2016年11月27日 老いる事

　人は誰でも生まれた時から老いていく、なんて誰かが言っていたけれど実感するのはずっと後の事。個人差はあるが一般的には50代に入ると、感じるのではないか。こちらはまさにその年頃。悔しがったりそれに対して怒っても仕方がない。頭では分かってはいる。でもどこか、納得できていないところがあって、悶々としてしまう。かなりの圧が掛かっているのを感じて不快。毎日がスッキリしないしイライラする事が多く、気分にムラがある。自覚症状があるだけマシなのか。この状態はいつまで続くのか。ストレス発散を自分なりに心がけ、何とかしないと拙い。これも分かってはいるが上手い対応の方法にたどり着けない。ああ、ああと思いながら日々が過ぎる。このままでいいのか、いいわきゃないでしょの繰り返し。10代後半にも似たような経験をした。精神状態が不安定だった。あの頃はまだまだ未来があったし、死を身近に感じずにいた。今は違う。心身の老化と戦いながら死への恐怖も感じてしまうのだ。誰もが通った道（若くして亡くなった人は別）とは言え、老境に入る事がこんなにも不安だとは知らなかったなー。何事も経験じゃ。