まちのさんぽみち

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10月の俳句

2017年10月13日 | はいくのこみち
今月も一生懸命作ったつもりだけれど、
自分で、これはいい、なんていう俳句は、
なかなかできないもので、
たくさん作ってたくさん捨てろと言われるけれど、
捨てろと言われれば、
ほとんど捨てなくてはならないような気がするし
せっかく作ったんだから、
このまま残しておこうなんて思うと、捨てられなくなる
困ったな・・・

でも、そろそろ投句の時期も近づいてきたので、
いったん今月はここで締めくくって、
来月もがんばろう

○うろこ雲母に合はせる歩幅かな     (郭公)
○ゆさゆさと風を運ぶは大すすき
○秋時雨見上げる窓や暮れ泥む
○いわし雲苅田に赤き稲刈り機      (郭公)
○コオロギの跳ねて玄関を開ける

うろこ雲夕日の色に広がりぬ
稲の香や風に向かひてウォーキング
日に映えて足元に早や垂り穂かな
鰯雲手話は心の目で通ず
草むらにほんの小さきバッタかな

剥く梨をじっと見つめる三歳児
稲刈りや手話サークルを欠席す
稲刈りや台風近し汗落ちぬ
雨予報読みかけの本マスカット
台風やSF小説寝転んで

電気点くコオロギ逃げる勝手口
朝顔の蔓にチョンチョン雀かな
手の苦き幼き頃の彼岸花
くびかざり見せて回った彼岸花
青い空キャンバスに咲く秋桜

彼岸花摘む手の苦し幼き日
彼岸花抱えて見上ぐ幼き目
青空や稲刈りの音遠くから
秋桜や友の頭の見え隠れ
秋雨の窓打つ音や日の暮れし

鈴虫や本を開きしままに聞き
鈴虫や湯船に浸かる窓の外
椋鳥の声のうるさき朝寝かな
大ぶりのゆで栗を五個ずつ分ける
コスモスや教室ぐるり咲き揃ふ
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