若い時には全く気にならなかったのにこのところ鬱陶しく感じるのが、地下鉄に乗った時に気になる騒音。話し声はもちろんの事（特におばあさんに近いおばさん達の会話がうるさい）、携帯電話のメール音、携帯ゲーム音などとにかく煩わしい音が多い。車中読書を楽しむ私としてはちょっとした音も気になるのです。音を出しているだけの人には分からない事情だとは思いますが。気にはなってもなかなか注意は出来ない。この不満をどこにぶつけたら良いのか。うーむ、納得がいかない。難しいのよね、これが。騒音問題はいつの時代も多々あるけれど今後はどうなって行くのでしょうか。興味もあるけれど半分はどうでも良いかなって感じ。けど、電車内で気になったらどうしたら良いのか。そこの問題の解決にはなーんもなってないしな。あー、困った。
仕事が早めに終わった水曜日。ここで寄り道しないなんてもったいない。しかも見たい映画がある。ずっと見たいと思っていたケンイチ松山と永作博美主演のみるめ＆ユリの冬のいかれた恋物語を堪能してきた。原作は正直、買うほどのものではなし。本屋でだいぶ前に立ち読みして終了。ほんの１０数分で読み終える様な単純明快な内容だった、私にとっては。だから映画になった姿には結構感動。随分話を膨らませていい話に仕上がっていたんじゃないの。井口奈己監督、凄いわ。それに彼らのセリフがなんと自然な事か。画家役のふたりを除いてとってもいい感じだったもの。蒼井優ちゃんと忍成修吾さん、それと温水洋一氏ここらは自然体の演技が素晴らしかった。芝居してるって感じがなかったのですから。今後に期待しています。前向きな気分にさせてくれる作品をお願いします！ そうそう音楽もなかなか良かった。鼻歌まじりに口ずさみたくなるフレーズだったもの。さて次は何を見に行こうかな。日本映画も捨てたもんじゃない。と思うのは私だけではないでしょう。今日の新宿武蔵野館は満席でしたから。
午後２時の便で長男（２２）が台湾へ出発。何を考えての台湾なのかいまひとつ分からない。が、時間が自由になるこの時期ならではこその旅なので多いに楽しんできて欲しい。ちっこい国ゆえすぐに全体を見回せそうな気もするけれど・・。どうなのでしょう？ 新幹線のような鉄道も開通したとかでそれに乗るのが楽しみなどとのん気な話をしていたな、確か。もうひとつって言うか最大の関心事は同行者の彼女の事。はっきり言わないが母親としてはピンと来るものがある。ひとりだったり今までの男友達との旅なら大した目的もなく、ただ新幹線に乗るからなんて旅には出なかった子だもの。彼女に言い寄られたかここらが良いんじゃない？ と提案して一緒に出掛けたと思われる。面白くなーい！ 昨夜も送り出す行ってらっしゃいメールには嫌味で”仲良くいい旅を”と入れといた。自分でも嫌な奴、と思うがそのくらいの一言は許して頂きたい。誰にその許しを請うのかが問題ですが。
とーっても懐かしい事件。懐かしいなどとのん気に表現したら被害者には失礼かも知れませんが・・・・。けど、２７年前の事件ですよ。最初の逮捕からは約２２年半。当時は物凄い取材合戦がくり広げられた。あれは凄かった。林真須美のカレー事件や麻原彰晃のサリン事件あたりと同じ感じかな。アメリカには殺人事件にも時効がないとの事。それにしたって何を今更？ どうなっているのかは分からない。今後はどの様に展開してくのでしょうか。はっきりとして頂きたいものですが果たしてきちんとした答えが出るものか。期待しています。あいまいなままにおしまいにして欲しくない。あの事件を知る人は殆どがそう思うんじゃないかな。それにしても今の若い記者は事件そのものを知らない。流れたのよね、それだけの時間が。三浦和義自身にもそれは顕著に表れている。
仕事の帰り道寄り道をして、御茶ノ水駅に降りた。物凄い春一番が吹き荒れる中街を散歩。それにしても凄い風だった。何だか分からないけれど私はこの街が好き。数年前に、短期のバイトで働いていた某大学にも行ってみた。シーンと静まり返っている感じでいと寂びし。聖橋あたりの景色が特に気に入っているのでそこらを歩き、とてもいい気分。風がここまで吹いていなければもっと良かったのですが。まぁそれは仕方がないでしょう。東京の街も先週の神楽坂の様に歩くとたくさんの発見がある。次回はどこに行こうかな。ダンナと結ばれ、今も我が家全員の本籍地の渋谷区恵比寿を訪ねようか、或いは新婚時代を過ごした練馬区平和台を歩こうか。考えるとその他にも東京で訪ねたい場所がいくつもある。それだけ時間が経ったのね。悲しいようなしょうもない考えの様な。ここまで生きて来たらこんなものか。誰かさんじゃないけれど、東京散歩を楽しもう。
