制度の見直しに当たっての基本的な考え方
これまでの臨床研修の状況を踏まえて、より良い医師の育成のための「医師としての人格のかん養とプライマリ・ケアの基本的な診療能力の修得」という制度の基本理念、および基本理念を具体化した到達目標を前提として、当面、次のような基本的な考え方に立って臨床研修制度等を見直すべき
ということで
まず
研修プログラムを弾力化
これについては
必修の診療科は内科(6か月以上)・救急(3か月以上)にとどめる
これらの診療科における研修は原則として1年目に実施
そして
内科・救急以外で従来必修とされた科目(外科・麻酔科・小児科・産婦人科・精神科)は
新たに選択必修診療科として位置づけてこの中から各研修医が2診療科を選択
研修2年目には十分な指導体制の下で地域の第一線の病院・診療所において
研修を行う地域医療研修(1か月以上)を必修とする
ま~これが大筋
さ~そこでここからがプログラム責任者たる腕の見せ所ってこと
いろいろ秘策をすでに練り上げていますので
今しばらくお待ちくださいね
続いて
医学部教育改革の動向や専門医制度の検討の動向等を踏まえて
卒前・卒後の一貫した医師養成を目指した臨床研修の質の向上及び学部教育の更なる充実
これは卒業前教育との関連性をもっと高めていこうってことなので
今後期待していけばいい
さてちょっと気になったのは
研修医の募集定員及び受入病院のあり方の見直し
神奈川県ではどうか?
なんと46名の募集枠のマイナス値
これがどの病院がターゲットとなるのか・・・・・
今はしっかりとした研修を提供するのみ
そうしていくことが今は大事と考えます
というわけで
何かと騒がしかった1日でした