はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

知多四国12番福住寺

2015-09-20 10:00:00 | 寺社遍路
歩行記録                                                         H27-8-8(土)
歩行時間:6時間05分   休憩時間:1時間45分   延時間:7時間50分
出発時刻:8時30分     到着時刻:16時20分
歩  数: 33、879歩(推定距離25.4km)    GPS距離24.2km
行程表
 亀崎駅 0:35> 12番 0:35> 13番 0:05> 14番 0:20> 15番 0:30> 17番 0:05> 16番 0:45> 番外 0:15> 18番
  0:20> 19番 0:10> 20番 1:30> 21番 0:40> 22番 0:05> 23番 0:10> 武豊駅

                                  12番福住寺(菅笠)

 
                   亀崎駅                             大師道の道標のある辻

 亀崎駅から12番福住寺への道は最初は順調だった。だが寺の近くに来て曲がり角を見落としてから迷走してしまった。
後で電子地図で確認すると、歩いた道は正規な道より2本西側の道で随分大回りになっていた。それだけなら良いが大回りをして
福住寺傍の三辻に建っていた 「大師道」 の道標の矢印に誘われ、東に延びる上り坂を登ってしまった。
暫く行くと今度は今歩いて来た方向を指して 「卍12番福住寺」 の看板が目に付いた。??? ではあの大師堂の道標は何だ。
しばし考え次の札所13番への手持ちの地図を確認すると、何と何と今歩いて来た道は次の札所に行く道だった。
三辻まで戻ると、今度は大きな看板に福住寺の案内が目に入った。さっきは大師堂の道標を見つけた嬉しさに、後ろを確認しな
かったのだ。何たる手落ち。今日は朝から縁起が悪い。注意しなければ。

 
            福住寺の弘法堂・本堂                              弘法堂

 福住寺には山門からではなく裏の駐車場から入った。山門の下を見ると階段になっていたが、本来ならこの階段から来る予定
だったのだ。この札所には眼病に効く 「水弘法」 が祀られている筈だが見当たらない。納経の時に確認すると、山門の階段下に
あると言う。嫌だ嫌だ! 今更階段を下るなんて。一つの見落としが次々と悪影響を与えてしまう。気を付けよう。
 
 本堂の中には正面に彩色された弘法像があり、その周りにはかっては金色に輝いていただろうと思われる仏像が40体以上
安置されていた。説明がないので謂れは分からない。

               
                      千体地蔵                                  菅笠の地蔵

 小振りのお堂の中に10㎝程の色鮮やかな地蔵がギッシリ整然と並べられいた。千体地蔵ろ云うらしい。

 境内にあった小さな地蔵が菅笠を被っていたが、一見すると2個の菅笠のように見える。でも内側は頭を固定する台座では
ないかな(少々大きすぎるが)。
 実は私は四国遍路してから菅笠ファンになりまた。とは言え被ったのは四国だけですのでファンとは言えそうもありませんがね。
が30日以上も毎日被ったので菅笠の利点も分かりました。
その利点の第一は涼しい事です。理由は頭は台座のお蔭で笠と密着せず風が通り抜けてくれます。
次の利点は雨が降っても合羽の帽子を被らずに済む事です。河童の帽子は少し風ですぐ脱げてしまうし、前方が見にくくなる。
その点、菅笠なら雨風が強い時は下を向くが、前を見るときは少し顔を上げるだけで前がよく見えます。
弱点は笠と台座の部分が離れやすい事で、四国遍路のときは補強する針金を求めて下を見ながら歩いた事もあります。

 そんな便利な菅笠ですが、白衣同様歩き遍路が菅笠を被って歩いている姿を、四国以外では見た事がありません。残念です。


                        亀崎駅から12番福住寺への道


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