すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

記録的な大雨と都議選と藤井四段

2017年07月03日 | 日々思うこと

一昨日の糸魚川市での24時間降水量は230ミリで、観測史上1位を32年ぶりに更新という記録的な大雨です。2級河川の能生川右岸は一部決壊し、避難勧告が出て友人らも小学校へ避難です。お孫さんが小さいTさんは「避難所で、暗くならないうちにいったん自宅へ戻るようにと言われ、帰って来たけど心配で眠れなかった」と、2日にメールが届きました。

雨降りで元気な花といえばアジサイで、東隣りの家の花は例年よりも赤くアルカリ度が高くなっています。我が庭の南側のアジサイは剪定のし過ぎか、今年も小ぶりの藍色です。

注目の都議選、自民党が23議席にとどまった歴史的惨敗ですが、小池百合子知事が率いる都民ファーストの会の圧勝で、議会のチェック機能が失われるのではとの見方が多いようです。しかし地方では首長と同じ自民党が圧倒的に過半数を占め議会は、糸魚川市議会のようによくあることではないでしょうか。

また小池知事は都民ファーストの会の代表を退き、後任は野田数幹事長が就くそうですが、野田氏は大日本帝国憲法復活を唱え、リベラルからはほど遠い思想の持ち主ですから要注意です。

ところでこちらも注目の藤井聡太四段が昨日、竜王戦決勝トーナメント2回戦で佐々木勇気五段(22)に101手で敗れて、デビュー以来の初黒星で連勝がストップです。「負けました」と言う藤井四段、将棋は「負けました」で強くなってゆく世界だそうで、「一局一局真剣に頑張っていきたい」と爽やかです。

14才という若さで夢を与え続けて将棋界を盛り上げた藤井少年、お金に塗れる政界のように世襲もおらず、実力だけの厳しい世界の世代交代が伝わります。そして都議選最終日、初めて秋葉原駅前で街頭に立って「こんな人たち」と国民を敵呼ばわりしたアベ首相の断末魔もニュースで伝わる、日中の気温が30度を超える蒸し暑い一日です。