赤谷(あかだん)山日記と日々よもやま話

ダンナのおじさんが白峰に山を購入。あれよという間に山小屋が建ち、畑が出来た。

よもやま話2 松本さんのお米のつうしんから

2005年08月31日 | よもやま話
能登三井の松本さんから毎月5キロの玄米が届けられる。松本さんの「お米のつうしん」はとてもていねいに書かれていて、全部保存してある。8、9月のつうしんで、「カブト虫がおかしい」という見出しがあった。松本さんのご友人が、石川県健康の森の管理人をなさっていて、健康の森で養殖?しているカブト虫がおかしいらしい。生まれてくるカブト虫の98%がオスで、昆虫に詳しい先生も原因はまったく分からないとのこと。セミや野うさぎの話もあって、松本さんとご友人の幼少の頃の時代風景と現実の大きな相違は、決して自然がなす現象ではないと。私達人間が犯人だと書いてあった。本当にそう思う。
赤谷山は7月はヒグラシのせみ時雨を毎週楽しませてもらった。8月中旬近くになると、アブラゼミの鳴声がしてきた。でも、ヒグラシほどではなく山から帰ってきたら街の方がすごい鳴き方だ。カブト虫は見ていない。今は色んな蝶が沢山飛んでいて、色んなバッタもいる。昆虫の生態も調べていこう。虫たちのお役に立てるように。

3年目でゴーヤ豊作

2005年08月30日 | 山日記
山のゴーヤがすごく元気だ。家にも植えたが陽当たりがそれほど良くないので、ちっちゃいのが1個だけ出来た。連作のせいもあるのかな? 猫を飼う前は、サンルームで種から育てて苗が沢山出来たので、よく行く自然食品店「のっぽくん」に1本150円で売らせてもらった位だった。ゴーヤの苗はなかなか売っていないので完売できた。その苗を買ったお客さんがすごく収穫できたという話を「のっぽくん」のたかこさんから聞いた。でも、うちの小さな庭のゴーヤはせいぜい2、3個ぐらいだった。今年の春、試しに山に苗を植えてみた。雨の多い時期もあり、なかなか大きくなってくれなくて山でもだめか...と半分あきらめていたところ、梅雨あけで晴れの日が続くと葉がどんどん繁り、チビゴーヤが沢山ついてきた。おじさんが鶏糞をまいてくれたおかげだ。今度の日曜日がまた楽しみだ。おすそ分けできるくらい採れるといいな。
ダンナと私はゴーヤチャンプルー大好きなんだけど、おじさんは苦手なので山のお昼ごはんでは作らないことになった。残念だけど仕方ないね。
ところで、携帯電話で撮影したゴーヤはサイズ指定を間違えてしまい、ちっこくなってしまった。なんだか分からなくてごめんなさい。

しあわせな外ごはん

2005年08月29日 | 山日記
昨日はダンナのお姉さん夫婦も山に遊びに来てくれて、みんなで外ごはん。山のみょうがもいっぱい採れて、そうめんの薬味に。おじさんのとうもろこしを焼いてもぎたての甘さを味わう。昨日はそんなに暑くなかったので、お日さまの下でごはんが食べられてシアワセ。 昨日は「山のとうもろこし」を味見させてもらう。普通のより甘さは少ないけど、もっちりとして粒が固めで歯にあんまりくっつかない。(ちょっと雑穀に近いような。)お姉さんとダンナは子供の頃、白峰村で食べた味だと喜んでいた。「山のとうもろこし」は普通のより背丈がかなり高い。種がなかなか見つからなかったとおじさんが言っていた。今年一番よく出来たのをそのまま乾燥させて、来年蒔く種にするそうだ。
午後からお兄さんとダンナは岩魚釣りに。おじさんはたき火の番をしに、お姉さんと私は山小屋の中で、色々とおしゃべりをして過ごした。そろそろ涼しくなってきたので、これから毎週たき火を楽しめる。火をおこし、その火を眺めているのが好きだ。来週はおじさんを見習って私も畑に精を出そう。

よもやま話1 矢野顕子リサイタルに行く

2005年08月28日 | よもやま話
昨日、福井市の「春江」まで矢野顕子のリサイタルに行ってきた。15時40分の西金沢駅発に乗るつもりでいたが、一時間以上も西金沢駅で待つことになり、どうせなら早めに行って「春江」の街を散策してみることにした。「春江」に着き、ちょっと歩くと住宅街の中を川が通り、橋が幾本も架かっていてその橋に百合の模様が施してあった。アッコちゃんのトークで「春江」は百合の産地だと言っていた。なるほど。アッコちゃんのライブはすっごく久しぶり。相変わらずかわいくてとっても楽しそうにピアノを弾き、唄っていた。アッコちゃんの歌は明るく元気で純粋だ。坂本龍一が雑誌で「明るく元気で純粋」なものをテーマにするのは実はむつかしいことだと言っていた。「暗いこと」「暴力的なこと」がたやすく創れるとも。アッコちゃんの歌のように、みんなに明るく優しくできたらいいなと思う。言葉も選んで話していきたい。キツイことを言うのも言われるのもとてもぐったりしてしまう。と思うこの頃だったので、アッコちゃんの歌が聞けてよかった。会場で買ったCD「ピヤノアキコ」の中の曲も何曲か唄ってくれてた。アンコールの最後は「ひとつだけ」だった。

水底の村を想う

2005年08月24日 | 山日記
ダンナのおじさんは白峰村桑島で生まれ育った。山小屋でお昼ごはんを食べながら、昔のことを話してくれたりする。おじさんの生まれ育ったところは、今は手取川ダム(手取湖)の水底にある。白山ろく民族資料館にある旧家は、そこから移築したものらしい。だいぶ前、資料館の取材に行った時、その豪壮な家に大きなはしごがかかっていたのが印象的だった。おじさんの話を聞いて、また、白山ろく民族資料館に行きたくなった。きっと違う感情が湧いてくるだろう。以前は観光客気分で遊びに来ていた白峰村が、だんだん身近になってきている。私も氷見の村で生まれ育った。だから昔の山の素朴な暮らし、生活の知恵など改めて学び、次に伝えていきたいと思う。

山の収穫

2005年08月22日 | 山日記
午後から時々雨は降ったけど、そんなに強い雨ではなかった。楽しみにしていたおじさんのとうもろこしが食べられた。収穫のおまけはダンナが植えたゴーヤ。今日は1本だけだが、来週は何本か採れるだろう。それと山の天然のみょうが。これはお昼ごはんのそうめんの薬味にした。みょうがもこれからが出盛り。楽しみ~。
さて、とうもろこしはおやつにと久しぶりに外で、火を起こしてダンナが焼いてくれた。炭火で焼いたとうもろこしはとってもおいしかった!お山とおじさんに感謝!
しとしと降るビーズのような雨の中、山を見ながら、3人でくっつりする。山の雨の雰囲気も好きだ。山の生気が雨によって、瑞々しくなっていくような感じがする。慈しみの雨だ。
ところで、今回も「オロロ」に2ケ所刺されてしまう。右の薬指と左脇だ。この前ほど、かゆみや腫れはないのでよかったけどダンナの不注意のおかげ。もっと気を付けてほしいんだけどね。

雨と虫の二日間。

2005年08月19日 | 山日記
お盆休みの14、15日も山に行った。でも、あいにくの雨、雨。おじさんとだんなは山仕事が出来ず、お昼ごはんだけ食べて帰ってきた。でも、それでも満足。行くたびにあの奥深い山の気を全身全霊感じられるのだ。山の存在はすごい。でも、その気分を邪魔する奴がいる。今の時期は通称「オロロ」という虫。ちっちゃいアブみたいだ。私は両足3ケ所刺されてしまった。かゆみは6月の「ブヨ」より少ないなあとのんきにほっといたら、腫れる、腫れる!パンパンになってしまった。でも、もともと足が太いので、腫れた!と訴えても誰も気が付かなかっただろう...。今日、やっと普通の太さになりました。来年は虫対策は万全にするぞ!
13日の仕事のあと、私の実家の氷見へお墓参り。実家の里山の風景を見て、ちょっと和む。
私はここで生まれ育ったんだとありがたく思う。いつまでもこの風景が変わらずにいてほしい。

ところで、色々とうとい私は、やっと新規投稿できました。毎日は多分無理なので、時々、読んでみてください。

毎週日曜日の山通い。

2005年08月07日 | 山日記
去年の春先にダンナのおじさんから、「山を買う予定やし、下見に行くぞ。」と誘われてから、おじさんの買った白峰の赤谷山へ毎週日曜日通いつめて、はや2年目。去年の秋には、山小屋も建ち、畑も次々と出来た。元々、手つかずの山という訳ではなく、出づくり小屋や炭焼き小屋の跡らしきものが残っていた。おじさんの立派な山小屋が建つまでは、ダンナが張ったタープの下でお昼ごはんを食べたり、テントで野宿したりして過ごしていた。定年退職したおじさんは、せっせと山に通い、私達が行くたびに新しい場所を開拓していた。赤谷山はつる系のもの(藤、あけび他)が多く、耕すのにはとても困難だったと思う。おじさんがあちこちに畑を作り、きゅうり、トマト、なす、枝豆、ししとう、とうもろこしを育てている。ダンナが隅っこにゴーヤとねぎを植えた。さて、ちゃんと食べられるかな?