すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

ツルネンさん集会で講演

2009-02-22 22:22:54 | Weblog
ツルネン参議院議員の後援会と支部の定期総会が新横浜であり、小生はゲストレクチャラーということで「危機未来とわたしたちの安全」というテーマで講演。この時期、政治家の講演というと景気対策とか麻生政権のテイタラクというような話が定番だが、ツルネンさんの支援者のみなさんだからと、思い切って新しいテーマで話した(概要は下記参照)。日本ではまだ未来は現実の次に自動的に来ると誤解しているようだが、これからの時代、未来は必死で求め、創り、守っていかなければ消えてしまう。フィンランドでは国会に未来委員会が形成され、国民の代表が未来社会のありかたに指針を出すようになっているが、日本でもそうした委員会を作る必要があると思う。講演は時間の限界もあったが、今、わたしたちが拠っている考え方や判断が実は危険なほど時代遅れだということがわかっていただいたと思う。
夜のニュースでは、麻生首相が青森でまたまたいいかげんな教科書批判、日教組批判をしたようだ。家族の一員として掲載されている犬がけしからんというらしいが、ついこのあいだの「犬になめられる総理像」はどうしたのかね?麻生氏の自爆演説にはもうコメントする気にもならないが、何か開き直る戦略に転換したのかねも知れない...どうでもいい感じがするが...

「危機未来とわたしたちの安全」          前衆議院議員 すとう信彦
1.「未来」はこれまでの「未来」とちがう
2.わたしとわたしをとりまく宇宙との関係変化
①呪術 ②宗教 ③科学 ④ X 
3.伝統的要素の変容:昔と同じようで本質的に異なっている要素
火薬・ダイナマイト vs 核・原子力  戦略爆撃機 vs代用爆弾+携帯電話
戦争:敵国、領土、軍隊 vs テロリズム、少子化、環境破壊
成長・公害 vs 温暖化
品種改良 vs 遺伝子組み換え、ヒトゲノム
機械 vs エレクトロニクス ・ロボット、人間の役割
長寿・万歳:幸福・尊敬 vs 生活リスク
教育:子供に何を教えるか?教えられるか?
4.これまで依存してきたモノのリスク化
経済・成長 予定されていなかった中国・インド
雇用・労働・企業・貯金
国際化 vs 世界化 租税、福祉 年金、新型ウイルス
日米関係(ブッシュ世界からオバマ世界)、日本・アジア関係
5.どう生きるか
①よく考えよう、それが道徳の根源(パスカル)
②伝統価値の確認
③NEXTの模索
③実験性・実践性
              

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