共同通信(5月31日)によると、1960年日米安全保障条約改定に際し、核兵器を積んだ米軍の艦船や航空機の日本立ち寄り黙認のいわゆる「核持ち込み合意」密約は、首相でも外務大臣でもなく、基本的に外務事務次官が引き継ぎで管理し、橋本総理・小渕総理などおそらく外交問題の複雑さを一応理解できる大臣にかぎって官僚側の裁量で事実を伝えていたことが分かった。これまでの核持込密約の経緯や解釈は日本側の内部文書に明記され、外務省北米局と条約局(現国際法局)でそれを管理してきたという...
日本国の総帥は内閣総理大臣だと思っていたし、憲法でもそうなっているが、現実はアメリカの意図を受けた官僚がとりしきっていた。橋本・小渕以外の総理大臣は、真実を伝えればどんな失態失言をするかわからないから事務次官はこの文書を示さなかったということか?日本国内には核を持ち込ませていないと心底信じて国会答弁をくりかえした総理大臣そして何より国民はまさにコケにされていたことになる。
「きっとこのことは、こうにちがいない...」と想像し確信してきたが、これほどあからさまに現実を突きつけられると、事実の重さに言葉を失う。この国の政治って一体なんだろう?
要するに、日本はまだアメリカ占領時から完全開放されているわけではないということなのだ。北方四島の問題解決がせまっているこのときにも、まさにこの影の影響がどう出てくるか?北朝鮮の核開発にアメリカはどのような密約を交わしているか...日本外交の建て直しには、これまでとはまったく違う次元での解決努力が必要なことがわかる。ただ天をあおぎ嘆息するのみ...
日本国の総帥は内閣総理大臣だと思っていたし、憲法でもそうなっているが、現実はアメリカの意図を受けた官僚がとりしきっていた。橋本・小渕以外の総理大臣は、真実を伝えればどんな失態失言をするかわからないから事務次官はこの文書を示さなかったということか?日本国内には核を持ち込ませていないと心底信じて国会答弁をくりかえした総理大臣そして何より国民はまさにコケにされていたことになる。
「きっとこのことは、こうにちがいない...」と想像し確信してきたが、これほどあからさまに現実を突きつけられると、事実の重さに言葉を失う。この国の政治って一体なんだろう?
要するに、日本はまだアメリカ占領時から完全開放されているわけではないということなのだ。北方四島の問題解決がせまっているこのときにも、まさにこの影の影響がどう出てくるか?北朝鮮の核開発にアメリカはどのような密約を交わしているか...日本外交の建て直しには、これまでとはまったく違う次元での解決努力が必要なことがわかる。ただ天をあおぎ嘆息するのみ...