青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

紙風船 15:55

2018年06月29日 | その他

バス通所のメンバーが多い紙風船。

道南バスを利用する人も、社会医療法人こぶし植苗病院の巡回バスを利用する人も、16時前後のバスで帰ることが多いです。

 

ですので、一番込み合うこの時間。

15:55。

ひとりひとり、しっかりと挨拶をして帰りますので玄関先が列になっています。

日々の挨拶を怠らず、習慣にしていくことが大切だと考えています。

 

玄関で靴に履きかえたメンバー。

姿勢を正して、一呼吸おいて、

「お先に失礼します!」と挨拶。

 

その挨拶を受けて、次に並んでいる皆とスタッフが声を揃えて…

「お疲れ様でした!」と挨拶。

 

紙風船で気持ちが引き締まる瞬間です。

いずみまさこ

(皆がバスに間に合うかどうか、その後のスタッフはやや気を揉んでいますけれどねー。)

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明日への希望?! ~2018年6月25日

2018年06月27日 | その他

もう19時過ぎなのに明るい空です。

日の入り時間は19:16(予定)

 

こんな素敵な空だったのも今週初めまで。

苫小牧は水曜日以降、来週いっぱいずっと雨またはどんより曇り空。

せめてこの写真を見ながら「またこんな日も来るさ」と元気を出して行きましょう♪

あ~きれいな空。

いずみまさこ

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久しぶりの鹿ちゃん

2018年06月26日 | その他

あら、いずみさん、元気にしてた?(…という鹿ちゃんの声がしました。)

いずみまさこ

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席替え ~メンバーミーティング講座~

2018年06月22日 | 就労訓練

紙風船では3ヶ月に一度位の頻度で、席替えをしています。

いつも、「メンバーミーティング」という話し合いの練習をする講座で決めています。

 

6月19日火曜日。

この日、メンバーミーティングがあり席替え(実施は7月1日から)を決めました。

司会進行および書記を選出し、いざ、話し合いスタート!

 

 

体験利用者の席をどうするか?

今日、お休みのメンバーの分はどうするか?

席替えの方法をどうするか?

 

「話し合いに参加する」ということは、人任せにしないことです。

「別にどっちでもいい」とか、「誰かが決めてくれればいい」といった気持ちで話し合いに臨むのは、皆に失礼です。

(…職場でのミーティングや話し合いも同じですよ。だからこそ、紙風船の訓練で取り入れています。)

自分の意見が無いとしても、「話し合い」に対して「参加する姿勢」が大切。

 

何かを選ぶとき、「どっちでもいいな」と思っても、良く考えて、「○○さんの意見に賛成です」等発言をしましょう。

 

この日の話し合いでユニークだったのは、司会進行および書記役を決める時。

特に立候補が無かったので、決め方をどうするか…と話していて「じゃんけん」になりました。

(ちなみに、「推薦をする」という方法は本日は私が却下しました。時に、一部の人に偏ってしまいがちですのでね。また、司会進行役が苦手であっても、皆が話し合いに参加する姿勢で臨めば「できた!」という経験になると考えているからです。)

さて、じゃんけんで勝った人になるのか、負けた人になるのか…。

多数決で「勝った人が役割を担う」となりました。

 

ここ、微妙なところです。

 

【負けた人が役割を担うバージョン】

「司会進行や書記はやりたくない」

「じゃんけんで負けた~」

「仕方がない。負けちゃったんだから我慢して役割を担おう」

 

という人もいらっしゃるでしょう。

ただし、傍からみていると、「いやいややっている」のが顕著に見られます。

 

 

【勝った人が役割を担うバージョン】

「司会進行や書記はやりたくない」

「えっ??じゃんけん勝っちゃった!どうしよう~…」

「なんでこんな時だけ勝っちゃうんだろう?…でも仕方がない、我慢して役割を担おう」

 

という人もいらっしゃるでしょう。

どちらにしても、「我慢して役割を担おう」ではありますが、違うのは傍から見た印象。

 

「勝った人」が担う方が、印象が良いですよ。(私の主観ですけれどね。)

 


さて、順調に話し合いが進み、本日の席替え方法はトランプになりました。

紙風船に昔からある「鮭のふるさと館トランプ」

 

座席番号1~19(あいだの3と18は除く。すでに体験利用者用等で決まっているため)を引けるようにするため、

(1)トランプの同じマーク(この日はメンバーチョイスでクローバー)の1から13までと、ハートの4,5,6,7,9、を机上に並べる

→ハートの4=座席番号14、5=座席番号15といった風

 

(2)各自、トランプを取り、引いた数字が自分の座席

こちらの写真は、自分が引いた番号を書記役のメンバーに伝えに行っているところ。

 

トランプで一斉に番号が決まる楽しさは、どちらかというと、皆で「いっせいの~せ!」で一気にめくるところにあります。

でもこの日はメンバーの意見にて、一斉にではなく、バラバラに順にトランプを取るということになりました。

まるで選挙の投票所のような厳かさ。

見ている私としては、とてもユニーク。

 

お休みしているメンバーの分を担った6名は、二巡目にも引いていました。

 

ミーティング終了後に、改めてホワイトボードに貼られた座席表を見ているメンバー。

7月1日から、どうぞよろしく~。

 

そして、司会進行役、書記役の方、改めて…

「お疲れ様でした!」

いずみまさこ

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北海道三喜(サンキ)ステイ店での実習 2018年6月

2018年06月22日 | 就労訓練

毎週2回、午前中2時間の現場実習をさせていただいております。

接客を希望するメンバーが参加をしていくのは勿論ですが、それだけではなく、どのメンバーにもチャレンジしてもらえるよう取り組んでいます。

苦手だと思っていても、ありがたいことにチャレンジさせてもらえる環境(協力企業)があって、これまた従業員の皆様にたくさんの協力を頂けることで実習が成り立っています。

これらの実習が、メンバーの就労に向けての選択肢を増やしていける貴重な貴重な機会になっています!

 

この日のサンキ実習は…

いつも通り前半にモップ清掃をおこないました。

10:35頃からは、女性メンバーには店長から声がかかり、作業変更。

レジ内でお客様がご購入された商品の袋詰め作業(※)をおこないました。

(※サッカー作業と呼ぶそうです。)

 

右側に紙風船メンバーの姿。

何やら左側のレジスタッフの様子を見ています。

 

そして…

お客様に視線を向けて商品をお渡ししながら…

「ありがとうございました」と伝えています。

 

…一枚目の写真で、左側のレジスタッフを見ていたのは、お客様に商品をお渡しするタイミングを考えていたからでした。

レジスタッフが清算を終え、

お客様にレシートやおつりをお渡し、

お客様がお財布やカバンにしまわれたのを見計らって…

「ありがとうございました」とのご挨拶。


お客様が列を作っていたり、布団等大きな商品を袋詰めする時などは

「頭の中が混乱して真っ白になってしまいました…」

と言う事もあります。


それでも、経験を重ねる事で着実に成長しています。


さて、男性メンバーは…

この日はモップ清掃終了後に「商品手直し」の指示。

今日はお客様がご覧になった後の「お財布コーナー」の手直し。


長財布も二つ折りの財布も、乱れて棚に入っていました。


作業中…

(この間も、お客様への挨拶、「やまびこ挨拶」どちらも忘れないでくださいね~)

 

時間が5分程度しかなかったためちょっと応急処置ではありましたが、まっすぐに並べて終了。

 

6月11日より、夏季のユニフォームになりました。

身だしなみを整えるのも実習の必須事項。

これからも頑張っておこないましょう♪

いずみまさこ

 

(今日のメンバーそれぞれの目標は、「笑顔であいさつ」「お客様に届く声で挨拶」でしたよ~)

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苫小牧市科学センター ~りふれっしゅ講座~

2018年06月08日 | 就労訓練

この日は時折小雨が降る天気。

りふれっしゅ講座は「苫小牧市科学センター」へ行って参りました。

車に乗り込むみんな。

実習に行く時よりも、笑顔が見られるのはやっぱり「りふれ」だからかな?

 

苫小牧市科学センターに到着。

私が受付でお話をしている間に、あっという間に皆の姿は見えなくなりました。

 


2階にいました。

 

 

こちらにも。

 

 

お、これはちょっと面白い!

 

 

「不思議な部屋」

(距離は同じなのに…脳が距離を錯覚して、人が大きく見えたり、小さく見えたりします。)

こちら側に立つと、小さく見えて…

 

こちら側に立つと大きく見えます。

実際に皆に見てもらうと、思わず「おおっ!」と声があがります。

こういうの、面白いですねー。

人間の脳は、騙されやすいのですねー。

 

 

こちらの「プラキシノスコープ」は、1877年にフランスの発明家エミル・レイノーが発明した装置。

回転する筒の内側に描かれた連続する絵が、中央の筒に張り付けられた鏡に映り動いているように見えます。

(パラパラ漫画みたいです。)

見ている皆の表情を見るのが楽しいです~。

 

他にも、足長に見える鏡の部屋や二人が向かい合ってミラー越しに座り、光を調整すると二人の顔が合成されて見える装置、真空の筒の中の物がどんな風に落ちるかを見る装置など、いろいろありました。

(ただし、真空の装置は整備中で、気付かずに、ただ中を上下するスポンジを眺めている私達でした。皆、少し気をつけて周囲をみてみよう!)

 

 

りふれっしゅ講座のいつもの宿命ですが、時間が足りないのです。

 

 

しかしながら…確かに楽しいのですが…皆、よく見て!

ここは科学センター。

科学の面白い問題があちこちにありますよ!

例えば…

 

どうですか?

一緒に考えてみませんか?

 

ヒントは「水」…

う~ん…

と考えていたら皆は行ってしまいました…。

 

雨降りの時のりふれっしゅ講座では、今後も活用させていただきましょう!

いずみまさこ

 

おまけ

本日は特に皆が興味を示さず通り過ぎてしまった宇宙船「ミール」内。

この日はコックピット内は鍵がかかっていて入れませんでした。

ちょっと残念。

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「マネジメントは自分を大切にするということ」

2018年06月08日 | その他

先日の図書館広報紙「ぱぴるす」の取材でのお話の続き。

 

後半、吉見館長とは「マネジメントする」という話でも盛り上がりました。

芸能人にマネージャーがいるのは…マネージャーが、担当の芸能人のスケジュール管理をしたり、体調を気遣ったり、どうしたら良さをアピールできるか、発展して行けるかと戦略を練ったりするのかもしれません。

(このこと自体が、ただの想像という域から出ていないのですけれどね。)

 

そこには、自分だけではできない部分を担ってもらったり、手伝ってもらったりすることでもあると思います。

 

私たち自身は、どうでしょう?

自分のマネジメント、自分でやっていますか?

それともどなたかに手伝ってもらっていますか?

 

子ども時代は、私は全面的に親にマネジメントしてもらっていました。

泣けばあやしてもらいました。

具合が悪い時には病院に連れて行ってもらったり看病してもらいました。

迷子になった時には、心配かけながら探してもらいました。

ひとりでは何にもできなくて、たくさんたくさん手をかけてもらいました。

 

 

大人になった今は…

一応、私は、自分自身のマネジメントは自分でおこなっています。

「一応」と書いたのは、「やってはいるけれど、できているというわけではない」からです。

「取り組むこと」と「できること」は違いますのでね。

 

 

「マネジメント」という言葉は、「管理する」という意味もありますがそれだけではありません。

例えば…

☆自分の体調を自己管理する(芸能人のマネージャーは、撮影の合間に水分補給を促してくれたりする?!…テレビの見過ぎでしょうか…)

☆自分の時間を自己管理する(芸能人のマネージャーは、売れっ子タレントのスケジュール管理をしているかな。)

☆自分のお金のやりくりを自己管理する

☆自分のストレスのかかり具合を知る

☆自分のストレスの対処方法を身につける

…確かに、「管理する」という部分もあります。

でもそれは一部分。

やはり、自分のことを知らないで「私はどうしていったらいいか?」と考えるのは困難です。

 

自分のことをよく知り、それを頼りに自分で物事を判断し、自分で決めていくこと。

アサーティブトレーニング講座(紙風船の講座ですよ)でよくお話する「自己決定と責任」です。

うまくいくこともあれば失敗することもある。

うまくいったら、続ける。

失敗したら、しばらく落ち込んで…そしてどこかで立ち上がり…またチャレンジしてみてもいい。

避けてもいい。

 

自分で決められないと思ったならば、人に相談する。

頼る。

任せる。

 

病気や障がいで、自分ではできない事柄があれば…

知る。

人に頼る。

任せる。

 

あ、この時の病気、障がいは、様々ですよね。

私は視力が極端に悪いので、眼鏡やコンタクトレンズが無いと暮らしていけません。

残念ながら、外は、一歩も動けません。

眼鏡やコンタクトレンズに全面的に依存しています。

アレルギーももっていますので、それらを避けた生活をしています。

周囲の人に、説明し、理解してもらっています。

眼鏡については、説明すらしたことがありませんが、私の現在の暮らしの中で、眼鏡をかけてはいけないと言われることは100%ありません。安心して最初からかけて過ごしています。

そういった意味では、生活の障がいではありますが実際には支障はありません。

 

でも、紙風船に来ているメンバーが抱えている病気、障がいはさまざまです。

精神や知的、発達、内部疾患、見えない部分の身体等の障がいについては、目に見えるものでないため周囲の理解を求めるのに時間を要します。

周囲の方々も、わかろとうしてくれていても…イメージがしづらく難しいところがあるようです。

 

だからこそ、自分でできることとできないことは知り、できない部分は練習したり、サポートを受けたりしていきましょう。

サポートの一部は、私たち紙風船スタッフたちです。

会社の人との橋渡し役を担いますよ!

 

自分自身が、自分のマネージャーになりましょう。

 


 

 

一通り話した後に館長が「マネジメントするということは、自分を大切にするということに繋がるのではないか?」と仰いました。

このフィーリングにしばし感動…。

そう!

そうそう!

館長、またぜひお話しましょう♪

いずみまさこ

 

追記:館長からは「いずみさん、この話を(図書館)スタッフにしてもいいですか?」と言って頂き、もちろん「どうぞ是非」と答えました。私も受け売りの話しではありますが、お役に立てるならば幸いです。

また、勝手ではございますが、次の館長とのお話のテーマも決めました。今回の続きで小児科医熊谷晋一郎さんの「自立するということは何でも自分一人でおこなうことでは無く、薄く広く、色んなことを人に頼れるよう依存先を増やすこと」という話題です。ぜひお話できるよう実現させたいです。

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2018年6月のスケジュール

2018年06月03日 | 就労訓練

6月のスケジュールは、講座に変更が加わりました。

また、講座参加時のグループも新たに決めました。

スケジュールはこちら。

 

これらを踏まえ、6月の全体目標を何にするかと意見を求めたところ…

「6月から色々と変更があるようなので、『10分前行動』がいいのではないか?」と意見が出ました。

ではみなさん、意識して取りくんでいきましょう!

スケジュール作成:(S_S)

掲載:いずみまさこ

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「ぱぴるす」の取材 ~苫小牧市立中央図書館の広報紙ですよ~

2018年06月02日 | その他

この日は快晴。

図書館に伺い、吉見館長と図書館の広報紙担当者さんとお話をしてきました。

みなさんはご存知ですか?

図書館の広報紙「ぱぴるす」

 

この度、紙風船のことを記事にしたいと言って頂き、その取材を受けに行って参りました。

掲載される予定のコーナーはこちら。

「☆図書館員の雑談日記☆」というコーナー。

「図書館の裏側や、豆知識などあれやこれやを紹介する」(←記事より抜粋)コーナーです。

紙風船が就労訓練をおこなっていることは、確かにほとんど知られていません。

そのことを取り上げたいと言って頂いたのです。

 

3人(吉見館長、担当者さん、私)であれこれお話すること小一時間。

「障がいをお持ちの方の就労訓練」として企業実習で図書館にお世話になっているわけですが、

話しをしていると「働くために大切な事」は、障がい者も健常者(敢えてこう呼ばせて頂きます)も変わりないということが見えてきます。

何より、紙風船で大切にしている「挨拶、返事、声掛け、確認、報告、連絡、相談」の大切さや、

自分なりの工夫や効率化を思いつくのは良いけれど、「仕事」の場合はまずは「基本の手順を手順通りにやっていくことの大切さ」→意見を言うのは、基本が習得でき、その仕事を任せても大丈夫という信頼を得てから!

という話題の時は3人とも

「そうそう!」

「わかります~!私も入った当初は報告が課題でした…」

「今思えば、周りの皆の気遣いに甘えていました。席をはずすときに声かけをしていなかったんです…」等など、盛り上がってしまいました。

 

苫小牧市立中央図書館の広報紙「ぱぴるす」

「☆図書館職員の雑談日記☆」に今後掲載されるそうです。

乞うご期待!

いずみまさこ

 

 

 

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