赤谷(あかだん)山日記と日々よもやま話

ダンナのおじさんが白峰に山を購入。あれよという間に山小屋が建ち、畑が出来た。

クマの足跡か?

2007年11月29日 | 山日記
一番上の大根畑の近くにポツンと木があり、その回りになにやら動物の足跡が・・。林道で見たのとは違う感じで、もしかしたらクマかも・・? 近くの木には樹皮を剥いだ跡や爪跡らしきものも。以前、山小屋が建つ前にテントを常設していた時、私達がいない間にクマに荒らされた事があった。テントは破られて、鍋には穴が開き、物入れのケースや中身がばらばらになって、山のかなり上のところで見つかった。それ以来、いたずらをされた事はなかったが、久しぶりに遊びに来たようだ。もしかしたら、時々来ていたけど雪で足跡が残ったので、やっと分かったのかも。

左の写真が下の部分で、私の膝上ぐらいの高さ。右の写真は上部で、私の背丈ぐらい。そんなに大きいクマではないかも。

うっすらと雪の赤谷

2007年11月27日 | 山日記
先週は50センチくらい積っていたそうで、おじさんの軽トラはさすがに山小屋の坂を上がれなかったそうだ。お天気が良かったので、青空と雪の白さが眩しく感じられた。

晴れてるうちにダンナは焚き火小屋の屋根のシートをはずす。

残り少ない大根も雪に埋まっていた。

雪の林道を歩く

2007年11月26日 | 山日記
昨日はおじさんをピックアップして赤谷へ。林道を進むにつれ、雪が多くなっていた。でも、いいお天気だったし、気温も高かったので、今日には溶けているかもしれない。山小屋の中にいるより、外の方が暖かく感じられた。なので、お昼ご飯の後に雪の林道を散策。歩き始めると後方から、ソロソロとやって来る車の気配が。車体に「ふれあい昆虫館」の文字があり、時々、車を停め、降りて樹々を調べているので、私が追いついてしまった。何を調べているのか興味があったので、声を掛けて聞いてみたら、「ミドリシジミ」という蝶の卵数の調査を毎年しているとの事。「ミドリシジミ」も何種類もあり、種類によって産みつける樹も違うそうだ。う~ん。とっても勉強になった。話しかけてみてよかった。林道の雪の上には動物の足跡が何種類もあちこちに残っていて、とても面白かった。これは冬ならではの楽しみだ。

小さめの動物の足跡。

これは明らかに「カモシカ」の足跡。ニホンカモシカかな?
ミドリシジミはコチラで確認できます。

墨絵のような山

2007年11月24日 | 山日記
先週の寒波には驚いた。おじさんが後日行った時は20~30センチの積雪で山小屋への坂道を登れなかったそうだ。今日、明日と気温が高めらしいので、赤谷の雪も溶けてくれるだろう。先週はダンナが焚き火小屋の片付けをしていたので、私も久しぶりに焚き火小屋の焚き火の傍でまったり。


焚き火の火を見ていると心があったかくなってくる。

別の切り株のナメコ

2007年11月23日 | 山日記
今日はダンナの祖母さつさんの7回忌。なので、赤谷はお休み。息子であるおじさんも当然お休み。私はざぶん賞のイラストの下描きをのんびりとする。この写真は先週の雪の赤谷。焚き火小屋から離れた、立ち枯れの木を伐採して見晴らしが良くなったところの切り株に小さいナメコを発見。今年はもう1回ぐらい顔を出してくれるかな?
みぞれの中、林道を散策。ずっと歩いているとだんだん傘が重たくなってくる。それでも久しぶりに工事をしているところまで歩く。山肌の崩れを防ぐコンクリート塗装をやっているが、もっと見た目にいい方法はないものか?

このU字溝なんてのも必要なのか?

工事の前の林で「ツルウメモドキ」を見つける。昔、生け花の教室で使ったことがある。

定番めった汁

2007年11月20日 | 山日記
おじさんがお休みの時はいたってシンプルなお昼ご飯。定番メニューはめった汁と目玉焼き。ともかくあるだけの野菜を沢山入れていつもお鍋いっぱいに作る。

赤谷のシイタケと大根、ジャガイモ、サトイモ、タマネギ、ニンジン、キャベツ、薄揚げをいりこだしで煮る。いつも溢れんばかりに作る。

七輪でコトコト出来上がり~。下戸なおじさんは甘めの味噌が好き。ダンナも飲めるけど甘めが好き。

いつも鉄のキャセロールで炊くご飯。今回は雑穀入り。ちょっとおこげも出来た。

雪景色

2007年11月19日 | 山日記
昨日の朝早くおじさんから「さぶいし行かんわ。」と電話。天気予報では月曜日に雪だるまマークが。もしかして赤谷は雪なのか?と心配していたが、まだ雪が降る気配はなし。雨はずっと降っていたが、一瞬晴れ間もあったりした。お昼ご飯の後にはみぞれ混じりになり、午後3時を少し回った頃には本格的に雪が降ってきた。もう薪ストーブは消えそうだったので、ダンナが作業している焚き火小屋で、空から落ちてくる雪を焚き火の傍で眺める。じっと見つめるとスローモーションの映像のように雪が私の目の中に入ってくる。それを飽きずに静かに見入っていた。その内どんどん積もりだしてきたので、帰る準備をする事に。ダンナは土曜日にタイヤ交換をしてきた。早めにしといてよかった~。

ダンナの車にもうっすらと雪。

この後、本格的に降り出した。おじさんは今日もお休みかな~?

ざぶん賞表彰式

2007年11月16日 | よもやま話
先日ざぶん賞の全国、石川県地区の表彰式が開催された。復帰した筑紫さんも賞状の授与のために来沢された。少しふっくらされていて、お元気そうだった。私は仕事が終わった後に慌てて駆けつけ、スタッフとして受付のお手伝いのため、挨拶が聞けなかったのが残念。でも、最後の花束贈呈で少しお話してくれた事は、やはり深みのあるものだった。表彰式の後の月尾嘉雄先生の地球環境がテーマの講演会もDVDを観ながらの分かりやすい内容で、子供達も参加できたはず。今回、私の紹介で初参加となった絵本作家のsabuちゃんは、受賞した子供たちの文章に絵を描き入れ、額装した作品を壇上で手渡しするため、ちょっと緊張していたが、とても感激してくれて来年も是非参加したいと言ってくれた。会場に集まってくれた総ての人達の心に、何かあたたかい気持ちがひとかけらでも残ってくれたらとてもうれしい。私は今年はスタッフとして参加して、絵を描くだけの楽しい参加とは違い、ボランティアとしてざぶん賞の事業を続けていく事の難しさ、厳しさを痛感した。筑紫さんは水の輪のようにざぶん賞も確実に拡がっているとお話していたが、一人でもこの事業に賛同し、楽しく参加、協力出来る事がこれからの課題だと思う。

大根葉のチヂミ

2007年11月15日 | ふたりの晩ごはん
赤谷の大根の葉はいつもジャコと炒めて食べている。一緒に刻んだショウガも入れる。味噌炒めにしたり、かつお節を混ぜたりとご飯のお伴にしている事が多い。ダンナはお好み焼きが大好きなので、この前、残った大根葉をお好み焼きの具にして焼いてくれた。今回は残った大根葉をチヂミの具にしてみた。他に色々な具を加えるともっと美味しいと思うので、また次回にやってみよう。残念ながら大根葉のチヂミはちょっと失敗。カリッと焼き上がらなかった。べたっと柔らかくなり、味も少し濃いめになった。(チヂミのたれは美味しく出来たんだけど)でも、美味しく出来るまでしばらく続くかも。焼くのも面白かったし。

ヒメネズミの食べ跡

2007年11月14日 | 山日記
先々週、私の友達3人とブナ林のナメコ採りの帰り道でamiが発見。クルミの殻に小さな丸い穴が空いている。リスはこんな食べ方をしないそうだ。小さな可愛い生き物たちが生きている目印を見つけて嬉しくなってしまった。ネットで調べてみると、
「平地から高山帯まで広く分布し、落葉の層が厚い安定した森林に好んで棲息する。木登りが得意で半樹上生活をする。植物の種子・果実・昆虫などの小動物を食べ、稀に草や木の葉も食べる。北海道では年一回繁殖し、中国地方では年に二回春と秋に繁殖する。九州では晩秋から初春にかけて年一回繁殖する。一度に二~九頭の子を産む。アカネズミと非常によく似ていて区別しにくい。」と、説明してあった。テレビの「ダッシュ村」でチラッと見たことがある。無理だと思うけど見てみたいな。ちなみにコチラで可愛い写真が見られます。

ナメコの佃煮

2007年11月12日 | 山日記
日曜日は早朝から雷雨で、ブナ林までナメコ採りに行くのが二の足を踏んでいた。と、ダンナが「私が行ってこよう。」と、私の気持ちを察してくれた?ので、私は薪ストーブに火を入れ、お昼ご飯のめった汁の準備。おじさんは町内会の懇親会でお休み。なので、めった汁と目玉焼きのシンプルなメニュー。ダンナが雨の中、採ってきてくれたナメコを土鍋に入れてストーブの上に置く。酒みりん、醤油、唐辛子を加え、コトコトコトコト。お昼ご飯の後、うっかり昼寝をしてしまったら、ストーブの火が小さくなっていて、慌てて薪を追加する。帰る頃になっても思ったより煮詰まらなかったので、タッパーに詰めて持ち帰り、我が家の煮炊き用ストーブでダンナが張り付いて鍋底をかき回す係になる。途中、色々注文を付け、ダンナ好みの味に完成した。「これにユズを入れればパーフェクトや!」と何度もしつこく言っていた・・。(私はまだ味見していない)


薪ストーブの上でゆっくり煮る。

我が家で煮詰め直すためお持ち帰り。

デザインカプチーノ

2007年11月09日 | 日々あれこれ
久しぶりにemiちゃんとお茶をする。情けない話だが、いつもお互い場所を決めずに誘うので、落ち着くまで時間がかかる。知ってるお店が少ないので、なかなか思いつかず、思いついても休みが多く、フラレてしまう。で、またデザインカプチーノのお店になった。最初、私には「うさぎ」で、emiちゃんには「ねこ」。emiちゃんはもう亡くなってしまったけど、「ウータ」といううさぎを飼っていた。私はジジ(ねこ)がいるので替えっこしたが、なんだか飲むのがもったいないような気がしてしまう表情だった。

吹き寄せご飯

2007年11月08日 | 日々あれこれ
この前、久しぶりに「キャラバン・カズ」でおかずを調達。お昼ご飯がまだだったので、ついついあれもこれもと買いたくなる。きれいな銀杏が入った吹き寄せご飯が目に付いた。これはダンナの分は残さずに、私のお昼ご飯にしよう。炊き込みご飯は大好きなのに、今年はまだ作っていない。こんなにきれいな彩りで作ってみたい。「ざぶん賞」のイラストは来週からでも描きはじめるが、少しづつ時間に余裕が出来てきたので、ちょっとは手の込んだ料理を楽しまなくちゃね。

お経を聞いて

2007年11月06日 | よもやま話
3日の夜に友達のお母さんのお通夜に出掛けた。私の母親より一つ上の73歳。遺影を見つめているうちになんだか穏やかな気持ちになってきた。お坊さんの読経が始まると、頭の中が冴え冴えとし、かつ高揚するようななんとも不思議な気分に。特別上手な読経(失礼だが)という訳でもなかったが、私は歌でも唄いたくなるほどハイな感じ。もしかしたら、読経によって包まれ送られる気分なんだろうか・・。会場全体にあたたかな雰囲気が満たされ、喪主である友達のお兄さんが、丁寧にお母さんの事を語られて、優しくてすてきな挨拶だった。突然の別れは悲しいが、こんなに優しく穏やかな雰囲気に満ち溢れていれば、お母さんも安心して旅立っていけるだろう。