すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

拉致40年と日本政府と加計・森友学園

2017年11月15日 | 日々思うこと

霜月11月も早や半ばで、あっという間に一年が過ぎてゆく気配です。新潟市内で中学1年生の下校時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさん、15日で40年になり長すぎる歳月に母親の早紀江さんは「近くの国にいるのにどうして助けてあげられないんだろう」とその苦しさが伝わってきます。

ご両親がお元気なうちに何とか帰国できるようにと願わずにはおられず、非人道的な事件だけに北朝鮮ミサイル危機を煽っている日本政府はいったい何をしているのか、我が子に置き換えたらアベさんには“他人事”なのか、憤りさえ感じてしまいます。

隣りの孫たちの家の花壇の四季咲きのバラは、11月に入って北西の風に痛みつけられながらもポツポツと咲いています。直ぐそばのローズマリーは勢いよく薄紫色の花をつけており、枝を少し切って玄関先のアケビのリースにあしらいました。

昨日のニュースで驚いたことの一つが、希望の党の小池百合子代表の突然の辞任です。衆院選挙後に敗北を認めながらも「創業の責任がある」などとして代表を続けていた人だけに、こちらもいったい何を考えているのかと首を傾げてしまいます。

また都議会公明党も小池氏との連携解消の方針のようで、党結成から国政をかき回してきた人だけに“女心と秋の空”では済まされず、これで都知事を全うできるのかと受け止めてしまいます。

そして愛媛県の加計学園獣医学部新設計画に、文部科学省の審議会は開設を認める答申を林文部科学相に提出し、文科相が許可というニュースにも驚きです。審議会ではこれまで「定員が多く教員が不足している」、「卒業後の人材需要の動向が不明瞭」などと指摘してきました。

水面下ではアベ首相の知人が学園理事長ということや、旧文部省OBで日本会議愛媛県支部相談役の加戸守行前愛媛県知事(83)の関わりが大きいことも注視せねばなりません。

ニュース番組でも審議会での様子を取り上げていましたが、政治を“私物化”するアベ政権で果たして疑惑は解消されるのでしょうか。また森友学園の籠池元理事長と妻が拘束されてから早や3ヵ月、未だに家族を含め誰との接見もすべて禁止の状態が続く異常さに、ますます不可解な土地取引などにキナ臭さを感じてしまう終日です。


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