ロバートデニーロってやっぱり凄い！ 今更何言ってんの？ って話かもだけれど。おどろおどろしい（？）犯罪者役が特に上手い。14年の刑期を終え、やっと自由の身になったのに自分を貶めたと思いこみ、弁護士家族に復讐する話。なんて内容だー！ っと一旦は観るのを止めようかとも思ったが、デニーロさんの目に負けた。狂気を帯びたような優しいのに怖さを持った目。大した演技力だ。目で演技するなんて普通じゃない。途中の描写は嘘っぽいところや観るには耐えがたい場面もあり、またしても観るのを断念しそうになったが、やはりラストを知りたくて見続けた。荒れ狂う（？）川の水にのまれて行くラストシーンもすさまじかった。ご存命ではあるようだが、最近は映画出演もないようで隠居生活なのか？ 年齢は81歳となるのでそれも有り。老いてからのデニーロさんの姿を全く見ていない。それが本人の意向なのだろうか。
映画館へ行ってまで観たい！ と思える映画がしばらくなかった。カンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞し、存在を知った。監督の早川千絵さんの名を知ったのもその時。女性監督としての視点にも注目。45歳と言う年齢で老いをどう捉えたのか。単に老いをテーマにした作品ではない事はタイトルから伝わってくる。今朝の新聞にインタビュー記事があり、映画の中で制度を作った政府に触れていた部分が興味深かった。「新しい制度をどんな人が作っているのかなかなか見えてこない。意見が反映されず、いつの間にか政府に密室で決められている感じ、反対したくても抗いたくても、抗う相手の顔が見えない状況を表したかった」と。ハッキリと意見を述べていて心地良い。この人が作ったものなら面白いに違いない、と思い更に観たい気持ちになった。ただ―この暑さが外出を妨げる。暑さに負けてなかなか出かけられず。酷暑が一旦落ち着くまで待ちたいが、それまで上映期間が終了しない事を祈りたい。
先週末、気象予報士たちが「来週にも関東地方の梅雨明けが～」などと言い合っていた。ホンマかいな？ と半信半疑で聞いていたが本当になり、本日梅雨明けが発表された。どないなっとるん。異常気象も大概にせーや、と言いたいが誰に言ったらいいのやら。6月の気温とは思えない状況が続き、関東地方の各地でも6月としては史上最高気温が出たりで聞いているだけでも💦が止まらない。そもそも梅雨があったんですか？ と聞き返したいくらいに☔の日は少なかった。通常ならこれから大雨が降るのではなかったか。土砂災害などが無さそうで良かったのかも知れないが、このままでは完全に水不足の夏になるのでは？ 電力不足に水不足。物価高騰に円安。どこまで行っても日本にとって良い事がないようなー👇 夏には外国からの観光客が増えて日本経済が潤うなどと考えている人々もいるようだが、それはそれで別問題が生じそうで怖い。
派遣先のバイト仲間との会話は適当にあしらわないとストレスになる。先日も仕事が全く忙しくなかったので、勤務中に様々な話をした。相手は年若だが、職場ではこちらよりは上の立場。その為か一応は気遣いながらの会話となった。彼女は話し上手で乗せ上手。その手に引っかかった？ と言うのかついつい話さなくてもいい事まで喋ってしまった。相手にとっては社交辞令的に聞いて来た事なのかもしれない。だからまともに相手にならなければいいのだ、と理解しているつもりだったのに・・・・。珍しく帰宅後に思い出して嫌な気分になった。個人的な会話が個人情報保護に該当するか否か、彼女がどこまでそれを守ってくれるかも不明。ひとりの口から次々と他人の耳に漏れるようだと面倒だし、嫌だなと改めて思った。と同時に、無駄口はたたかない方がイイ！ と自分に言い聞かせた。
短期の派遣バイト先の担当者が交代。短期のバイトとは言え、トータルでは10年近くお世話になった。今度のバイト前にも担当者に連絡をしたが、返信はナシ。担当が変更になったのだな、と思い今までの御礼メールを送信。それでも返事は貰えなかった。派遣社員と担当者の関係なんてそんなもの、と割り切ればいいのか。と、思いつつ就業前研修に参加。そこには前担当者の姿があった。「何度もメールをお送りして失礼いたしました」と私。それに対する答えは「今回から〇〇さんがメインで担当しますんで」と控えめに言われた。要するにもう自分には連絡を寄越すな、って話なのか？ あれだけお世話になったのになーと心中、寂しい気持ち。こちらがそう思っても相手には通じていないのだからしゃーない、と諦めるが。その後、仕事仲間に事情を話すと彼女らも似たような対応をされたらしく、不満爆発💣 コミュニケーションって一方通行ではダメで相手と通じ合って初めて成り立つもの。雇われる身は何も言えないが寂しい、出来事だった。
