すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

糸魚川市中心部の大規模火災

2016年12月22日 | 日々思うこと

今日は朝から強い南風で気温上昇の中、北陸自動車道でお隣りの富山県まで所用で出かけました。昼過ぎに用事を済ませて途中で昼食は鱈汁でもと思いながら、“虫の知らせ”か家に直行することにしました。国道8号を走り新潟県境に近づくと、日本海の遠くの東の空に黒いオカシな雲が漂って、これが後で糸魚川市内の火災による黒煙であることを上越の娘からの電話で知りました。

家に2時頃に到着すると丁度、市防災無線が入りました。糸魚川駅に近い広小路通り商店街の密集地から10時半頃に出火して延焼中・・・、避難勧告地域が拡大です。私の家は3キロ以上も離れていますが、避難地域には亡き母の同級生や友人知人も多く、すでに電話回線が不通で案じられます。

その後、娘たちからのメールや電話、そしてネット動画などで大規模火災であることが伝わり、延焼場所が分かり過ぎるだけに胸が痛みます。糸魚川市の正午の最大瞬間風速が24.2メートルだったそうで、強い南風で火の勢いは海岸線まで延びて消火活動が難航の様子も伝わってきます。

夜になっても上空にはぺりコプターの音が聞こえ、出火から10時間近くになっても鎮火する気配はなく、延焼家屋が140棟と数字が大幅に増えて来ました。隣りの娘がやって来て、本町通りの県内最古の蔵元の加賀の井酒造や老舗の宿坊の中村平安堂、そして10日前に行ってきたばかりのお蕎麦屋の泉家さん、みんなみんな燃えてしまったというので涙が出てしまいます。明日はさらに悲し過ぎる朝を迎えなければならないことでしょう。

年の瀬の市内中心部を燃えつくした火災はニュースでも取り上げられていることで、県内外の皆さまからのメールや電話が殺到しています。丁寧な対応ができず、また返信がままならないことをどうぞお許しください。

新潟県議会定例会最終日の米山知事は、陸上自衛隊に災害派遣を要請し、糸魚川市に災害救助法の適用を決定。県対策本部長として米山知事は明日、23日に現地糸魚川を視察します。http://www.bousai.pref.niigata.jp/contents/kinkyu_kurashi/003794.html

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。