新型コロナウイルスに淘汰されたくない

　志村けんさんの訃報に衝撃が走った。
　罹患しているとはニュースで知っていたが、あまりの早さに、それ以前にまさかの訃報に、電話をしようとスマホを開いた途端、飛び込んだYahooニュースに思わず声が出た。
　嘘だ・・・。
　そして、今まで新型コロナウイルスの怖さは、高齢者にうつすんじゃないか、つまり仕事柄の怖さとキヨちゃんの心配という怖さが一番で、次に自分たちの罹患への不安だった。
　しかし、今回の事でもっと恐怖に襲われた。
　最期を看とれない・・・。看取られない・・・。親族ですら顔も観られないまま荼毘に付される・・・・。
　死ぬ事よりもこの事実が重く心底恐ろしかった。もし、もし、友人や家族にそんな事があったら、そう考えると怖くて仕方無くなった。
　ワクチンが出来るのは来年？遅くてもこの9月から臨床実験？頑張って欲しい。もし私が本人や家族なら、実験でも良いからいっそ打ってくれ！と言うだろう。罹患している人は待つ余裕は無い。一か八かでも使いたい。
　研究者も医者も皆精一杯頑張ってくださっているだろう。どうか、その方たちが罹患せず、一刻も早く一人でも多く救えますように。

何にもしないお休みに

　ついに、くりりんは日曜でも休みの日が出来た。
　ゆゆしき事ではあるが、今はこういう事態だから、ポジティブに受け止めるしかない。
　だから、今日は寒い日でもあり、まったりと過ごした。
　キヨちゃんは人を雇って畑をしてもらったので、おじさんの好物の蒸しパンを作った。
　昼からは少しお昼寝もして、調理以外は本当にゆっくりした。
　まあ、たまには良いか。

痒いし、痛いし・・・。

　少しましになったかと思った私の皮膚炎だが、これが一進一退で全く困ったものである。
　ほぼ原因は漂白剤だと分かっているので、これでも色々工夫している。元々それほど皮膚が弱い方でもなく、実際手や足は平気だ。もっぱら影響が出るのが顔、首、耳である。
　この前良い感じに軽かった時は、アトリックスのローションを首などにたっぷり塗った。これは食器洗いなどの時に、ハンドベールが出来て手が荒れないと言うものだから、試してみたらその日は良かった。
　とは言え、顔に塗るのはためらわれ、化粧をする事を考えてもどうかな？と思ったので、こちらは日焼け止めを多めに塗っている。
　その上で、入浴介助中からマスク必須で首には手ぬぐい、洗剤を使う時には頭からもう1枚手ぬぐいを被って作業している。実に怪しい・・・。
　でも、それでは肝心の目が隠せない。で、マスクも隙間から多分入る。また首も同様・・・。なので目が重点的にやられ、首もやっぱり痒い。
　本当はゴーグルか水中眼鏡をして掃除したいが、何しろアレルギーは私だけなのだ。それもどうなんだろうと・・・。
　何とか改善しないものだろうか。

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たまたまお休みが合ったから・・・

　昨夜大喧嘩した私とキヨちゃんであるが、キヨちゃんはいつもそうなのだが、翌日にはリセットされている。と言っても、すっかり水に流すとか忘れてしまうわけでは無く、ある日また思い出して怒る事もあるので、何だかなあではある。
　今日は良いお天気の上、くりりんとお休みが合った。とは言え、私は忙しくて後回しにしていた歯医者の予約があった。
　朝拭き掃除の後、キヨちゃんの布団も一緒に天日干しした。くりりんの花粉症が重いので、桜が咲くこの時期までは洗濯物も外には出せなかったので、布団を干せるのも久しぶりだ。
　キヨちゃんのリハビリの時間には早いのに、リュウが鳴いていると思ったら、高松方面から写真を撮りながら異動されているご夫婦が、家の前から景色をカメラに収めていた。なので、今どの辺りがきれいですよ～なんて話をキヨちゃんと一緒にしていた。
　観光地はいずこもコロナ騒ぎで閑古鳥だし、観光列車の「四国まんなか千年ものがたり」も休止しているらしいので、あまり情報はあげられなかった。
　くりりんは本当は買い物にも行きたかったのだが、実は明日も休みらしいので、明日出掛けるので今日は付き合うと言ってくれた。
　で、まずは歯科受診。その間くりりんは車で待機してくれていた。何しろ、時間を潰す場所が無い、このコロナ事情。車の中で手帳の整理なんかをしていたらしい。
　さて、歯科受診だが・・・。痛かったので早く来れば良かったのだが、やはり結構酷い虫歯になっていたようで、端から麻酔をかけて治療。やれやれ・・・。
　その後くりりんとランチ。しばらくは硬いものとくっつくものは食べられない。くりりんは生姜焼き。私はキスの天ぷら。いずれも880円。

　　　　　

　　　　　

　それから出掛けにキヨちゃんに頼まれた、キャベツの苗と焼酎を買って帰宅。私もくりりんもそれから愛車を洗車した。
　おでんを沢山作ったので、親戚のおばさんとおじさんを訪ねて差し入れ。おでんは我が家は明日のおかずで、今夜は白菜と豚バラのミルフィーユにした。
　「布団も干してもらって気持ちいい！ありがとう。キャベツ苗もちょうどいいタイミングだった。お風呂に入ったら寝る。」
と上機嫌のキヨちゃん。降り幅が凄すぎる・・・。

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久しぶりの大喧嘩

　やってしまった。分かってはいるのだが、久々にキヨちゃんと大喧嘩をしてしまった。
　発端は昨日の夜、
　「今日Ｔさんが突然来てな、屋上の修理に来たぞ。１万円いるって言いよったけん出せよ。」
に始まる。えええ？修理って何だ？となり、Ｔさんに電話。
　このＴさんは、それこそ我が家とは古いお付き合いであるが、個人的に私は苦手である。キヨちゃん自身も、「ハッタリを言う」と言う位であるし、仕事も決してうまくは無い。それでも何年かに一度ペンキの塗り替えなどにキヨちゃんを訪ねるのだが、前の時はあまりにむらがあったのでクレームを入れた。
　それが今回キヨちゃんが突然・・・と言うので電話で確認。
　「ええ？去年からおばちゃんに頼まれてた。雨漏りでもしたら困るから。」
と言う。確かに去年そんな話はあって、そうなる前には対策しなくてはと私も一緒に話した記憶はあるが、今がその時期でも無ければ、依頼したつもりもない。しかし、どうやらキヨちゃんは記憶しているかどうかはともかく、先方は頼まれたというのだし、すでに作業に取り掛かっていたので、
　「そうでしたか、すいません、お願いします。」
と言うしかなかった。
　で、今日終えた仕事を観ると新聞紙片面ほどのサイズを塗っただけ。確かにコーキングは高いとも聞くが、果たして必要だったのかどうかも怪しい。
　そして今夜。
　初めは和やかな話もしていたのだが、途中から今日作業に来たＴさんとの話の中で、どれほどキヨちゃんがこの家を大事にしてきたか、父のお陰である事、家を畑をずっとキヨちゃんが守ってきたのに、私たちの代で手を入れないのでボロボロになったと訴えた。Ｔさんにも
　「もうこの家は終わりだ。」
と言ったらしい。
　その話の間は私も憮然とはしていたが黙って聞いていた。しかし、１万円の花井が出た時、
　「今回は仕方ないけど、これからは必ず相談して。前にも言ったけど、勝手に決めて後からお金払えと言われても困る。」
と伝えた。
　すると途端にキレたキヨちゃん。
　「ええわ。要らん！１万円位、母ちゃんどうってことない。」
・・・。
　「安いとか高いとか言う話では無いんよ。そもそも頼んだつもりもないというのに、お金を払うような事になったら困るけん、相談してと言いよる。」
　「かんまん、払うてもらわんでええ。お前ら１円もこの家に入れもせんくせに！」
ほらね、始まった。で、疲れの抜けきらない私がキレてしまう。
　「そこまで言うならこの家でなくてもええ。出て欲しいなら出るよ。」
　キヨちゃんは私たちが家を建てるとか、アパートで暮らすとかいう生活は出来ないほど生活力が無いと思い込んでいる。当然の話だが、今から大きな一軒家を建てる収入は無い。今の暮らしはキヨちゃんや父のお陰だと思っている。しかし、身の丈ほどの生活が出来ない訳は無い。
　途中くりりんが止めに入ったが、キヨちゃんにしてみればくりりんが私をそそのかしていると、焼き餅から思い込んでいるので、逆効果となる。
　そして年寄りお決まりの、
　「早う死んだらええんじゃ。首括って死んでやる！」
となった。
　「親に死んでほしいと思う子供やどこっちゃにおらんでよ！」
　怒りで私の声も高くなる。そのまま洗い物も何も放りだして家を飛び出したい衝動にかられたが、思いとどまった。
　それからＴさんに電話して、
　「今日はお世話になりました。申し訳ないんですけど、今度から私たちを通してもらえますか？母も歳をとって忘れがちですし。今回の事も頼んだ覚えが無いような事も言いますので、後で何かあっても困りますし。」
とお願いした。
　結局、良い事も多いが時々キヨちゃんのこういう事が、疲れの抜けない一因な気がする。

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何となく疲れの抜けない毎日

　土日は連休だった。とは言え、お彼岸にお参りが出来ていなかったので、私だけ親戚回りをする事に。すると、今年新仏様となった伯母の家に行こうと親戚の皆が言うので、急きょ私のお参りの後そちらのお墓参りにも行った。
　うちの親戚は古くから、お彼岸には日程を合わせてお墓参りとお仏壇を拝むのだが、大体は行った先で合流してそのまま我が家までお連れするパターンだった。
　しかし、キヨちゃんが出来ない今、うまく仕事の休みが入らなければ、私もくりりんも同行出来ない。それは仕事をしている以上仕方が無いので、こうやって別になっていく。
　これも我が家だけでなく、世代交代していけば出来なくなる事ではあるなあと毎年思う。
　さて、親戚でお昼過ぎまでゆっくりして、帰ってからキヨちゃんを連れて買い物に行った。夕飯はそれこそ、お彼岸だからと少しではあるがサラダ巻きずしを作り、あさりの味噌汁にした。こういうものはキヨちゃんは大好きだ。
　そして今日は部落総会。地域の集まりだが、コロナの影響で親睦会は無く、会計報告や行事報告などで終わり、お弁当は持ち帰った。
　キヨちゃんはと言うと、「まあ君」に入学祝いを渡したいからと一緒に親戚に行き手渡し。私の会が終わるまで、そこで「守り」してもらった。まあ、
　「邪魔にはならんけん。ここで寝よる。」
と勝手知ったる親戚の炬燵で転がっていただけではあるが。
　お昼過ぎに会が終わり自宅に。お弁当をキヨちゃんと分けあって食べた後、私はくろべえを膝に乗せたままうたた寝していた。
　残業しているわけでもない。ほぼ毎日仕事の日はなるべく早く帰っている。帰って家事をするからと言って、それほど特別な事をするわけでもなく、今日みたいに何かあると、本当はしなくてはいけない家事もろくに出来ていない。掃除機をかける程度で、ついつい昼寝もしてしまう。
　なのに、何故か疲れが抜けない。口内炎が出来て、歯が痛く、背中から肩まで凝っている。何でだろう・・・。

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消火器の正しい扱い方

　昨日家族でテレビを観ていた。ＮＨＫの「ためして、ガッテン！」である。
　キヨちゃんは途中で寝室に行ったのだが、好きな番組なので部屋でもチャンネルを合わせておいた。
　私とくりりんは居間で観ていたが、その中で消火器の正しい置き場所について話があった。それは、「台所には置かない」である。
　確かに言われてみれば、一番火元となりやすい台所だが、火元に置いてあったのでは使えない。我が家も台所の勝手口に置いていたので、
　「玄関に移動しなくちゃね。」
とくりりんが言った。
　消火器には以前えらい目にあった事がある。と言っても私では無い。まだ父が元気な頃、自宅に帰ると台所がピンク色になっていたことがあった。どうやら、台所に置いてあった消火器が何かの弾みでピンが抜けていたのか、倒れた拍子に噴射したようで、薬剤だらけになったというわけだ。
　で、台所には置いてあるが、なるべく隅の引っ掛けたりしない場所に置くようになったのだ。
　さて、消火器を移動しようとしたくりりんが小さく声を上げた。何と、キヨちゃんは消火器が倒れないようにと思ったのか、ガムテープで本体もホースもぐるぐる巻きにしていたのだ。
　気持ちは分かる・・・。しかし、これではいざという時に使えないのだよ、キヨちゃん。

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クリス リードさん

　アイスダンスのクリス　リードさんが心臓突然死されたと知った。まだ30歳。日本にフィギュア指導にくる予定だったらしい。
　残念で悲しい。
　ご冥福をお祈りします。

ホワイトデー

　経済も停滞気味の世の中であるが、先日甥っ子たちからホワイトデーのプレゼントが届いた。夜遅い時間だったが、まあ君がキヨちゃんにもプレゼントを持ってきていたので、起こして会って貰った。
　キヨちゃんへのプレゼントは羊の枕。何とバラの香りがするのだが、残念ながらキヨちゃんは鼻もあまり利かない。
　それでもまあ君のプレゼントに感激し、もうすぐ進学で町を出てしまうので涙のキヨちゃんだった。
　私には猫の透かしのあるアロマライト。

　　　　　

　まだアロマの方は試していないが、枕元の明かりとしてもとても良い。優しい明かりの色と猫の模様が可愛らしい。
　そしてくりりんからもプレゼントがあった。くりりんからキヨちゃんには勿論焼酎。
　「こんな事にお金を使ったらいかんぞ。」
と言いつつも嬉しそうに、
　「焼酎は何より。」
と笑っていた。
　そして私にはケーキ。

　　　　　

　ネズミが可愛らしいチーズケーキだ。白い方はとてもシンプルに見えるが、くりりん曰く、
　「大きい雪見大福みたい」
だったが、中にはプリンや沢山の果物がクリームと一緒に入っていた。
　それにしても、早く買い物だけでなく、外食したり映画を観たり出来るようになればいいな。今月は市民劇場も中止となった。


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366日の花図鑑

　ちょっとブレイク。
　この前、たまたまネットで「366日の花図鑑」と言うものを見つけた。
　何だろうな～と覗いてみると、オリジナルの印鑑などを作るメーカーのようだったのだが、その名前の背景に、366日自分のお誕生日にちなんだお花と言うのがあるようで、それをモチーフにして印鑑を作るようだった。
　面白そうなので、家族3人の誕生日で検索してみた。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　さあ、どれが誰だか分かりますか？？