酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

また少し街が変わる・・・クリーニング屋さんの廃業

2022-12-13 12:00:04 | Weblog
半年前、リーズナブルだったクリーニング屋さんが閉店しました。
3ヶ月前、ややお高いけど有名な老舗クリーニング屋さんが閉店しました。
いずれも大手のチェーン店でしたが、売り上げが低くリストラ店舗になったそうです。

さらに今月、もう一軒廃業します。
今度は個人店で、私も以前使っていたお店です。
また少し街が変わります。

クリーニング店には逆風が吹き続けています。

私も会社員時代はお世話になっていましたが、ある時からクリーニング代節約のために形状記憶Yシャツに変えました。
これが優れもので、ノーアイロンでもいい感じで着られます。
毎日着るものですから、月数千円の節約になります。
夏のスーツはウオッシャブルですので、自宅で洗います。
クリーニング屋さんには冬のスーツを出す程度、大いに家計が助かりましたが、その分お店の売り上げは減ります。

ドライクリーニングには石油系溶剤を使いますので、原油高でコストは嵩みます。
昨今の電気ガス代の値上げも大きく響きます。
でも、簡単には価格に転嫁できません。

コロナ禍でリモート勤務が増えてスーツを着る機会も減り、ネクタイに至ってはずいぶん前からノーネクタイが増えています。
しかも高齢化で、定年退職する人も増え、当然通勤着は着なくなりますし、女性も高齢になればオシャレ着を着る機会も減ります。

これだけ揃えば苦しくなるのも当然。
唯一の追い風は閉店した店の客を獲得することですが、それとて簡単にはいきません。
クリーニング屋さんは生活に密着したものなので、お店が遠くなって面倒となれば、私のようにクリーニングしなくていいように着るものを変える人も出てきます。


長年地元でやっていたお店が廃業するのは、売り上げ減、後継者不足、建物の建て替え、相続、改装や設備更新が必要になった、などが引き金になっています。
写真屋さんの現像機やスーパーの冷凍庫など、値の張る機械を更新する時期になってきた時、当然ですが商売を続けるか見限るかの判断が迫られます。
そして、多くの場合はこの先何十年と店を維持できる見込みがなく廃業していきます。

結局、一番大きいのが将来性なんでしょう。
でも先細りとなると、なにか動きがあったタイミングで見切りをつけることになるのでしょうし、たぶんそれが正解なんでしょう。
は結構な設備投資が必要ですし、既存の店舗では狭くて対応できそうもありません。

かつて街にはカメラ屋さん、時計屋さん、畳屋さんがありました。
朝は牛乳屋さんが配達をして、牛乳瓶がカチカチぶつかる音がしていたものです。
しかし時代の変化とともに激減してしまいました。

10年後、クリーニング店がどうなっているのかな。
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