降られて肩を捻ってしまった。
なので今回はロープに振られない様に慎重に下った。
下から登山者が登ってきたので邪魔にならないようにロープから離れ待っていたが、若い登山者はロープに頼ることは無く
ズンズン登って行く。若いって素晴らしいナ~。
ロープの支点が少ない場所はそれだけロープの振れ幅が大きくなり、気を付けないと私のように肩を捻ったり転んだりして
しまう恐れがある。特にロープを複数で握っているとその危険性は増してくるので十分注意した方がよさそうです。
この小鷲頭山からの下りの急さは、地形図を読めない私でも分かるくらいに等高線の幅が狭かった。
中将さんの隠れ家 隠れ家の阿弥陀仏
中将さんとは 「一の谷の戦いで源氏に捕えられ平清盛の五男の重衡は、幽閉されていた狩野を逃げ出し、ここ鷲頭山の
洞窟に逃げ込んでいた。しかし追っ手に見つかり小鷲頭山で切腹自害し」そうだ。
この話は5年前に歩いた時にクドクドと話したので今回は止めておこう。(クドクド話に興味のある方はこちらを)
ぼたもち岩 鷲頭山と小鷲頭山
中将さんの隠れ家から道は方向を変えてズンズン下って行く。尾根道の縦走の筈なのに間違えたのだろうか、と一瞬悩む。
戻って道を確認しようかと思い出したころ標識があった。
アー良かった。きっと中将さんの隠れ家に気を取られ標識を確認しなかったのだろう。
岩の名前はその意味が中々分からない私だが、この “ぼたもち岩” はすぐ分かった。恰好が似ている云々よりも、丸みの
ある石の表面がブツブツしているのでこれを粒餡と見立てたのだろう。
だが仮にこの岩がすべすべしていても誰も “おはぎ岩” とは思わないだろうな。
志下峠を過ぎた辺りから後ろを振り返ると鷲津山と小鷲頭山の頂が見えてくる。今回と逆の南行きコースの時は、この急な頂を
見て登るのだからより大変に感じるだろう。
志下山から沼津方面 志下山下の広場
志下山に到着は12時半ごろ。途中でバナナと小さな薄皮饅頭を食べたのでいつもより遅い昼飯になった。
道脇で昼飯を食べていると山ガールの2人組が 「手作り弁当が美味しそうですね」 と声をかけて通り過ぎた。
昼飯を食べ終わり志下山から少し下ると見晴らしのいい広場があり、そこでさっきの2人組がビニールシートを広げて食事を
していた。なるほど彼女たちは景色の良い場所を知っていてここまで来たのだろう。
他にもここで食事をしていたグループがいた。
歩行時間:8時間00分 休憩時間:1時間05分 延時間:9時間05分
出発時刻:7時30分 到着時刻:16時35分
歩 数: 25、611歩(推定距離18.17km) GPS距離13.2km
行程
原木駅 1:10> 日守山 1:35> 大平山 0:50> 鷲頭山 0:10> 小鷲頭山 0:40> 志下山 0:45> 徳倉山 0:40>
横 山 1:00> 香貫山 1:10> 沼津駅
沼津アルプス1回目
沼津アルプス(大平山から徳倉山)
大平山の三角点? 奥沼アの案内板
今日の第一目標は奥沼アを歩く事で、その後は出来れば香貫山まで縦走して、このコースと静焼アルプスの比較をしたいと
思っていた。しかしそこはそこで “無理せず程々に” にのモットーもある事から、疲れたら途中の峠から下ってもよいと思っている。
しかしそれはあくまでも建前で、心の底には “何としても縦走したい” 気持ちが強かった。
大平山までの想定時間は原木駅から2時間ぐらいだろうと勝手に思っていたが、実際は3時間かかってしまった。
残りの沼アは前回登山口から6時間ほど掛かっているので、今の時刻は10時半だから遅くても4時半には沼津駅に着ける。
ならまだ明るいし電車もラッシュ前なので空いているだろうと、都合よく考えた。
視界の効かない大平山山頂だが木陰から海や淡島らしき島影も見える。その山頂広場の中央に三角点の標石が埋まっていた。
普通の三角点なら三角点の文字の上に等級が横書きされてるのだが、大平山の三角点の標石にはその等級が書かれていない。
近くにある筈の白い杭もない。何の三角点か地理院の “基準点成果等閲覧” で調べたが大平山には何の記載もなかった。
マーそれを調べたおかげで日守山の標高に違いが分かったのだからヨシとしよう。
多比口峠 ウバメガシ 岩肌に掘った階段
大平山に到着した時、丁度お年寄り夫婦と山ガールの2人組が出発するところだった。更に多比口峠に向かって下りだすと
何組かのハイカーに出会った。流石人気の沼アだけの事はあって平日でも登る人が多い。
しかし嫌だな~ 後から来た人たちにズンズン抜かれるのは。矢張り私には歩く人の少ない静焼アの方が合っているなどと
思いながら下って行くと、峠に着かない前に老夫婦に追いついた。
マーこれは当然だろう。彼らは私より随分歳も多そうなのだから。
多比口峠は沼アの玄関口で、私も前回歩いた時は多比バス停から多比口峠に来て大平山を往復していた。
その玄関口に建つ標識は沼ア独特の物だが分かりやすくて非常にいい。この標識が沼ア7山5峠とも、7山5峠とも呼ばれる
沼アの各所に建っているので、道の心配は香貫山の下までは全然しないで済む。
こんな事も沼ア人気の下支えになっているのだろうか。
沼ア縦走で一番のハイライトは、この多比口峠と次の多比峠間だと思う。木の根の絡まった尾根道、ウバメガシに挟まれた
狭い道。かと思えば直接岩肌を刻んだ階段などがあり興味がつきない。
アレー何だろう山ガールの2人組が休んでいる。私が早いわけはないので、彼女たちが遅いのか。
それにしては山ガールの恰好が決まり過ぎているように感じるが。
鷲頭山山頂
もう少し桜が咲いていれば最高の写真になるのだが・・・・
このとき偶然写真に写っていた女性は、この後も香貫山の下までは常に私の先でチラホラ見えていた。
香貫山では見かけなかったが、何と沼津駅で見かけた。アーァ山で話しかけておけば良かった・・・・なんて思いませんよ。
この辺りで一番標高の高い鷲頭山には、文政3年の年号の入った常夜灯がある。きっと麓の守り神だったたのだろう。
小鷲頭山 ロープ場
小鷲頭山の山頂からは沼津方面が見えていたが、既に富士山は雲の中。それでもこのコースは海や平野などが見えるので
飽きることなく歩く事ができる。ここの眺めは視界零の徳願寺の尾根では喧嘩のしようもない。
沼アにはロープ場は沢山あるが、特に急なのは鷲頭山から小鷲頭山にかけてと、小鷲頭山から中将さんの隠れ家にかけての
下りだ。中でも小鷲頭山からの下りは厳しく、前回はここでロープに降られて肩を捻ってしまった。
なので今回はロープに振られない様に慎重に下った。
下から登山者が登ってきたので邪魔にならないようにロープから離れ待っていたが、若い登山者はロープに頼ることは無く
ズンズン登って行く。若いって素晴らしいナ~。
ロープの支点が少ない場所はそれだけロープの振れ幅が大きくなり、気を付けないと私のように肩を捻ったり転んだりして
しまう恐れがある。特にロープを複数で握っているとその危険性は増してくるので十分注意した方がよさそうです。
この小鷲頭山からの下りの急さは、地形図を読めない私でも分かるくらいに等高線の幅が狭かった。
中将さんの隠れ家 隠れ家の阿弥陀仏
中将さんとは 「一の谷の戦いで源氏に捕えられ平清盛の五男の重衡は、幽閉されていた狩野を逃げ出し、ここ鷲頭山の
洞窟に逃げ込んでいた。しかし追っ手に見つかり小鷲頭山で切腹自害し」そうだ。
この話は5年前に歩いた時にクドクドと話したので今回は止めておこう。(クドクド話に興味のある方はこちらを)
ぼたもち岩 鷲頭山と小鷲頭山
中将さんの隠れ家から道は方向を変えてズンズン下って行く。尾根道の縦走の筈なのに間違えたのだろうか、と一瞬悩む。
戻って道を確認しようかと思い出したころ標識があった。
アー良かった。きっと中将さんの隠れ家に気を取られ標識を確認しなかったのだろう。
岩の名前はその意味が中々分からない私だが、この “ぼたもち岩” はすぐ分かった。恰好が似ている云々よりも、丸みの
ある石の表面がブツブツしているのでこれを粒餡と見立てたのだろう。
だが仮にこの岩がすべすべしていても誰も “おはぎ岩” とは思わないだろうな。
志下峠を過ぎた辺りから後ろを振り返ると鷲津山と小鷲頭山の頂が見えてくる。今回と逆の南行きコースの時は、この急な頂を
見て登るのだからより大変に感じるだろう。
志下山から沼津方面 志下山下の広場
志下山に到着は12時半ごろ。途中でバナナと小さな薄皮饅頭を食べたのでいつもより遅い昼飯になった。
道脇で昼飯を食べていると山ガールの2人組が 「手作り弁当が美味しそうですね」 と声をかけて通り過ぎた。
昼飯を食べ終わり志下山から少し下ると見晴らしのいい広場があり、そこでさっきの2人組がビニールシートを広げて食事を
していた。なるほど彼女たちは景色の良い場所を知っていてここまで来たのだろう。
他にもここで食事をしていたグループがいた。
自他ともに認める写真ベタゆえ、数で勝負しているブログの写真が褒められたとは・・・・・・ ありがとうございました。
これを機会に精進してittaさんのような素晴らしい写真を掲載したいと思います。
なんて嘘。何しろ美術センスが皆無な私ゆえ、努力しようが何をしようが成果が伴いません。
カメラを良ければと、一度一眼レフを買ったものの、全てオート撮影で使いこなせない。
おまけに今では重いので持ち歩く事も無くなってしまいました。