つぎからつぎへと訳の分からない事件が続発している。イタリアでは日本人が13兆円相当の米国債を所持していたとして拘束され、まったく情報が公にならなかったが、今日になってようやくその米国債のほとんどが偽物だと公表された。きわめて幼稚な模造で、一目で贋物であることがわかるらしいが、それならなぜ、模造品であり、それを運んでいた日本人が何者であることが公表されていないのか?日本では例のDM詐欺だが、ようやく村木局長の元上司に捜査の手が伸びてきた。しかし、一方では障害者自立支援法案の成立のために努力していたその上司Sなる人物が政治家からの圧力があったというような供述をしているという。以前、それは例の創価学会・公明党批判で有名な民主党の石井一氏だというような情報も流されたが、いつのまにかまた単に「政治家」になってしまっている。そりゃそうだろう。民主党若手の反対気運が高まっていた6月に石井さんが厚生省マターに党内で発言力があるはずがなく、障害者自立支援法案が成立した2005年10月には落選していて国会にはいないのだ。ジャーナリストに言わせると、DM問題は自民党側もからむから最後までの追及は無いということだが、本当かね?そもそも野党政治家などの要求に自己保身の権化みたいなキャリア官僚がこんな危ない橋を渡るのかね?特に女性官僚は慎重で、小生の体験でも大して重要なことでもないのに、一切言質を与えることもなければ、便宜を図ってくれることもなかった。およそ政治家からの呼びかけには冷淡な彼女らが、唯一即座に反応したのは「官邸の要請」だけで、これはもう別人のように飛びついていったっけな。
まあ、もう少しまともな情報がリークされてくるまで、何も結論を出さないようにしよう。くわばらくわばら。
まあ、もう少しまともな情報がリークされてくるまで、何も結論を出さないようにしよう。くわばらくわばら。
鳩山代表は「誤記載」と言い訳してるけど、この「友愛政経懇話会」の最高額の寄付者は鳩山由起夫本人と言うくらいだから誤記載するほど寄付件数はない。
勿論、政治資金規正法違反行為だから刑事告発されたらアウト。そこで疑問なのは、死者が寄付なんて出来るはずがないから、実際の寄付者は誰?という事になる。
まさに「不可解の連続」なのである。
首藤先生が身内を庇う姿は痛々しい、真実はそのうち白日の下に晒される事だろう?楽しみにしてます。
さて、自民党のほうもどうやら「暗愚麻生」は引き摺り降ろされそうな雲行きになってきた。
歴史上「暗愚」と呼ばれた権力者(殆どは傀儡)の末路は哀れだ。日本では平宗盛は斬首、北条高時は自刃、徳川家定は毒殺されてる。今はいくら「暗愚」でも殺される事はない、ただ静かに表舞台から消え去るだけだ。