すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

暮らしを脅かす悪法と統一地方選

2017年03月27日 | 日々思うこと

このところの森友学園問題を注目する中で、国会では悪法がズラリでメディアでは取り上げることがほとんどないので国民は知ることがありません。3月23日の国会では主要農作物種子法の廃止法案が自民・公明党の賛成多数で可決・成立となりました。

この法案は「種子法」とも呼ばれ、日本の種子を守っていた規制を撤廃して海外に開放するもので、具体的にはモンサント社のような遺伝子組み換え作物がメインになると見られます。廃止法案は来年4月1日から施行予定で、国民の胃袋までもが海外に委ねてしまう食料農業危機へつながることはいうまでもありません。

さらに文科省の教科書検定では、小学校の道徳教科書で「散歩道にパン屋があると郷土愛に欠け、和菓子屋になると育つ。・・・公園にアスレチックがあると郷土愛に欠け、和楽器店になると育つ」という訳の分からぬ見解です。

今国会では他にも、水道水事業の規制緩和法案や財政法改正、「共謀罪」、家庭教育支援法案、親子断絶防止法案、医療ビッグデータ法案、放射線防護基準緩和法案、天皇制度見直しなどが控えています。オール野党が団結して反対を表明しても、自民公明によって可決・成立することでしょう。

そんな中で地方から国政を変えてゆくことができるという大事なことを見落としてはなりません。4月には統一地方選が行われますが、9日告示の糸魚川市議会議員選挙も一時は無競争ではといわれてきましたが、共産党が2議席奪還へ新人を擁立という嬉しいニュースです。26日夕方の「佐藤たかしさんを励ますつどい」に私も出席し、大事な選挙であることを訴えて候補者を励ましました。

 3月2日付けで「冬囲いの中の鉢植えの沈丁花(ちんちょうげ)が、驚くことにすでに蕾が膨らんでおり春の訪れを感じます」と書き込んで早や3月の終わり、いつの間にか花が咲き出して冬囲いも取り外さねばなりません。

※パソコン不調で、同じ記事を投稿してしまいました。


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