桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

窯籠 partⅡ

2020年11月30日 12時16分12秒 | 活動報告

昨夕17時30分に320℃になったのを確認後、少々低めではあるが窯籠めを

決定し通風孔、煙突と順次閉鎖して17時50分に終了。

目塗をして今シーズン初の炭焼きを終了。120時間5分の所要時間。

今までに貯蓄してある材料だけでも当分の分はあるが雪の降らない内に、

材料を確保しておくため12月2日に山行きが予定されている。

 

             直ぐに使える材料

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炭焼き6日目、お窯さまご変心?

2020年11月29日 17時00分50秒 | 活動報告

昨日の様子から遅くとも午後の陽の高い内には終息するのではないかと勝

手な予測をしていたが意外な展開となった。昨年度終盤の1窯辺りの時間

は約110時間だったからそれに似た結果になるのかと思われた。

尤も、今回は冷え切った状態からの初めての炭焼きだから条件的には異な

るが。6時、210℃、8時で224℃、9時240℃は時間当たり15℃位の上昇そん

なに低い温度ではなく調節次第でこれから上昇していくかのように見えた。

しかし10時260℃、11時262℃と上昇が止まり今日の窯籠めは断念の空気

が流れる。調節後も13時266℃と相変わらず上がらない。

15時に270℃になった所で通風孔、煙突の調節をし本日の窯籠めを試み

る。16時290℃になったのでここで煙突、通風孔ともに全開し精錬作業を開

始する。17時314℃で煙突内部が少し白くなってきた。

ここからは50℃の上昇にかかる時間はそんなに長い時間はかからないと思

われる。

       14時30分ころ、終息しているかと思っていたら煙・・・・

         17時、外の煙・水蒸気の量は未だ多い

          煙突内部は若干白くなりかけ

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炭焼き5日目、3晩越しを迎える

2020年11月27日 17時47分34秒 | 活動報告

晴天続きから一転し天気が崩れ始めると冬特有の気圧配置が強まり

『一雨欲しいなー』は死語になる。畑仕事、山仕事にとって晴れ、雨共に

必要なものだが人間様が望むようにはならない。人間の起源は定説が覆

され30万年とか、地球は45億年前らしい。

落語の枕で『地球の天気は45億年も前からやっている。人間が生まれて

からの年月を考えてみなさい。天気から見れば人間なんて赤子以前のも

の。人間が天気予測などできるはずがない』御尤も。

一瞬の晴れと雨の一日、窯は温度が動き且つ、窯籠めが夜中になる恐れ

か否かの分岐点ともいえる。6時のチェックは110℃と昨夕より24℃の上昇

で白い煙が幾分か減ってきた。

9時124℃、11時30分135℃、15時160℃と推移していく。

この間、煙突・通風孔ともに大きな調整はなく順調なカーブを描く。

明日は350℃以上にまで温度を上げて窯籠めとなる。

                 14時ころ

                17時ころ(ぴんぼけ)

               17時ころ 月と炭小屋

            

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炭焼き4日目、安定状態

2020年11月27日 17時47分34秒 | 活動報告

昨日の最終温度は17時で84℃だったものが今朝の朝一でも同じ84℃を保っ

ていた。今晩を80℃台をキープすればいいので通風孔の微調をして様子を

見る。

11時に86℃、16時30分も86℃で煙突・通風孔ともにそのまま。外の煙突から

の煙は如何にも炭焼き順調、のように漂っている。

木酢液は出てはいるがいつもより少ないような気がする。

明日は温度の動きが出てくるので要注意?

              9時30分過ぎ

                  17時ころ

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炭焼き3日目、点火

2020年11月26日 17時09分01秒 | 活動報告

体感的には晩秋から初冬への移り変わる途中のように思うが、曇り続きの天

気のせいか朝の冷え込みに厳しさはない。家からいつもの道を走ると道路

わきには落葉が吹き溜まりになり、あちらこちらでイノシシが餌を探すため

にほじくり返したり、掘ったりしている。私たちにとって害獣であるが、イノシ

シも生きるために必死で餌を漁っている。あの体重を維持するだけの食料

を毎日々、ゲットしなければならない。もし食いはぐれたら空腹のままひと

眠りし、また餌探し。ミミズやサワガニなどを好んで食べているようだが相当

な量を食べなければ空腹は免れない。

被害に遭うと腹立たしいが一方でイノシシも大変なんだと同情する。

炭焼きは3日目に入り点火、木酢液採取開始となった。焚き木を1/3くらい

残した状態で朝6時、温度は64℃のため通風孔を少し開け焚き木を追加し

て温度上昇を待つ。9時、70℃になったので点火を促すため通風孔を全

開、煙突は枝木大を置き更に焚く。

10時、72℃になり煙突全開。11時、76℃になったのをみて点火とする。

同時に木酢液採取を始める。その後、焚口を閉鎖する。15時、80℃とな

る。以後、通風孔の微調を続ける。今晩を含めて3晩越しが始まる。

                 9時30分ころ

                7時ころ、煙がおんぼらと・・・・

               通風孔の調節中

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