すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

鳩山首相の沖縄訪問

2010-05-04 23:23:38 | Weblog
連休の間だが地元では民謡・武等大会が開かれ、挨拶。開会式の前にすみの座席で聞いていたが、皆さんレベルが高い。発表にそなえてしっかり練習を積んでおられる。横浜だから、特定の地域というわけでなく、沖縄から北海道までのさまざまな民謡のパフォーマンスだが、久しぶりに懐かしい気分になる。
しかし、頭の中では鳩山首相の沖縄訪問が気になってしょうがない。こんな最終局面で怒りの集会後の沖縄にどんな秘策をもって行ったのだろうか、結局、判断が甘いだけで問題をこじらせて終わるのか、心配だった。常識的に言えば、このような意見対立のある問題解決には早期に現場に入って、賛同者を見つけ、中立派の声を大きくしていって、より冷静な判断を導くというような手段が講じられるのだが....
夕刻からのニュースを見て愕然としたのは「自分の主張と党の公約はちがう」「以前は理解のレベルが低くて在沖縄海兵隊の抑止力の重要性がわからなかった...」というような発言。画面を見ながら思わず「エエーツ」と言ってしまった。鳩山首相だけでなく、主要閣僚の多くが官僚補佐官などに囲まれた生活で、会見直前の彼らの耳打ちや、官僚論理にマインドコントロールされているとしか、説明が付かない。5月末の期限まで、暗澹たる気持ちで過ごさなければならないのだろうか?
以前の民主党は政調での激しい議論や、幹部総員出席の代議士会などで、直接意見したり、注意を喚起することもできたが、政調が廃止され、代議士会が形骸化するなかで、一般議員の声がほとんどトップに通じなくなった。やはり早急に対策を考えていかないと、本当に民主党の危機に陥ってしまう。背筋の寒くなる思いだ。

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